『オモウマい店』ロト7当選を夢見て100円で料理を提供する店主が登場 “店主の名前が入るとオモウマい店”説も検証

バラエティ
2021年07月13日

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』

7月13日(火)放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(日本テレビ系 後7・00~7・56)に夏菜、内田篤人が出演する。

1軒目のオモウマい店は、地元のお客さんから「社員食堂よりも安い」という声が届く山形県上山市にある食堂兼民宿。豚スタミナ丼、カツ丼、しょうが焼きライス、天ぷらそば、カレーなど、おなかいっぱいになるメニューがどれも300円。ロールパンが付いてくる焼きそばは、なんと100円。店主は「なかなか100円のメニューってないんですよ。それを作れば(お客さんが)喜ぶんじゃないか」と人懐っこい笑顔を見せる。

そんな店主は数字選択式の宝くじ「ロト7」で10億円当選という野望を持ち、この8年間休まず購入しているという。今のところ赤字だが、過去の当選番号などから傾向を考えつつ、1時間半かけて数字を選ぶ姿は真剣そのもの。「客の心理は厳しい、シビアだから」と採算はギリギリではあるが、お客さんのことを考え、値上げするつもりはないという。

2軒目のオモウマい店は、茨城県龍ヶ崎市にある「たけちゃん食堂」。ここは「店主の名前が入った店はオモウマい店なのでは?」という仮説を検証するため、タクシーによるローラー作戦でスタッフが発見した店。

テンション高くスタッフを迎え入れてくれた店主の名前は、たけしさん。地元では、年上年下問わず“たけちゃん”の相性で呼ばれ、親しまれている。店の名物は、煮物、漬物、サラダ、フルーツなど、たくさんの小鉢がついた定食。唐揚げが10個盛られたボリューミーな唐揚げ定食や、大きな穴子が2匹のった穴子天重は800円、卵を4つも使うオムライス定食は900円。小鉢で使う野菜や果物は、たけちゃんが自分の畑で育てたもの。「買ってまで腹いっぱいにさせるのは俺のやり方じゃない。畑で採れるやつだから」と惜しみなくお客さんに提供している。

3軒目のオモウマい店は、スタッフが休憩のために入った神奈川県横浜市にあるカフェ。店主が「絶対にウマい!」と矢継ぎ早に料理やコーヒーを薦めてくるオモウマい店だったため、取材を開始。

現在60代の店主は、寿司店、和食料理店、洋食店などで修業を積んだという。店自慢の自家焙煎コーヒー付きランチセット(1100円)は、デミグラスソースが決め手のハンバーグ、炭火で焼いた本格派の焼き鳥丼、最高級の鰹節からだしをとったそばつゆが絶品の日本そばなど、和洋を問わないラインナップが魅力。そんな店主は大工仕事も得意で、ワゴンカーや棚を作ったり、アンティークミシンを机にリメイクしたり、客の傘を慣れた手つきで直し、ときにはお客さんの家の修理も引き受けるという。

店主の前職は警察官。兄弟13人の大家族に生まれた彼は、家計を支えるために中学時代から働いていた。18歳から警察官になり、定年まで勤め上げた後に店をオープン。今でも「街の支援になればいい」と困っている人のことを第一に考えている。

『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』
日本テレビ系
2021年7月13日(火)後7・00~7・56

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