俳優の塚本高史が、3月6日(土)放送の『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』(BS日テレ 後9・00~9・54)に登場する。
『木更津キャッツアイ』シリーズでのコミカルなオタク役、最近ではドラマ『結婚できない男』シリーズでの建築士役など、幅広い役どころでおなじみの塚本。実は番組のファンで「出ている人のルーツとか分かるんじゃないですか?」と楽しみにしているという。
そんな塚本の車への目覚めは早かった。「帰りとか家族旅行だと寝るじゃないですか、子供たち。でも父親は寡黙にずっと運転していて」と、サーフィンやウインタースポーツにと活発だった父の背中を見て、塚本もアクティブに。車も「男の象徴」と憧れるようになり、免許も18歳になってすぐに取ったという。
最初に登場した車は、当時父が乗っていた愛車「日産グロリアワゴン」。塚本も「後ろにふとんを敷いて、僕、寝ながら行ってたんですよ」と思い出を語る。グロリアを運転する塚本にMCのおぎやはぎ・矢作兼も「この放送、お父さん見たら感動するんじゃない?」と心なしかテンション高め。
塚本が現在の事務所に入ったのは14歳の時。当時は、Jリーグが花盛り。憧れのキングカズこと三浦知良が中学卒業してブラジルに留学したことから、自分もブラジルに留学したいと夢見ていたそうだが、さすがに実力が伴わず、代わりに母が勧めたのが、事務所のオーディションだったという。
初めて出演した映画「バトル・ロワイアル」では、深作欣二監督の厳しい演技指導も経験し「ハリセンでぶったたかれました」と、愛のムチも。「殺すか、死ぬか」という過激なテーマの作品で、深作監督に「『監督、人を殺す気持ちなんて分かんねえすけど、どんな気持ちですか?』みたいに聞いたんですよ」と怖いもの知らずで迫った、若かりし日の思い出も振り返る。
番組には18歳の時に初めて買った愛車「ホンダ アコードインスパイア」も登場。「20年前とかだったら『いじってねえとダセェ!』みたいな」と、エンブレムを外したり、ハンドルを替えたりとカスタマイズした“やんちゃ”時代を明かす。
さらに、一時期は日本限定わずか20台のレアカー「キャデラック SRX」を含む、4台を同時に所有していたことも。家族が運転しやすい車も残しつつ、遊び心を忘れない塚本に、矢作は「家族思いだなぁ…」と感心する。
『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』
BS日テレ
2021年3月6日(土)後9・00~9・54
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