超ときめき♡宣伝部の6人が主演を務める、リアルタイムドラマ(通称:リアドラ)シリーズの第1弾『リトライ、青春!』(Rakuten TV)が3月29日(金)、30日(土)、31日(日)に生配信。そんな生配信を控えたメンバー6人にインタビュー。現在の心境や、見どころを聞きました。
演じている様子をリアルタイムで配信し、生だからこその“臨場感”や“没入感”を体感できる新しいエンターテインメント作品「リアドラ」。作品の内容の一部を視聴者に投票してもらうなど、 生配信だからこその試みを盛り込んだ演者と視聴者で作り上げる新感覚なドラマだ。
高校2年生のそら(辻野かなみ)、菫(杏ジュリア)、苺(坂井仁香)、桃華(小泉遥香)、日向(菅田愛貴)、翠(吉川ひより)。生徒から人気の梨乃先生に集められた初対面の6人は、3年生を送る会(三送会)でダンスパフォーマンスをすることに。
苺は赤点免除を条件に、みんなには内緒でチームのリーダーに任命される。バラバラのチームメートたちをまとめようと奮闘する苺だったが、本番直前、ある事件をきっかけにチームに亀裂が入る。「留年やだぁーーーーー!」と願いを込めると、なんと時間が30分前に巻き戻り、事件が起こる前にタイムリープしていた…。
苺は仲間のピンチを救うため、告白を成功させるため、そして、本番を成功させるため、学校中を駆け回り、全てがうまくいくようにリトライし続けるが…? そして次第に明らかになる6人が集められた本当の理由。果たして、6人は心をひとつに三送会のパフォーマンスを成功させることができるのか。
◆生配信が迫ってきましたが、現在の心境を教えてください。
坂井:発表したときは本番まで2か月ぐらいあったのに、もうすぐ配信初日を迎えるということにびっくりしていますし、少し焦りもあります。ですが、監督もとても優しくご指導してくださっていたり、共演者の方々も演技の先輩として私たちの演技を見てくださって、「ここはもっとこうした方がいいんじゃない?」とアドバイスを頂いていて、本当に毎日楽しく稽古しています。
杏:今はまだどこにカメラがあるのか、立ち位置をどうするかなどが何も決まっていない状態なんです。そんな中、もうすぐ実際に使う学校へ行けるのでドキドキもありながら、ワクワクもあって、本番までの期間、みんなで作り上げていけたらうれしいなと思っています。
◆それぞれ演じるキャラクターについて教えてください。また意識していることはありますか?
辻野:私が演じるそらは、生徒会をやるような真面目なタイプではあるのですが、落ち込んだり、怒ったりと感情の変化が激しいキャラクターなんです。普段の私はそらと真逆であまり感情の変化が激しくないので、感情を出すのが難しくて苦戦をしているのですが、うまく表現できたらいいなと思っています。そして、見てくださる皆さんに楽しんでもらえるように、新たな自分を出せるように頑張って稽古しています。
吉川:翠は、物語の中でコメディ要素を担っているキャラクターなのですが、そんなキャラクターを演じさせてもらうことができてうれしいなと思っています。一方で、翠の性格はちょっと空気が読めなかったり、甘え上手でみんなを頼ったりする感じの役なので、もしかしたら物語の中でみんなのことを混乱させてしまうところもあると思います。そういうところは自分とはかけ離れているかもしれないですが、自然とやってしまうのが翠だなと思うので、翠を果たせたらなと思います。
小泉:私が演じている桃華は、フォロワーがたくさんいるインフルエンサーで若い子に大人気の女の子。なので、自分なりにインフルエンサーっぽくやってみたり、トレンドを意識したような表情作りだったり、自分がかわいく見える表情作りを意識したりしています。そして、芯がある真っすぐなところや、自分の思っていることを曲げない性格は似ていると思いますし、好きなところでもあるので自分らしさを大事に演じられたらいいなと思っています。
菅田:私が演じる日向ちゃんは僕っこで、不思議ちゃん。いろんなことに興味津々で、盛り上がっているところについていくとか、そういう起きたこと全部に反応する役です。自分にとって挑戦の役だなと思って、今頑張っているのですが、監督さんから「うまくやるという意識を持たなくていいよ」と言っていただけて。その言葉がすごくうれしかったので、自分らしく、自分が考えた、自分が思う日向ちゃんを演じられたらいいなと思っています。
坂井:私も苺と同様に学生時代、赤点ギリギリみたいな学生だったんです。なので、台本を読んだときに、自分の学生時代について書かれている感じがして、私の学生時代を見ていたのかなと思ってしまいました(笑)。この中で役が一番自分に近い方だと思うので、最初は自分を役に寄せるのか、役を自分に寄せるのか、どうしようかと結構悩んでいたのですが、演じていくうちに、その中間で苺として生きていけるような感じがしました。今は自分の想像で苺はきっとこうやって言うだろうと考えてせりふを言ってみたら、共演者の方たちに「え、今演技していたの?」と言っていただけたので、自信をつけながら頑張っていきたいなと思っています。
杏:台本を頂いて読んだときは菫ちゃんと自分は近い部分があるかもしれないなと思っていたのですが、役を作っていくにつれて菫ちゃんの普段のスタンスや言動に個性を出したいと思うようになったんです。菫ちゃんがとても陽なキャラクターで、「周りは見ていません。自分だけの世界です。イェイ」みたいな感じなので、菫ちゃんのそういった陽キャな部分をしっかり演じられるように、これから本番まで頑張っていきたいなと思っています。
◆この物語の魅力や面白さはどこでしょうか?
小泉:タイムリープをドラマの中で表現するというのが、本当に夢のような世界ですし、自分たちもドラマや映画でしか見たことのないお話という印象がすごく強くて。今回、このタイムリープが1つの肝になってくると思います。ただ台本を読んでいるだけでは正直まだ分かっていない部分も多いので、今後実際に現場に行ってみて、たくさん稽古をしていくことで、だんだん分かってくるものなんだろうなと。笑いあり涙ありのすごくグッとくるお話だと思いますし、ご自身の恩師の方と照らし合わせたりもできる作品なんじゃないかなと思うので、いろんな方に共感していただける作品だと思います。
菅田:台本を読んだ瞬間に青春コメディだなと思って。本当に青春を感じる要素がたくさんあるのですが、面白いキャラクターも登場してきて、くすっと笑えるような作品になっています。そして、1人ずつの成長がしっかりと見える物語にもなっていて、見てくださる方に共感してもらえるところがあると思うので、一緒に共感しながら青春していただけたらなと思います。
◆生配信ドラマという新たなジャンルに初めて挑戦されるわけですが、いかがですか?
杏:初めて聞いたときに「どういうこと?」と思いました(笑)。ですが、ドラマだと前に撮ったものをみんなで見たり、舞台だとお客さんは正面の同じ視点からしか見られないですが、この作品はそういうドラマや舞台とはこういうものだという概念を覆すような作品になっています。ドラマだけれど実際にその物事がリアルタイムで動いていたり、舞台と違ってカメラのスイッチングによっていろんな視点から見えたりする良さがあります。SNSと連動した企画もあるので、見ていただける方にはよりこの作品と同じ時間を体験していただけるような作品になるんじゃないかなと思っているので、楽しみに待っていただけたらなと思います。
◆役としてメンバーと絡む中で、あらためて気づいたことや新発見はありますか?
坂井:かなみん(辻野)とは10年くらい一緒にいるのですが、公開稽古のときみたいにあんなふうに詰められたことがなかったので驚いています。普段、私が「こうしたいんだけど」と言うと「いいよ、いいよ」みたいな、ポジティブというか、あまり負のオーラみたいなのを感じたことがなかったですし、今後も絶対に怒らせたくないなと思いました。
辻野:これからそういうキャラになっていこうかな(笑)。
坂井:それは、やめて(笑)。どちらかというと私の方が普段は感情的な方で、かなみんはふわんとした感じ。だから、かなみんまで感情的になってしまったら、超とき宣が成立しなくなっちゃう…。
辻野:感情を出しすぎてしまったら迷惑かなと思ってしまって、引いてしまう自分がいて。好きなことや楽しいことは出せても、そういう怒るとかネガティブなことを出すのが私は特に苦手なのですが、その中でそらはそういった感情を結構分かりやすく出すタイプだったので、苦戦しましたし、「こんなにやって、みんな大丈夫かな?」みたいなところもありましたが、「私はそら。辻野かなみじゃない」みたいなマインドでやらせてもらっています。
菅田:ひよりん(吉川)の翠ちゃんが本当にかわいくて。普段は面白い方向に走ったりするところもあるのですが、このお芝居の中ではひたすらにかわいい。面白いところもあるけど、かわいいが強くて、いつもお稽古しているときに、「すごくかわいい。マッチしている」と思いながら見ています。
吉川:翠はこの中で一人だけ青春の中に恋愛要素があって、立ち向かっている姿がかわいいのかな? でも愛されるキャラだなとは思っています。ただ物語の中であまり空気を読みすぎると、翠が成立しなくなってしまうことに最近気がついたんです。みんなが怒っていても、自分の考えていることだけをみんなに発信しなくてはいけないなと。普段はわりと空気を読んでいる方なので、翠を演じるときはあまり空気を読まず、自分に真っすぐに、みんなに言葉を伝えたいなというところを意識しています。
◆監督からの言葉で印象に残っていることはありますか?
吉川:「挑戦することを怖がらなくていいよ」という言葉を頂きました。私たち、超とき宣として演技をするのは初めての挑戦で。新しいものに挑戦することはすごく怖いことだと思ってしまうのですが、共演者の皆さんも本当に優しい方々ですし、稽古をする中でどっちの言い方が翠に近いのかなど疑問点が生まれたときに、すぐに監督に聞きにいくと、道を開いてくれるような答えを出してくださるので、すごく安心して挑戦できる環境にいるなと感じています。そして初めて演技に挑戦するのが、平林(克理)監督の下でよかったです。確かに本番は怖いですが、それまでにさまざまなせりふの言い回しや行動に挑戦できそうですし、自分なりにいろんな模索もできそうなので、本番に向けて一番いいものを見つけたいなと思っています。
◆主題歌「リトライ、青春!」の注目ポイントを教えてください。
小泉:自らハードルを上げますが、めちゃくちゃいい曲です。タイムリープ作品にかけて、「ずっと同じ歌を歌ってる」「同じダンス踊ってる」という歌詞が出てきます。そういう歌詞は今まであまり見たことないなと思っていて、この作品ならではの歌詞だなと。さらに「ドラマを起こそう」というような物語にリンクした歌詞も出てくるんです。疾走感もあって明るく元気で、パワーをもらえる曲だなと思うので、たくさんの人に聞いてほしいです。今まさに学生生活を謳歌している方はもちろん、何かしらで青春したなという方まで、全ての皆さんに青春を感じてもらえたらうれしいなと思います。
坂井:私たちにとって、この曲は作品が終わった頃には青春ソングになっていそうだなと思っています。今ほぼ毎日のように稽古をしている状態で、みんなで頑張って駆け抜けているので、最終日はこの曲を歌いながら泣いてしまうんじゃないかと。お芝居なので、泣いちゃいけないんですけど。でも、私たちにとっても青春の曲になりそうだなと思っています。
◆このドラマを成功させるためにしていることはありますか?
辻野:監督さんたちも含めて、みんなで1人1人の役について話し合ったり、相手から見た私の役はどういうふうに見えているのか、すごく話し合っています。自分の役を理解した上で演技すると、その役なりの言葉が出てくると思うので、そういうところで、もし何かトラブルが起きてもカバーできるのかなと思っています。失敗はしてはいけないですが、例えばカメラが次に切り替わらないとか、何かトラブルが起きたときに対応できるように。
杏:みんながその役になっていられたら、きっとそういうトラブルの間もつなげられるだろうし。ライブなどでは歌詞や振りを間違えたら失敗だと思われてしまうかもしれませんが、演技だからこそ間違えても失敗ではないのかなと。その役で居続けて、その場でその役が言いそうなことを言ったり、動きをすれば、失敗にならないのかなと思う部分もあるので、それぞれ自分の役として生きることを大事にしていきたいです。
坂井:見てくれる方は台本を知らないので(笑)。何かあったときの対策も込めて、すぐに役らしい言葉が出てくるように役を生きようと生活しています。
辻野:せりふが違っても、そういうバリエーションなんだと思ってもらえたらいいなと思います。実際に配信される3日間の演技は少しずつ変わっていくので、その変化も楽しんでいただけたらうれしいです。
◆生配信ということで心配はつきないと思いますが、3日間の楽しみはありますか?
杏:1日目と3日目で同じことをしていても、きっと私たちの感情だったり、それこそ実際にやってみての経験も加わって、演技が変わっていくんだろうなと思うので楽しみです。
坂井:苺と桃華ちゃんと翠ちゃんが絡むシーンがあって、そこが3日間変わってくるのかなと思っています。そのシーンは変えようと思って変えても面白いシーンで、本番までお互いどういうアプローチをするのか知らないで臨んでも楽しいのかなと。遊べるシーンなので、楽しみにしています。
PROFILE
超ときめき♡宣伝部
辻野かなみ
●つじの・かなみ…1999年6月2日生まれ。埼玉県出身。超ときめき♡ブルー。
杏ジュリア
●あん・じゅりあ…2004年1月15日生まれ。東京都出身。超ときめき♡パープル。
坂井仁香
●さかい・ひとか…2001年7月25日生まれ。神奈川県出身。超ときめき♡レッド。
小泉遥香
●こいずみ・はるか…2001年1月5日生まれ。埼玉県出身。超ときめき♡ピンク。
菅田愛貴
●すだ・あき…2004年12月20日生まれ。東京都出身。超ときめき♡レモン。
吉川ひより
●よしかわ・ひより…2001年8月12日生まれ。千葉県出身。超ときめき♡グリーン。
番組情報
『リトライ、青春!』
Rakuten TV
2024年3月29日(金)、30日(土)、31日(日)午後3時~LIVE配信予定
<キャスト>
超ときめき♡宣伝部(辻野かなみ 杏ジュリア 坂井仁香 小泉遥香 菅田愛貴 吉川ひより)
キタキマユ 岩井拳士朗 若林拓也 大島由香里 中村まこと
<スタッフ>
企画・プロデュース:熊谷喜一 岩倉達哉
プロデュース:城田信義 大塩秀太 今川広樹
監督・脚本:平林克理
<配信チケット情報>
【3日間通しチケット】
チケットのみ:13,200円(税込)
応援グッズ付き3日間通しチケットセット:16,850円(税込)そらver./すみれver./いちごver./ももかver./ひなたver./みどりver.
https://live.tv.rakuten.co.jp/content/469569/
【各公演単独チケット】
チケットのみ:5,500円(税込)
応援グッズ付き視聴チケットセット:9,150円(税込)そらver./すみれver./いちごver./ももかver./ひなたver./みどりver.
3月29日(金)公演チケット:https://live.tv.rakuten.co.jp/content/469571/
3月30日(土)公演チケット:https://live.tv.rakuten.co.jp/content/469572/
3月31日(日)公演チケット:https://live.tv.rakuten.co.jp/content/469573/
※応援グッズは役名入りTシャツと応援ロゴ缶バッチ。
視聴方法詳細:https://tv.rakuten.co.jp/static/guide/
公式サイト:https://retry-tokimeki.com/
X(旧Twitter)&Instagram&TikTok:@retry_tokimeki
●hair&make/佐々木愛 styling/加藤みゆき 衣装協力/SPINNS
©リアドラ「リトライ、青春!」製作委員会