5月12日(水)放送の『水野真紀の魔法のレストラン』(MBS 後7・00~8・00)は、「春のパン祭り」と題して、大阪の一流パン職人たちが互いの店を敵情視察し“悔しいけど美味しいパン”を激白しあう。
1889年にフランス・パリで創業し、関西では大丸心斎橋店や阪神百貨店など7店舗を展開する「PAUL」の約70種類の中から、大阪・天王寺の超人気店「パリゴ」の安倍竜三シェフが“最も悔しい”パンに選んだのは「ショソン・オ・ポンム」。フランス語で「ショソン」は「スリッパ」、「ポンム」は「リンゴ」という意味で、形がスリッパのつま先に似ていることから名づけられたというそのパイを、2019年に開催されたパンの世界大会でコーチを務めて日本チームを初優勝に導き、パン界の“生きる伝説”と呼ばれる安倍シェフは「フランス産の高品質のバターが使われているパイ生地がおいしいのは当たり前なんですけど、中のフランス産のリンゴのコンポートも日本のリンゴでは出せない奥深い酸味と甘みのバランスがいい」と大絶賛する。
ルーブル美術館の前にある“本場のPAUL”を食べたことがあるというV6・長野博は、ロザン・菅広文の「日本のリンゴと違う感じはあるんですか?」との質問に、「日本のリンゴだと『紅玉』が近い。リンゴは品種改良で甘くなっているのがもともと酸っぱかった。だからお酒にしたりしていた」と雑学を披露。予想以上の返しに、質問をした菅も「ドキドキして目をそらしてしまいました」と驚きの表情を浮かべる。
番組では、「PAUL」のほか、大阪・寝屋川の人気店「ブレッドスタイル ソプラノ」、大阪屈指のオフィス街・北浜の行列店「まん福ベーカリー」、そして「パリゴ」で、それぞれの職人が選んだ“最も悔しいパン”を紹介する。
さらに、ゲストの朝日奈央が披露した山口もえのモノマネの流れからむちゃぶりをされた番組オーナーの水野真紀が、スタジオを爆笑に包むまさかのモノマネも披露する。
料理コーナーは、ミシュラン中華店「中国菜 エスサワダ」澤田州平シェフが、「焼売」のレシピを伝授する。
この記事の写真
©MBS