【#今旬コレクション】永瀬莉子、“すばかな”で共演の生田絵梨花を尊敬「気遣いや仕事に対する姿勢に日々影響を受けています」

特集・インタビュー
#今旬コレクション
2024年09月21日

【#今旬コレクション】永瀬莉子

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第89回はドラマ『素晴らしき哉、先生!』(ABCテレビ・テレビ朝日系)に出演中の永瀬莉子さんが登場です。

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」永瀬莉子

◆ドラマもいよいよ後半となりましたが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?

りお先生(生田絵梨花)を中心に、3年C組のみんながどんどん一つにまとまっていって、とてもいい雰囲気で撮影が進んでいます。私を含め、生徒のみんなが生田さんのことを本当の先生のように慕っていますし、授業のシーンもすごくリアルで本当に授業を受けているような感覚になるんです。テストを受けているシーンやお昼休みのシーンだけでなく、ちょっとしたシーンでも、“あ~こういうことあったな~”と懐かしくなります。自分が学生だった頃を思い出しながら撮影に臨んでいますし、それはこのドラマを見てくださっている方にも共通して言えるんじゃないかなと思います。ぜひいろんな世代の方たちにご自身の学生時代を思い出しながら見ていただけたらうれしいです。

◆生田さんや共演者の方からお芝居を通じて影響を受けた部分はありましたか?

生田さんは、誰よりもせりふの量が多いのに台本を見ているイメージがなくて、少しの合間でも私たち生徒とのコミュニケーションを欠かさない印象です。生田さんの気遣いや仕事に対する姿勢に日々影響を受けていますし、お芝居の面だけでなく、人としてもお手本にしたいすてきな方だなと尊敬のまなざしで見ています。あと、このドラマは掛け合いが多く、せりふにないところでも生徒同士が掛け合いをして、常にわちゃわちゃした空気なのですが、中でも小村悠馬役の橘優輝君はアドリブ力がとても高いんですよ。みんながクスっと笑顔になるようなワードをポンポン言って、みんなをその空気感に引っ張っていってくれてすごいなと思います。

◆もし、ご自身の高校時代にりお先生と出会っていたら相談したいことなどはありますか?

う~ん…(しばし考えて)私が高校生の頃は既にこのお仕事を始めていたので、スケジュールの都合で授業や行事に参加できないことも多くて…高校生活を送っているようで送れていないようなもどかしさがあったんです。時には不安になったりもしたので、りお先生に相談できていたら心強いだろうなと思います。

◆りお先生だったら何でも素直に話せそう?

そうですね。りお先生は年齢も近くて、私たちの世代に共感してくれる部分もあると思いますし、生徒の環境や心情をくみ取って寄り添ってくださるので、すごく相談しやすいと思います。

【#今旬コレクション】永瀬莉子

◆ご自身は他のキャストの皆さんと現場でどのようにコミュニケーションをとっていましたか?

私はお菓子が好きで撮影の合間に食べたりするんですが、一人で食べるのではなく、みんなにも食べてほしくて(笑)。現場に行く前にコンビニで、梅シートやグミを必ず買っていって、いつも劇中で使うスクールバックの中に入れてキャストの方たちに渡していました。みんなで共有したいという気持ちが昔から強いんです。

◆人のために何かしてあげたい思う、世話焼きタイプだったりしますか?

そうかもしれないですね。特におじいちゃんおばあちゃんが困っている姿を見ると放っておけないです。

◆いろんなエピソードがありそうですが、特に印象に残っているエピソードやシチュエーションはありますか?

雨の日に転んでしまったお年寄りの方がいて、すぐに周りの方が助けてくれたのですが、よくよく見ると雨がたくさん降っているのに傘を持っていないなと思ったんです。すぐ近くのコンビニに傘を買いに行って、もし引き返していなかったら自分のものにすればいいやと思ってその場所に戻ったら、軒先で雨宿りをされていて。傘を持っていないことを確認して、無事に渡すことができてホッとしました。

◆とっさに行動に移せることがすごいですよね。助けたいと思ってはいても、そのまま素通りしてしまうことの方が多い中で。 

気づいたら自然と何かしているんです。でも、むやみやたらに声を掛けたりはしないですよ(笑)。お年寄りの方が困っている姿を見ると、いてもたってもいられなくて私に何かできることはないかなって助けてあげたくなるんです。それがみんなにできたらヒーローなんですけどね。

【#今旬コレクション】永瀬莉子

◆いやいや、永瀬さんに助けられた方たちにとっては立派な救世主だと思いますよ。

そうだといいなと思います。もちろん感謝してもらえたらうれしいですが、見返りを求めてやっているわけではないので。もうとにかく心配で心配で。

◆思いやりの強い優しい方なんですね。お忙しい毎日だと思いますが、プライベートではどんなことをして過ごしていますか? 

最近は友達と集まって桃鉄(桃太郎電鉄)をするのがブームになっています。そもそも私はすごくゲーム音痴なんですけど、唯一桃鉄だけは得意なんですよ(笑)。だから、すごく楽しくて。あと、桃鉄ワールドだとゲーム上でいろんな国に行けるので、家にいながら世界中を旅しているような感覚になれるんです。涼しいお部屋の中で、アウトドアな気分を疑似体験しています。

◆桃鉄で世界の名所や特産品なども知れたりしますしね。

勉強にもなるし、旅行気分にも浸れるし、一石二鳥です。

◆ちなみに勝率は?

結構強いです! 私は絶対に負けたくないのでピンチになったとしても追い抜けるように必死で頑張ります(笑)。

◆負けず嫌いな性格?

はい。このお仕事で培いました!

【#今旬コレクション】永瀬莉子

◆ゲーム以外にリフレッシュ方法はありますか?

お散歩をすることですね。時間がある時は、何駅か前で降りて歩いて帰るようにしています。単純にすごくリフレッシュになるのと、台本を覚えるのにちょうど良くて。1回家で台本を覚えて、歩きながらぶつぶつ言って誰かとすれ違うときは静かにしています(笑)。

◆頭をからっぽにするというよりは、散歩はインプットする時間であると?

そうですね。音楽も好きなので、イヤホンやヘッドホンをつけて、散歩中に聴くこともあります。最近はVaundyさんやMr.Childrenさんをよく聴いています。ミスチルさんは両親の影響で小さいころから大好きなアーティストです。

◆では最後に、タイトル『素晴らしき哉、先生!』にちなんで「素晴らしき哉、○○」と思う人や物事は?

『素晴らしき哉、母!』です。私は、周りから何を考えているのか分からないとよく言われるのですが、母はちょっとした変化にも気付いてくれたり、私のことは何でもお見通しなんです。あと、母が作るコロッケが世界で一番好きです! いつも実家に帰ったら作ってもらうのが楽しみの一つになっているので、このドラマの撮影が一段落したら、母の手作りコロッケを食べに実家に帰れたらいいなと思います。

PROFILE

●ながせ・りこ…2002年8月13日生まれ。広島県出身。B型。主な出演作はドラマ『東京タワー』『Re:リベンジ-欲望の果てに-』、映画「マッチング」「君は放課後インソムニア」など。

番組情報

『素晴らしき哉、先生!』
ABCテレビ・テレビ朝日系
毎週日曜 午後10時~

番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/subakana_sensei/

●photo/干川 修 text/星野彩乃

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