7月10日(土)放送の『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』(BS日テレ 後9・00~9・54)は、2度目の登場となる芸能界屈指のカーマニア・テリー伊藤のカーライフを紹介する。
1回目の登場は2013年5月。その際、53台もの愛車遍歴が明らかになった。用意された一覧表を見て「これがバカだよ、まず」とテリーが自虐を込めて笑うと、MCのおぎやはぎ・小木博明が「選び方が変態」、矢作兼も「変態に関しては車だけじゃないからね」と早速ツッコミを入れる。
前回放送後も、テリーは買っては売って、売っては買ってを繰り返してきた。8年の間に買った車は13台。しかも2020年だけでも5台のまとめ買い。その相変わらずの“変態”ぶりに小木は「死ぬ前の人だから」と恐れ知らずのコメントを放つ。
2013年に購入した国産の高級セダンは、ド派手なピンクボディーの希少タイプ。しかも、自ら内装まで手掛けたマニア仕様。続いての英国の人気スポーツカーはお気に入りの1台だが、それ故に「大切にしなくちゃ」「車を大切にするタイプじゃない」「俺には荷が重いな」と哲学めいた葛藤の末に別れを決意したという。
2018年に購入した国産のコンパクト4WD車は、大人気の現行モデルの1つ前の車。モデルチェンジ直前の購入に「最後に死に水、取ってやろうと思って」と男気あふれる理由を語る。約3年と、テリーにしては長く所有した愛車だったが、自身のYouTubeの動画スタッフからの思わぬリクエストで、こちらも泣く泣く手放すことに。
高級セダンからスポーツカー、ワンボックスと一見、脈絡がないようにも思えるが、テリーの車選びには「楽しい、ワクワクする」という1つの柱がある。フェラーリやランボルギーニなど、スーパーカーに手を出さない理由には、矢作もうなる哲学的な言葉が飛び出す。
実は、テリーは2017年に慶応大学の大学院に入学。休学していた時期もあったが、心理学を専攻する現役学生。若い学生たちとの会話はタメ口で、飲み会は割り勘。「『上だから俺、出すよ』って言っても『いいよ、割り勘だから』って。高い店に行かないし」と学生生活を明かす。
現在は8台を同時所有しているが、その中の1台、世界で累計2000万台生産の超人気車が番組に登場。さびたバンパー、塗装の剥げたボディーと、ポンコツに見えなくもないが、実際は故障もなく「最高です」と胸を張る程度の良さだという。車の調子はいいものの、この車をめぐっては警察沙汰の大騒動が起きたことも。「近所の人が、俺が逮捕されるんじゃないかと思って…」とその一部始終を語る。
この日、最後に登場した車は、英国のある商業車。とはいえ、側面の塗装、リアガラスにはおしゃれなデザインを施してあり、女子にモテそうな自慢の愛車をお披露目する。
『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』
BS日テレ
2021年7月10日(土)後9・00~9・54
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