香川照之が出演する『香川照之の昆虫すごいぜ!』(Eテレ)が8月21日(金)に放送される。
この番組は、昆虫マニアの香川照之がカマキリ先生に扮し、子カマキリたちに熱い授業で昆虫のすごさと面白さを伝える教育番組。2016年10月に1時間目「トノサマバッタ」を初放送し、その後もモンシロチョウ、オニヤンマ、クマバチ、ハンミョウ、アリ、キリギリスなどの魅力を不定期で紹介してきた。
8時間目のテーマは、カマキリ先生念願の「セミ」。番組始まって5年目にしてかなったテーマにカマキリ先生も大興奮で、夏の森で6時間にわたりセミの捕獲に奮闘する。久しぶりのスタジオでは、その鳴き声や生態など、さまざまなセミの秘密に迫る。
香川照之 コメント
◆今回、真夏の撮影は初めてですが、夏の虫捕りはどうでしたか?
最高ですね!最高!小、中学生のころの本気の虫捕りを久しぶりにやった気分です。40年ぶりくらいでしょうか。木の陰や、枝の空抜けに虫が動いたり、あるいはセミが留まったりしているのを見つけて、捕まえるまでの時間が楽しかったです。そして虫が網に入る手応えがあって、網の中で虫が動いている瞬間が、なんとも言えません!私と虫と1対1、2つの生命が対等に向き合う時間です。自分がカマキリであるということを認識する瞬間でした(笑)。
◆今回も天候に悩まされましたが…。
雨が多い中、粘って粘って、こうして晴れの日を勝ち取って、虫捕りをできたのは、本当にありがたいです。自粛生活の中でなかなか家から出られないという子供たちもいると思いますが、番組を見て一緒に虫捕りをした気分になってもらえたらうれしいですし、みんなで安全に虫捕りにいけるようにするにはどうしたらよいのか、ということを考えるきっかけにもしてもらえたらうれしいですね。お!カラスアゲハ!(インタビュー中も付近を飛ぶ蝶に夢中…)
◆ずばり今回の見どころは?
前回のクワガタの放送から、間をあけずにセミという、この短い期間に昆虫でも夏を代表する大物を立て続けにできるという喜びですね。『昆虫すごいぜ!』という番組がついに一番の黄金期に到達したのかもしれません(笑)。待ちに待った虫たちがどんどん登場していますから。今回はセミがテーマですが、カットされなければ、ほかの夏の昆虫たちもたくさん出てくるはず。頼んだよ、ディレクター!そこが見どころです!
番組情報
『香川照之の昆虫すごいぜ!』
Eテレ
2020年8月21日(金)前9・15~9・45
©NHK