BiS(ビス)のメンバーが、TV LIFE webで連載コラムに挑戦! 過去2度の解散と再結成を経て、新メンバーオーディションで選ばれた4人で第3期BiSとして活動開始。現在はメンバーチェンジを経た新体制で活動中の彼女たちに、思い出のテレビ番組や映画を紹介していただきます。それぞれに強力な個性を持つメンバーの脳裏に、鮮烈なインパクトを残した作品とは…? 第56回は、ナノ3さんが映画「西の魔女が死んだ」(2008年)への想いを語ります。
TV LIFE webをご覧のみなさん! 初めまして! BiSのナノ3です!
今回紹介するのは「西の魔女が死んだ」です。
このお話は昔、学校の宿題で読書感想文を書くときに叔母におすすめしてもらって、すごく印象に残ったお話です…。本で先に読んで、その後で映画も見ました!
まずタイトルのインパクトがすごくて、“西の魔女”って聞くと、みんなが想像するような魔女のお話なのかなって思っていたら、西の魔女っていうのは、主人公“まい”の祖母のことでした。
この物語は、自分の気持ちをうまくコントロールできなくなり、学校へ行くことができなくなった中学1年生のまいが親元を離れ、おばあちゃんと2人で1か月ほど田舎の自然の中で暮らすうちに、自分の気持ちを整理する力を身につけ、成長していくお話です。
おばあちゃんと暮らす中で、“ご飯を食べること”、“早起きをする”など当たり前のことをできるようになることを“魔女修行”と呼んでいました。
その当たり前のことをできるようになるために一番大切なのは、「意志の力、自分で決める力、自分で決めたことをやり遂げる力」と、おばあちゃんがまいに伝えていたのがすごく印象的でした。
私は自分で決めて行動に移すことが得意ではなかったので、この言葉を聞いて、自分に言われてるみたいでした。意志があったとしても、それを表に出すのが怖いと思ってたし、自分で決めるよりも誰かについていくほうがいいと前は思っていました。やりたくないから逃げることとか、後でやればいいかと思ってしまうことも今までたくさんありました。
でも今BiSで活動していて、自分の意志をちゃんと持っていないと何も始まらないし、自分でやりたいと思ったことも決めたことも何も成し遂げられないと思って、このおばあちゃんの言葉の意味の大切さが分かるようになった気がします。
この言葉がすごく印象的だったけど、お話全体からおばあちゃんの愛情をすごく感じられる作品で、今自分の周りにいてくれる人を大切にしたいって改めて思いました。
たくさん愛情を感じて優しい気持ちになれるので、ぜひ見てみてください!
以上、BiSのナノ3でした!
<ナノ3 PROFILE>
2021年11月に開催したBiS/ASP新メンバー合同オーディションにてBiSに加入。埼玉出身の18歳。153.5cm。
ナノ3 Twitter:@NANO3_BiS
<BiS PROFILE>
英語で“Brand-new idol Society”の略/日本語で“新生アイドル研究会”。
2010年にグループ結成し、全裸PVを始めとする破天荒なプロモーションで世間をにぎやかす。目標の“日本武道館”ワンマンを諸事情により断念し、2014年に横浜アリーナで解散。その後、再結成をするも2019年5月11日にマイナビBLITZ赤坂ライブにて2度目の解散。
第3期BiSオーディションを実施し、応募総数2,000名を超える中、音楽活動経験がない“素人”だけで構成された第3期BiSの活動がスタート。活動開始半年間で、“モザイクMV”、“200km駅伝”、“24時間ライブ”等、BiS伝統の過激な企画を経験しながらオリジナル作品としてフルアルバム2枚/EP2枚/シングル4枚をリリースし、音楽業界に大きなインパクトを与える。
コロナ禍も、ゲリラでの新曲発売や同楽曲を101回連続でパフォーマンスするドキュメンタルMVを公開するなど、泥臭くもエモーショナルな活動を展開。
2021年11月にはナノ3、2022年10月にはヒューガーが新メンバーとして加入。2023年1月にメンバー2人の脱退を経て新体制となるも、さらに勢いは加速し続けている。
“日本武道館”という夢の続きは、第3期BiSに託される。
<INFORMATION>
■5th Single「(タイトル未定)」
2023年7月12日(水)発売
<WEB>
BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS