日本テレビ系で放送中の『24時間テレビ44』で、「病から復活…加山雄三の挑戦!AI技術で“バーチャル若大将”」が放送された。
昨年8月、小脳出血を起こし救急搬送された加山。懸命のリハビリで今年4月には歌手活動を再開できるまで復活を遂げたが、病と闘う中で考えた取り組みが、最新のAI技術で自分の声や歌声を後世に残すプロジェクト“バーチャル若大将”だった。
加山の話し声はもちろん、歌44曲を読み込み、息の吸い方、抑揚などをAIが学習。ビジュアルは、全身をあらゆる角度から撮影し、そのデータを基に会話もできるCGに。歌唱中の動きもモーションキャプチャーでデータ化。二男・加山徹さんもモーションキャプチャーに協力し、本人と“らしさ”のあるマイクの持ち方を話す場面も。
“バーチャル若大将”は両国・国技館で、湘南乃風と「純恋歌」で共演。その様子を見守った加山が「びっくり仰天だ」と感想を語ると、“バーチャル若大将”から「今度は本物の番だってよ」とふられ、加山本人と湘南乃風、King & Princeが「若大将メドレー」として「君といつまでも」「海 その愛」を披露。加山は間奏で「これからも歌える限り一生懸命歌います」と力強く語った。
『24時間テレビ44』
日本テレビ系
2021年8月21日(土)後6・30~8月22日(日)後8・54