日本テレビ系で放送中の『24時間テレビ44』で、メインパーソナリティーを務めるKing & Princeが「King & PrinceVS全国スゴ技達人5番勝負」に挑戦した。
1つ目の競技は「おっぱい早飲み」。子宝・安産の神様として知られる熊本県湯前町にある潮神社の「全日本おっぱい早飲み選手権」 は、哺乳瓶のミルクを吸う選手権。この選手権で、2019年団体チャンピオンの森川未月さん(熊本県から中継)に、岸優太と神宮寺勇太が挑戦した。
ルールは乳児用よだれかけを着用し、30ccのミルクを合図とともに早飲み開始、飲み終えて瓶をテーブルに一番早く置いた人が勝利というもので、森川さんのベストタイムは12秒。神宮寺は挑戦前、「復興への想いをつなぐ募金リレー」第1走者としての走りを終えた岸について「(スタジオに)岸君がそろったので、ここからいいスタートダッシュを切りたいと思います」と意気込みを語った。
この対決の結果は、3人のうち岸が一番早く飲み干し(16秒)、2位・森川さんに圧倒的な差をつけての1位。King & Princeは幸先のいいスタートを切った。
2つ目の競技は「カニ甲羅積み」。ズワイガニの一大産地として知られる鳥取県にある「かにっこ館」のユニークな競技「ベニズワイガニの甲羅積み」は、1分間にどれだけの甲羅を積み上げられるかを競うもの。新記録18枚達成者である「とっとり賀露かにっこ館」の西野有希さん(鳥取県から中継)に、King & Princeの5人が挑戦。手元にある甲羅を、1枚ずつ声を出して積み、1分間で一番多く積み上げた人が勝利となるルールで、King & Prince5人のうち1人でも西野さんを上回れば勝利となる。
西野さんが22枚の甲羅を積み上げる中、神宮寺は13枚、永瀬廉は12 枚、髙橋海人は11枚、積み上げた甲羅を終盤に崩してしまった岸と平野紫耀はそれぞれ3枚と2枚。西野さんが勝利し、King & Princeは1勝1敗となった。
3つ目の競技は「プルーン種飛ばし」。プルーンの生のおいしさを広めようと長野県佐久市で開かれていた「プルーン種飛ばしグランプリ佐久」。種の飛距離を競う部門で、一昨年11メートル48センチの新記録を達成した神津進さん(長野県から中継)に、永瀬と岸が挑戦。プルーンは、まず実を味わい種だけにして、種を吹く力のみで飛ばし、一番遠くに飛ばした人が勝ち。
まず永瀬が挑戦し4メートル54センチ、続いて岸が5メートル30センチを記録。そして最後に挑戦した神津さんは8メートル49センチを記録し、その迫力には永瀬・岸も圧倒されていた。
4つ目の競技は「輪投げ首キャッチ」。宮城県仙台市の「仙台うみの杜水族館」 の人気者で得意技は「輪投げ首キャッチ」だという、オタリアのカルーアちゃん(10歳・メス)と平野&神宮寺が対決。輪の投げ方は自由、受けるときに手を使うのは反則、投げ手から5メートル・10メートルの2つの距離で競うというルール。
先攻・カルーアちゃんがまず5メートルの位置につきキャッチ成功。後攻の平野&神宮寺は、5メートルの位置についた神宮寺がキャッチ成功。続いて、10メートルの距離では、先攻・カルーアちゃんがキャッチ失敗。後攻の平野&神宮寺は見事成功し、この対決に勝利。King & Princeはここまで4戦を終え2勝2敗となった。投げ手を務めた平野は「神宮寺ちゃんが本当に頑張ってくれました」と受け手の神宮寺を称えた。
最後の競技は「大回転!タガフープ」。しょうゆを仕込む大きな木桶を締める竹製の輪「タガ」をフラフープのように腰で回し、その回数を競う、香川県小豆島の「タガフープ世界選手権大会」。過去5回行われた大会で唯一連覇を成し遂げた大山康平さん(香川県から中継)に、髙橋が挑戦。「タガ」を腰の動きだけで回し、多く回した方が勝者となる。「タガ」は重さ10キロにもなるが、髙橋は余裕の笑顔。その間、DAIGOが「LA・LA・LA LOVE SONG」「夢想花」を歌って応援。DAIGOが歌い終え、次のコーナーの放送がスタートしても大山さん、髙橋ともに回し続けるという白熱した展開に。
大山さんは、397.6回で自己ベストを更新したが脱落。髙橋はその後も回し続けてなんと819回を記録。髙橋の勝利で、King & Princeは5番勝負の勝ち越しが決定(3勝2敗)。髙橋は「めちゃくちゃ楽しかったですね。ゾーンに入ってきて、そこから止まらなかったです」と語った。
『24時間テレビ44』
日本テレビ系
2021年8月21日(土)後6・30~8月22日(日)後8・54