えびちゅう・風見和香、女性版SASUKEの後は「レ・ミゼラブル」コゼット役に挑戦「単独での舞台は初めてなのでドキドキしています」

特集・インタビュー
19時間前
私立恵比寿中学・風見和香
私立恵比寿中学・風見和香

昨年末、初めて開催された「SASUKEアイドル予選会」(YouTubeで配信中)で活躍し、1月13日に放送された女性版SASUKEこと『KUNOICHI2025』にも出場を果たした私立恵比寿中学の風見和香さん。アスリートさながらの真剣なまなざしで競技に向き合うさまは、アイドルファン以外にも鮮烈な印象を残しました。

そんな風見さんが、今度は俳優として2月27日(木)から上演される舞台「レ・ミゼラブル」に出演。「SASUKEアイドル予選会」『KUNOICHI2025』を振り返るとともに、今後の意気込みを語ってくれました。

◆「SASUKEアイドル予選会」配信の反響はどうでしたか?

すごい反響でした。えびちゅう(私立恵比寿中学)を推してくださってる方はもちろん、それ以外のアイドルファンの方も見てくださって。「ファンになりました」「相手をリスペクトしていていいね」という温かいコメントをたくさん頂けてうれしかったです。自分で見たら、あまりにも真剣な表情すぎて猛獣みたいな感じでしたけど(笑)。

◆身体能力の高さを存分に発揮していましたが、普段からよく運動を?

ランニングやダンサーのダンサーの先生に教えてもらった筋トレをしたり、お休みの日はバドミントンやバレーボールをしたりしています。中学のときはバレーボール部だったんですけど、昔と比べたらだいぶヘタになっちゃいました。今一番得意なのは短距離走です。普段からよく走る機会があるし、練習もずっとしているので。

◆「SASUKEアイドル予選会」や『KUNOICHI2025』に向けての練習もしたんですか?

スクワットは1日100回ぐらいやりました。あとはハードルをくぐる練習で、公園のブランコの周りにある柵をくぐったりもしました。通りすがりの人が見たら、何してるんだろうって感じだったと思います(笑)。『KUNOICHI2025』のときは、「ドラゴングライダー」対策で棒にぶら下がってからジャンプする練習をしたり、「そり立つ壁」対策で懸垂をしたりもしました。

◆最初に『KUNOICHI2025』のセットを見たとき、どうでしたか?

今までの『SASUKE』の映像を見て予習はしていたんですけど、実際に目にすると、思った以上の大きさと長さに圧倒されました。途中でプールを飛び越えなきゃいけないところがあるんですけど、想像以上に対岸までの距離があって、こんなに遠くまで飛べるかなって。何回も出場されている方でも序盤で失敗しちゃうこともあるし、気を引き締めて臨もうと思いました。

私立恵比寿中学・風見和香
私立恵比寿中学・風見和香

◆実際、挑戦してみていかがでしたか?

自分の中では意外とうまくいきましたけど、やっぱり「そり立つ壁」は高かったです。何回挑戦しても登れる気がしない、絶望感がありました。さらに先のステージがあることを考えると、とにかく挑戦し続けないと完全制覇なんて無理だなって。またチャンスを頂いたときのためにも、懸垂は続けようと思っています。

◆ほかにも「SASUKEアイドル予選会」からukkaの結城りなさん、僕と見たかった青空の岩本理瑚さんも出場しました。3人の間に絆は生まれましたか?

『KUNOICHI2025』では待機する時間もあったので、そこで話しているうちにどんどん仲良くなりました。一緒に他の出場者の方の応援をしたり、TikTokの撮影をしたり。みんな前から友達だったみたいにノリが似ていて(笑)。SNSでもグループを作って、今度ご飯に行こうって話してます。

◆両番組を見て、風見さんに関心を持った人も多いと思います。普段、周りからはどんな人と言われることが多いですか?

「真面目だね」とはよく言われます。勉強できそうって言われることも多いんですけど、そっちの方は…。本当に運動しか取り柄がなくて。バラエティで抜き打ちテストとかやると、いろいろバレちゃいます(笑)。

◆この分野には詳しくなりたいという憧れは?

漢字をちゃんと書けるようになりたいです。私はよけいなものを足しちゃう癖があるので。文字は普段から使うものですし、きれいに書けるようにもなりたいです。

◆2月からは俳優として、舞台「レ・ミゼラブル」に出演。主人公ジャン・バルジャンに影響を与えていく少女コゼットを演じます。

単独での舞台は初めてなのでドキドキしています。物語が進むうちにコゼットはどんどん大人の女性として変わっていくので、その成長をどう表現しようか考え中です。目線や表情のお芝居も取り入れて頑張りたいです。

 

◆以前からお芝居の仕事に興味はあったんですか?

ドラマを見るのも好きでしたし、昔から憧れはありました。出演してみたいのは少女漫画の実写で、お芝居でキュンキュンさせられたいです(笑)。

私立恵比寿中学・風見和香
私立恵比寿中学・風見和香

◆ちなみに、好きな少女漫画は?

「きらめきのライオンボーイ」です。相手役の男の子がちょっと天然なところがいいなって。少女漫画に出てくる男の子ってちょっと現実離れしている感じがしますけど、そこが夢があって好きなんです。

◆風見さんは運動神経抜群なので、アクションも合いそうです。

挑戦してみたいです。新体操を習っていたので、生かせそうかなって。あとやってみたいのが、ホラーのお化けの役。お化けの役を演じた人は出世するというイメージが私の中にあるので(笑)。

◆最後に、2025年の抱負をお願いします。

やりたいことを口に出すと実現すると思うので、どんどん言っていこうと思ってます。「お芝居がしたい」「少女漫画のキャラになりたい」って(笑)。年齢としては18歳になりますし、1人でいろいろできるようになりたいと思っています。憧れは運転免許とクレジットカードを持つこと。ポイントをためたりして、お得に過ごしたいです(笑)。それとピラティスも習ってみたいです。ピラティスをしている人は大人の女性というイメージがあるので。

◆今、大人の女性を目指して何かしていることは?

フェイスラインが引き締まっていると横顔がきれいに見えると思って、首の筋肉や耳の裏をマッサージしたり、舌を回して口の筋トレをしたりしています。朝と夜、最近は毎日ずっとしているので、「顔つきが変わったね」って言ってもらえたらうれしいです。

◆前髪を作ってみるなど、ヘアアレンジへの興味は?

前髪は今まで作ったことがなくて。一度ウィッグを付けてみたんですけど、違和感がありすぎてダメでした。ずっと付けていたら慣れるかもしれないけど、ほかのメンバーはみんな前髪があるので、逆にない方が見分けやすくていいかなって(笑)。

PROFILE

風見和香
●かざみ・ののか…2007年8月25日生まれ。東京都出身。A型。私立恵比寿中学の15周年を記念したワンマンライブ「大学芸会2025~LOVE&BRAVE」が、3/20(木・祝)にさいたまスーパーアリーナにて開催。

公演情報

舞台「レ・ミゼラブル」
2025年2月27日(木)~3月6日(木)
東京・IMAホール

<スタッフ>
原作:ヴィクトル・ユゴー
構成:演出:高橋征男

<キャスト>
風見和香(私立恵比寿中学)、石橋保、遠山景織子、上西恵、さがね・まさひろ(X-GUN)、中丸新将 ほか

●photo/干川 修 text/小山智久 styling/市原昌顕 取材協力/麻生直希

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