4月9日に放送された『プレバト!!才能ランキング』(MBS/TBS系)が、関東地区、関西地区の同時間帯1位を獲得した。
『プレバト!!』はダウンタウンの浜田雅功がMCを務め、芸能人の隠れた才能を専門家が査定し、ランキングを競う人気バラエティ。
4月9日は名人・特待生が参戦できる「俳句」と「水彩画」の頂上決戦、新企画の「スプレーアートの才能ランキング」「着物リメイクの才能ランキング」の4つの企画を3時間スペシャルで放送した。
東阪共に毎分最高視聴率を記録したシーンは、新企画の「スプレーアートの才能ランキング」のコーナー。この査定に挑戦したのは、水彩画や消しゴムはんこなど、他の芸術査定でも活躍する鈴木砂羽、くっきー!(野性爆弾)、千原ジュニア、さらに大学で油絵を学んでいるというジャニーズJr.で7 MEN 侍の中村嶺亜の4人。
商店街の協力を得て、参加者が実際にシャッターにスプレーのみを使って描き、その出来栄えをグラフィックデザイナーのKAZZROCK先生が査定した。実力者ぞろいのランキング戦では4人全員が才能アリを獲得するという驚きの結果になった。
千原ジュニアが才能アリ1位に輝き、兄・せいじをダイナミックに描いた作品を紹介しているシーンが関東で視聴率18・0%(後8・09)、関西で23・8%(後8・13)を記録した。
また、水彩画の頂上決戦「春の水彩画コンクール2020」では、今回唯一の名人であるしずちゃん(南海キャンディーズ)を下し、特待生4級のモデル・辻元舞が初優勝を飾った。
「着物リメイクの才能ランキング」では、昨年1児の母となったモデルの田中美保が、才能アリ1位を獲得。過去に「俳句」「油絵」「消しゴムはんこ」全ての部門で才能アリ1位を獲ってきたバレエダンサー・宮尾俊太郎は才能ナシの最下位となった。
そして、俳句・春のタイトル戦「春光戦」の決勝では、序盤に昨年の春・夏を制したフルーツポンチ・村上健志(10段)が6位に沈み、冒頭から大波乱。そして、名人10段の梅沢富美男と東国原英夫が1位と最下位の発表を待つ展開に。この激戦を制し、春光戦の優勝を手にしたのは東国原。梅沢は「もう裏番組に出てやるからな!」と悔しさをにじませた。
この日の放送は、関西地区19・7%、関東地区14・8%の高視聴率で、東阪共に同時間帯1位を獲得。また、関西地区の視聴率は過去最高数字を記録した(数字は世帯視聴率、ビデオリサーチ調べ)。
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