8月21日(土)、22日(日)放送の『24時間テレビ44』(日本テレビ系)の関西ローカル枠では、「関西の『想い』で世界を変える」と題し、今まさに世界を変えようとする関西人を紹介する。
1人目は、5歳からキッズモデルとして活動していた海音さん。12歳の時に血管が炎症を起こす難病「多発血管炎性肉芽腫症」を発症。右足の壊死が始まり、膝から下を切断。その後は芸能活動を休止したが、昨年8月に「義足モデル」として活動を再開し、東京五輪閉会式では国旗を運ぶ大役を務め、世界の注目を集めている。
そんな彼女には「もう一度、蜷川実花さんに写真を撮ってほしい」という夢が。 実は3年前に、難病の子供の夢をかなえるボランティア団体の企画で蜷川に写真を撮影してもらっていたが、当時の彼女は友達にすら義足であることを隠していて、撮影も義足を隠した状態で行われた。撮影の際、蜷川から「脚がきれい。モデルとして活動すべき」と助言を受け、常にその言葉が心に残っていたという海音さん。義足であることを公開した今、「ありのままの自分」を蜷川に撮影してもらうことに。
スペシャルサポーターのAぇ! group・草間リチャード敬太、佐野晶哉は、京都に本社を構えるAIやVRなどの先端技術を駆使しエンターテインメントを提供する会社「近未来クリエイティブ集団ワントゥーテン」を取材。市川海老蔵の公演のプロジェクションマッピング演出を手掛けるなど、エンタメ界の最先端を走る会社が「健常者の意識を変える」ことを目的にある体験型ゲームを開発。それは一体どんなゲームなのか?
末澤誠也、小島健は「クリニクラウン」を取材。「クリニクラウン」とは、病気で入院している子供たちが笑顔になれる環境を作るために活動する、赤い鼻がトレードマークのクラウン(道化師)のこと。コロナ禍の影響で病院を訪れることができなくなったクラウンたちだが、ある少女からの手紙が、クラウンたちの新たな活動方法を後押しする。少女の手紙を読んだ末澤の目には涙が…。末澤、小島も、実際にクラウンに扮し、病気の子供たちとリモートで接する。
正門良規、福本大晴は、民間の病院でありながら、いち早くコロナ患者を受け入れた此花区の大阪暁明館病院を取材。そこで目にしたのは、巨大なパイプオルガン。実は、大阪暁明館病院は医療従事者らによる聖歌隊を持つ病院。医療現場が逼迫した今年4月の第4波の時、病院を辞める人はいなかった大阪暁明館病院だが、そこには「歌の力」があったという。活動休止を余儀なくされた聖歌隊の人々の想いを取材し、正門と福本は『24時間テレビ』での合唱企画の意義を深く感じる。
さらに、コロナ禍で人と人とのつながりの重要性が再認識された今だからこそ、Aぇ! groupが視聴者とリモート合唱をする。歌唱曲は関ジャニ∞「オモイダマ」。放送前より募集している視聴者の歌唱動画を、Aぇ! groupの生歌唱とバーチャル映像で合成する。
『24時間テレビ44』
日本テレビ系
2021年8月21日(土)、22日(日)
<関西ローカル枠>
2021年8月22日(日)前11・24~後0・24頃(予定)/後4・59~5・23頃(予定)
メインパーソナリティー:中谷しのぶ、黒木千晶(ytvアナウンサー)
チャリティーパーソナリティー:ミルクボーイ(駒場孝・内海崇)
スペシャルサポーター:Aぇ! group(関西ジャニーズJr.)