『M-1グランプリ2019』開催会見が行われ、前回大会優勝の霜降り明星とミキ、ゆにばーす、トム・ブラウン、アインシュタイン、EXITら10組の芸人が登壇した。
会見冒頭、2018年に最も優秀な成績を収めたベストアマチュア賞の表彰式が行われ、準々決勝まで勝ち進んだ漫画家・森田まさのりと長田悠幸のコンビ“漫画家”が登場した。
森田は「僕らが漫才を始めたのは、長田君が42歳、僕が51歳のとき。だから何かを始めるのに遅いということはないので、誰でも新しいことを始めるつもりでやっていただければ」とアマチュア漫才師に向けてメッセージを送った。
『M-1グランプリ2019』は、8月1日から予選第1回戦がスタート。前回大会で最年少優勝した霜降り明星の粗品は「“令和”という言葉が生まれ、その手話が出来て。その手話が僕のツッコミ!実は僕、ずっと“令和”って言っていた(笑)」と、意外なところでの“M-1ドリーム”の余波を明かした。
続いて霜降り明星に続き、その座を虎視眈々と狙うミキ、見取り図、ゆにばーす、トム・ブラウン、アインシュタイン、からし蓮根、たくろう、東京ホテイソン、EXITがステージへ。ゆにばーすの川瀬名人は「精神論から鍛えていこうと、8万円のパワーストーンを買いました」と意気込みを。EXITの兼近大樹は「今年はぺこ&りゅうちぇるが出てくると思います。そこには負けたくない」とアピールした。
それぞれのコンビの優勝宣言が終わると、霜降り明星のせいやは「このメンバーが今年頑張ってネタを作ると思います。でも1組もファイナリストおらんな~。準決勝でウケて終わりや!」と、笑福亭仁鶴師匠のものまねでバッサリ。
会見の登壇メンバーにM-1決勝・準決勝進出の芸人が多い中、前回大会準々決勝で脱落したアインシュタインや、3回戦敗退のEXITの話題になると、陣内智則が「みんな誰がどこで落ちたとか見てんねんな(笑)」とツッコむほどに大盛り上がりの一同。
記者からの「緊張しないようにするための“おまじない”を教えてほしい」という質問では、トム・ブラウンのみちお、川瀬名人、稲田が挙手し、“濃い”3ショットも実現。さらに「M-1で優勝して売れたら、会いたい人は?」と尋ねられ、アインシュタインの河井ゆずるが「以前テレビ局で、稲田が亀梨和也さんの前を横切ったことがあったんですけど。その時、亀梨さんが飲んでいたお茶を吹いたらしいので、その件について謝罪をしにいきたい」と珍エピソードを明かし、会場を沸かせた。