12月12日(土)放送の『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』(BS日テレ)は、熊谷真実の愛車遍歴を振り返る。
熊谷は、洋服店を営んでいた両親が業務兼自家用車で使っていた車を運転する母に「かっこいい」と感激し、19歳で教習所へ。しかし「かわいいから、誘われたらどうしようって…」と教官からの誘いを警戒し、教習所通いを辞めたという。
28歳のときに2度目の挑戦をしたが、今度は仲間内でただ1人だけ不合格。ショックを引きずったものの「これが最後」と思って受けた試験でようやく合格し、32歳の時にカーライフが幕を開けた。
免許を取り、すぐに車が欲しくなった熊谷の初の愛車は「三菱パジェロ(ショート)」。仲良しの俳優・永島敏行から「ぶつけても丈夫そう」と勧められたが、その予想通り、こすることは日常茶飯事。「多少の傷は勲章だ」とばかりに乗り倒したという。
甥にあたる松田龍平、翔太兄弟は、今や日本を代表する俳優に。熊谷は2人の少年時代に、東京ディズニーランドまでドライブで連れて行ったことがあるという。「『どんな女の子と結婚したいの?』って聞いたら、龍平君は『顔のきれいな人』、翔太君は『心のきれいな人』って」と、松田兄弟との知られざるエピソードを語る。
高校を卒業後、18歳の時にロックオペラ「サロメ」で女優デビュー。演出を担当した劇作家の故・つかこうへいさんと知り合い、「つかさんから出る言葉の全てが好きになっちゃって」と“好き好き攻撃”を仕掛けて20歳で結婚。しかし「奥さんは家にいなさい」と言われ、退屈な日々に疲れて離婚。
そんな熊谷の猪突猛進ぶりは車選びにも影響し、マネージャーから勧められて「トヨタ ハリアー」を40歳で即購入した。ところが、ハリアー時代は10年間、彼氏が出来なかったそうで、東京近郊の温泉巡りなど“車が恋人”の40代を過ごした。
引っ越し先の駐車スペースの都合で「トヨタ SAI」に乗り換えると、しばらくして運命が訪れる。熊谷は、書道教室のイケメン先生に「不純な動機」で習い始め、それが現在の夫・書道家の中澤希水さんだという。恋人と別れたと知ると直球アプローチを開始し、2012年にめでたくゴールイン。夫のアドバイスで、白の「メルセデス・ベンツB180」に買い替え。販売店に入った瞬間に「あ、これ下さい!」と即買いしたと明かす。
そんな熊谷が今気になっているのは、ペパーミントグリーンの特別仕様「フィアット500」。実車した熊谷は、すっかり“商談モード”に切り替わり「誰と相談すればいいの?」と興奮する。
番組情報
『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』
BS日テレ
2020年12月12日(土)後9・00~9・54
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