1月14日(木)スタートの『アインシュタインの愛シタイン』(MBS 深0・25~0・53)のリモート記者会見が行われ、アインシュタインの稲田直樹と河井ゆずるが登壇した。
この番組は、アインシュタインの地上波初冠番組。アインシュタインがより「愛される」芸人を目指すため、したいこと=「シタイン」をとことんやりつくし、自分たちを磨いてさらに自身を愛せるようになりたい…という2人の成長を見守っていく。
初冠番組に向けて意気込みを問われると、河井は「我々で冠番組なんて、こんなありがたいことがあるのかと。たくさんスタッフさんがいろいろ動いてくださって、本当に感謝。ただ初めての冠番組ですごくうれしんですけど、11回で終わることが決まっているので悲しさもあるんですけど、全力で楽しみたいですし、皆さんに楽しんでいただけたらいいなと思います」と語ると、稲田も「期間限定ではあるんですけど、好評だったら、また機会もあると思うので、全力で頑張りたいと思います」と意気込みを明かした。
そんな稲田は番組のロゴについて、「愛情を感じるのが、僕のイラスト。すごい(髪を)ふさふさにしてくれて、愛を感じる。肌もきれいにしてくれて。とても光栄です」と笑顔で語った。
また初冠番組決定を聞いた時の心境について問われると、河井は「こういうコロナの状況で、いろいろと制約がある中で、まさか冠の番組をさせていただけると思ってもみなかったので。15年ぐらい大阪でやらせていただいていて、2020年の4月に2人で東京で挑戦してみようと思って、東京へ行った途端、大阪で冠番組を持たせていただけるっていうことになったので、2021年4月ぐらいには大阪帰ってきてもいいかなと思ってます(笑)」と打ち明けた。
これに稲田も「もう大阪に帰ってきているぐらい大阪にいるんですよね(笑)。でも、大阪に戻ってこれるのはうれしいことですし、大阪でアインシュタインとして単独でレギュラーっていうのはなかったので、両親も喜んでます。ただ両親はバイクを買ったっていうのを知らないので、知ったらちょっと心配するかも」と心境を明かした。
1月14日放送では稲田が移動のためのバイクを自腹で買う「本気でバイク買いタイン」を放送。この収録の感想を問われると、河井は「若手芸人にすると、なかなか大きい買い物をするところを見れるというのは、ちょっとこっちもテンションが上がった。ただ、現場が寒すぎて、後半は僕もスタッフさんも『早くバイクを買えや』って思っているのが出ていなかったらいいなと思っています」と明かすと、稲田が「河井さんはガンガン出てましたよ(笑)」とツッコミ。これには、河井も「あれは俺だけじゃない!後半はスタッフさんも誰もしゃべってなかった」と弁解した。
稲田は「本当に大金なので、現物のバイクを見たら、どれもカッコよくて…。『寒いから早よ決めてくれ』っていう視線はすごく感じていたんですけど、もうちょっと考えさせてくれと戦おうとしたけど、大人が多かったので(笑)。でも後悔のないバイクを選べたと思います。ただ次の日、こんなにお金が僕の口座から無くなるんだとショックでした」と心境を明かした。
購入したバイクの価格を何かに例えてほしいと要望されると、稲田は「人生で一番高い買い物」と。河井から「増毛くらい?」と聞かれ、稲田は「増毛はローンだったので、一括だったらバイク。髪の毛と引き換えにバイクを買った」と語った。
今後の“シタイン”を問われると、河井は「たくさん何回も打ち合わせをさせていただいて、スタッフさんも僕たちが本当にしたいことを実現させてくれようとしているので、何をするかは放送のほうで楽しみにしていただきたいなと思います。ここからも買い物があったり、したいことをやっていこうという感じです」と。
稲田が「企画の追加がまだ許されるなら、僕がバイクを買ったので、河井さんがサイドカーを買うっていうのを」と提案すると、河井は「なんでやねん。サイドカー持って、お前ん家行かないかんやんけ(笑)」とツッコミ。稲田は「それは迎えに行きますよ。そこでサイドカーに乗って待っててくれたら、連結して連れていきます」と食い下がっていた。
また、番組コンセプトである、愛される芸人になるためには何が足りていないと思うかと問われ、河井が「足りていないことのほうが多いからな」と悩んでいると、稲田は「愛されていると思ってしまっている。それが僕の成長を止めているのかも」と。「ネタに関してもまだまだやらないといけないことがたくさんある。ロケに関しても、千鳥さんみたいにどの番組でもロケに行ってみたいなことではないので、単純に経験値っていうのも、これからまだまだ勉強していきたい」と真面目に答えた。
2021年の目標を問われると、河井は「2020年は予想だにしない状況で、つかめないまま終わってしまったという感じがしているので、2021年は2020年の経験を経て、いろんな想定して先回りしてやっていけたらなと思う」と。
稲田は「ノーファイナリストなので、唯一のコンプレックスというか。『M-1』でできるネタ作りというか、新ネタライブはやっていたんですけど、『M-1』用ってなった時に、準備ができていないってなった。今年は両方を並行してやっていけば、おのずと結果はでてくるんじゃないかな」と目標を語った。
最後に番組の見どころについて、河井が「まだロケ自体は2本分だけしか撮れていないんですけど、より僕たちの素が出るようなロケの内容になっていると思うので、ガチガチなテレビという感じよりは、割と等身大な部分が出ると思うので、そこを見ていただけるとうれしいです」と。
稲田も「制作の方も、僕たちのやりたいことを尊重してくださいまして、挑戦したりすることもあるので、こんなことやっていたんだなと思っていただけたら幸いです」と語った。
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