8月31日の『イケダン7』(TOKYO MX 地上波9ch)は、前回に引き続き、UMA(未確認生物)研究家のお仕事を体験した。
今回も、UMA研究家の中沢健さんをゲストに迎えて、安井謙太郎、萩谷慧悟、阿部顕嵐と店長(タイムマシーン3号・山本浩司)が“UMAの聖地”茨城県で珍道中を繰り広げた。
まずは、牛久にあるカフェ「サイトウコーヒー」で、中沢さんが“オススメ茨城UMA”を紹介。中沢さんが最初に語ったのは、高校時代に先生から聞いたというグレイタイプの宇宙人のエピソード。タクシーの運転手で、おつりを多めに返してくれるという宇宙人の話にポカーンとする一同。これまで番組で数々の珍場面を仕切ってきた店長も「この漫談があと4回続く?」と早くも不安げな様子を見せた。
続いて中沢さんは、妹が自宅で目撃したという“フロッグマン”を紹介。大きさは人間くらいと聞くと、阿部は「じゃあ人間じゃないですか」とバッサリ。
メンバーがどんどんUMA否定派に傾いていく中、次に登場したのは“スカイフィッシュ”。中沢さんがスカイフィッシュについて熱心に説明していると、店長に「ずっとニタニタしてる!」とツッコむ安井。店長は萩谷と顔を見合わせ「なかなか無理だよね」と思わず本音を漏らした。
しかし、まったくめげない中沢さんは、動物研究家のパンク町田さんが鷹狩りをしていた際に、鷹がスカイフィッシュらしきものを捕まえたというエピソードを紹介。しかし、すぐに逃げられてしまったという点を店長が追及すると、中沢さんは「鷹ってスゴいんだな」と話し、一同を爆笑させた。
続いて、樹液のように木にへばりつく謎の物体が登場。ネッシーの首のようなものが見られることから“植物ネッシー”と名付けた中沢さんに、店長は「“デロンギ”っていうのもいいですよね。デローンと木になってるから」と新たな名前を提案。すかさず安井が「さっきコーヒーメーカーの話してたからでしょ!」とツッコんだ。
最後に登場したのは、牛久で撮られたという空を飛ぶ恐竜のような生物の写真。牛久の空をプテラノドンが飛んでいたという“決定的”な写真に、笑いが止まらない店長。中沢さんは「タイムトラベラープテラノドン」説を主張し、一同を苦笑させた。
中沢さんのUMAトークを楽しんだ一行は、続いて河童が住み着くといわれている牛久沼へ。
河童が捕まった痕跡が残る場所にやってくると、雨が降ったり晴れたりを繰り返していることから、河童が近くに来ている可能性もあるということで、中沢さんが安全のためにキュウリを配布。
その昔、イタズラ者の河童を捕まえて、縛り付けて見世物にしたというカッパ松にやってくると、当時の松の木は枯れてしまい、いまのカッパ松は新しく植えらえた松という説明を聞き、笑いをこらえる安井。萩谷はキュウリをドラムのスティック代わりにクルクル回しつつ「なんでもないじゃないですか!」とツッコんだ。
ここで安井が、普段は封印している“悪井謙太郎”を解放。「僕らもいいことばっかりできてるわけじゃないじゃないですか。誰かいったほうがいいんじゃないですかね」と誰かがカッパ松にしばられることを提案。「山本さんどうですか」とふられた店長は「なんでこういう時にモロがいないかね」と諸星翔希の不在を悲しんだ。
中沢さんが「個人的にはご利益があるんじゃないかな」と語ると、店長は「ありがたいものなので、じゃんけんで負けた人が」と提案し、中沢さんも加わってイケダン名物のじゃんけん大会に。すると、阿部と中沢さんの2人が負け、一騎打ちに。そして、最後は阿部が負けるという完璧なオチで一同大喜び。
河童の気持ちになってカッパ松の前に立ち、懺悔をすることになった阿部は「前回のドッキリ企画で、ウソとはいえモロの顔を好きではないといってすみませんでした」とガチ謝罪。
店長から「あるだろ、もう一個」とうながされると「イケダンメンバーでいるときに、7人だからといってトークさぼってすみませんでした」と衝撃の懺悔が飛び出し、一同大爆笑。さらに「(お休みの時)勝手にイタリア行ってすみませんでした」と謝罪し、カッパ松効果で全てが水に流された。
一行が最後に向かったのは、新種のUMAが目撃されたという場所。メンバーがイラストでそのUMAを予想すると、真っ先にどこかで見たことがある人物のイラストを書き上げた阿部。「これは佑馬です」と真田佑馬とUMAを懸けたダジャレを披露したものの、お絵かきに夢中のメンバーは誰も反応せずスルー…。
続いて、萩谷が“体が長い犬”、人型のUMAが好きな安井が“沼男”のイラストを披露する中、店長は新種のUMA“肉男”としてロケ不在の社長(タイムマシーン3号・関太)の似顔絵を描き、安井に「愛があふれちゃってるから!」とツッコまれた。
ここで、河童の仕業なのか、突然の大雨でロケが中断。傘をさして再開されると、中沢さんはここで撮影されたという赤い毛でおおわれたUMAの写真を紹介。沖縄で言い伝えられている妖精“キジムナー”の牛久版ということで“ウシジナー”と命名したという中沢さんに、安井は「オリジナリティがない…」とダメ出しした。
この写真を撮った目撃者・飯塚貴士さんが撮影時のエピソードを披露すると、中沢さんは「飯塚さんは生き物なのかゴミなのか悩んでいるところもあるのに、僕がUMAだと断言したことで飯塚さんが地元の人からウソつきって言われてる」と明かし、一同大爆笑。
中沢さんは「“ウシジナー”だと思った方がゴミだと思うより楽しいかなぁと…」とUMA愛あふれる持論を披露し、安井たちも「確かに。考え方はいいと思う」と感心する中、阿部は「僕も“ゴミダナー”見たいですね」と満面の笑みで語り、一同を笑わせた。
結局UMAは発見できなかったものの、安井は「見つかってほしいようでこのままでもいいんじゃないか。謎に包まれてる感じがいいんじゃないかって今日感じました」と感想を。
阿部も「中沢さんのいるのかいないのかの狭間のロマンを追ってる姿は純粋にリスペクト」とUMA研究家のお仕事を楽しんだ様子。
中沢さんは「いるって断言する人も、いないって断言する人も僕はよくないと思うんですよ。いるかいないか分からない状態で探すのが正しいUMAの楽しみ方」と語った。
「河童はいないと思いますけどね」と一貫してUMA否定派の店長が「どうですか萩ちゃん」と振ると、そこには河童になった萩谷の姿が…。
しかし萩谷は、自分が河童になったことに気づいておらず「自分の目で見たものしか信じられないんです僕は」「何もなかったじゃないですか、決定的なものが」とマシンガントーク。
そしてついに、自分の手を見て河童になってしまったことに気づいた萩谷は「うわあああ!!!!なんだコレ!?」とパニックになり、現場から走り去った。
次回の放送では、メンバーがプロの技に大興奮!あの業界を体験する!
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『イケダン7』
TOKYO MX 地上波9ch
毎週月曜 後8・00~8・30<TOKYO MX1>
スマートフォン用アプリ/Webサイト「エムキャス」(https://s.mxtv.jp/mcas/)でも同時配信
<出演者>
7ORDER(安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央)
MC:タイムマシーン3号(山本浩司、関太)
番組サイト:https://s.mxtv.jp/variety/ikedan7