3月25日に放送された『プレバト!!3時間スペシャル』(MBS/TBS系)が、世帯視聴率で関西地区18.1%、関東地区14.7%、個人全体視聴率(4歳以上の平均視聴率)で関西地区10.6%、関東地区8・4%、世帯・個人全体で東西共に同時間帯1位の高視聴率を記録した(数字はビデオリサーチ調べ、以下同)。
毎分世帯最高視聴率は、関西21.6%、関東17.4%を記録。東西ともに「黒板アート査定」で才能アリ1位を獲得した光宗薫のゲストの中で最長となる28時間の創作風景だった。
この日は3つのコーナーを放送。新企画「黒板アートの才能ランキング」では、コロナ禍によって楽しみにしていた年間行事が中止となってしまった中学卒業生を励ますべく「卒業生たちへ」というテーマで黒板アートを描くランキング戦を実施。泉谷しげる、金村美玖(日向坂46)、くっきー!(野性爆弾)、しずちゃん(南海キャンディーズ)、辻元舞、光宗ら実力者が集まり、それぞれが超力作を披露した。
これを見た生徒たちから「これチョークで描いてるの…!?」「感動です!」「言葉が出ない…」など驚きの声が上がる中、光宗が才能アリ1位を獲得した。
俳句コーナーでは春の俳句王を決める「春光戦」が行われ、「じゃんけん」をお題に出演メンバーが激しい戦いを展開。番組で最高段位に就いている梅沢富美男や最多優勝数を誇る東国原英夫は「最初はグー」の掛け声を広めた志村けんさんのことを詠んだ句で勝負するが、優勝には一歩及ばず。
そんな中、横尾渉(Kis-My-Ft2)が、“野球のキャッチャーが出すサインがじゃんけんに似ている”という発想からの「浜風光るスクイズの土埃」の一句で、2020年冬麗戦以来2度目の優勝を果たした。
査定講師の夏井いつき先生は「作者が横尾さんだと知り、本当に頑張っているなと思いました」と横尾の発想力を絶賛。横尾は2021年度の中学国語の教科書副教材に自身の句が掲載されることも発表されるなど、ダブルでうれしさをかみ締めた。
このほか「古着リメイクの才能ランキング」では、奥菜恵が満点で第1位に輝いた。
この記事の写真
©MBS