9月3日（金）放送の『オトナのつくってあそぼ DO IT YOURSELF!』（Eテレ）より、番組に出演する浜野謙太のコメントが到着した。
かつてEテレで放送されていた工作番組『つくってあそぼ』（1990～2013）が大好きだった子どもたちも、今は立派なオトナに。『オトナのつくってあそぼ DO IT YOURSELF!』は自分で作る楽しさを忘れてしまった、そんなオトナに向けて送る特別番組だ。
番組で浜野が演じるのは、幼いころワクワクさんに憧れた39歳独身のサラリーマン・ソワソワ。DIYのプロフェッショナルの助けを借りながら、自分の手でトロンボーンを作りにトライする。
真剣に“ものづくり”に挑戦する中で、DIY精神の大切さと、ものづくりの原点である“ワクワク感”を取り戻すソワソワ。自ら手を動かしてモノを作ったり修理したりするよりも、新品を買うほうが簡単になった今の時代に、オトナが失いがちな生活の手触り感や潤いを見出していく。
今回の番組を通して、オトナになった今改めて“つくってあそんで”みた浜野は「オトナになってもすぐそばに自由はたくさん転がっているのに見えなくなっていたなと感じました」と振り返る。
さらに「まず置いてあったり飾ってあったりする道具たちがステキ。作らなくてもあの感じだけでワクワクします。ワクワクさんにどこか想いを馳せてるのかしら」と。そして「ああ、こんなんでいいんだ！ でも楽しそう！ って思ってもらえたらうれしいです〜！」とのメッセージを寄せた。浜野のコメント全文は、下記に掲載。
浜野謙太 コメント
◆「オトナになった今、改めてつくってあそんで」みた感想は？
オトナになってもすぐそばに自由はたくさん転がっているのに見えなくなっていたなと感じました。何を作るか、どのくらいの完成度にするのか、どのくらい必要なものなのか（あるいはくだらないものなのか）、どのくらいの道具を揃えるのか…全てが自由なはずなのに。
好きなスタイルでやることむしろそれが楽しいのに、社会の中で円滑に物事を進めることに注力するあまり、生き方まで合理的にしようとしてたなと。こんな自由な職業の僕でも思いました。
◆視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
まず置いてあったり飾ってあったりする道具たちがステキ。作らなくてもあの感じだけでワクワクします。ワクワクさんにどこか想いを馳せてるのかしら。
収録後、実はおうちで子どもたちと棚を作ったりしたので（寸法、水平、だいぶ雑でした）皆さんもきっと作りたくなるはず！ ああ、こんなんでいいんだ！ でも楽しそう！ って思ってもらえたらうれしいです～！
番組情報
『オトナのつくってあそぼ DO IT YOURSELF!』
Eテレ
2021年9月3日（金）後10・30～10・55
©NHK
