千鳥がMCを務める『チャンスの時間』#162が、ABEMA SPECIALチャンネルで12月19日(日)に放送。今回の放送では、スタジオゲストに藤本美貴を迎え、年に1度の漫才の祭典「カミングアウト漫才!」を開催した。
昨年末に続き、2回目となる今回はCOWCOW、しずる、トム・ブラウン、ウエストランド、東京ホテイソンの実力派芸人5組が集結し、漫才中に相方に秘密にしていることを初告白する“カミングアウト漫才”に挑戦。千鳥と藤本が審査員を務め、10点満点で採点していく。
昨年の第1回「カミングアウト漫才!」にもゲスト出演している藤本は「結婚して10年以上経つけど、自分の収入は言ったことがない」と、夫である庄司智春(品川庄司)には秘密にしていることをカミングアウト。
自分の収入は明かしていないが、「庄司さんの(収入)は知ってます」という藤本に、大悟は「夫婦で同じ番組に出ることもあるでしょ? そしたら(お互いの)ギャラが分かるじゃないですか」と質問。「分かります」と頷いた藤本だったが、「“これは正規なのかな?”っていつも思ってます」と、同じ仕事でも夫婦間でギャラに差があることを示唆し、一同の笑いを誘った。
そして、番組では早速「カミングアウト漫才!2021」が開幕する。トップバッターの東京ホテイソンは、ボケ担当のショーゴが「“絶対にファンには手を出さない”って約束したじゃん」と前置きしながら「3、4年ぐらい前に普通にファンと付き合った」と激白。その後も「付き合ったファンの子、元々お前のファン」「同棲もした」と続けていく。
新事実発覚に、「えええ!?」と絶叫した相方のたけるは、動揺のあまりネタが飛んでしまう事態に。いっぽう、たけるは「お前の○○を見たいと思ってる」と、ショーゴに対してずっと思っていたことを告白して…。
ウエストランドの漫才では、ツッコミ担当の井口浩之の不満が爆発。「(引越しの)審査落ちたわ」と明かすと、「ギャラ折半で、お前さえいなければ僕の給料2倍3倍違うんだよ! お前が家決まって、なんで俺は審査落ちてんだよ」などと声を荒げる。
そんな井口に、相方の河本太が「その折半の給料で冬用の高い寝袋とナイフ3本買った」とカミングアウトしたことで、「僕の給料がなかったら、お前の給料2万円の月あったからな!」「2万円が20万、30万に、僕のおかげでなってんだよ!」と、さらにヒートアップ。その後も、絶妙な秘密を明かしていく河本に井口はやりきれない不満をぶつけていた。
COWCOWは、漫才中に演じた女性キャラのままカミングアウトを開始。ボケ担当の多田健二は楽屋のトイレや洗面台の使い方について、「あなたがいないときに全部きれいに拭いているのよ!」という告白から、「小をするときちゃんと座ってやって! 風水的に悪いから使った後はフタをちゃんと閉めて!」などと怒涛のダメ出しをしていく。
しかし、相方の善しは、多田が風水の話題を持ち出した途端、「風水をめちゃめちゃ気にするのやめて!」「イベントもライブの日も、全部風水で決めんのやめて!」「2022年の12月までライブ決めんのやめて!」と猛反撃を見せる。対する多田も「天赦日に入れるわよ!」「ちょっとでもウケた方がいいじゃないのよ!」となおも反論し、ネタ中のキャラクターのまま言い合う2人にスタジオは爆笑。
その後も一向に終わらないカミングアウトの応酬に、大悟は「もう終われって(笑)」、ノブも「もう優勝です」と声をかけたところで、ようやく漫才が終了。審査員全員が迷いなく10点をつけ、30点満点を獲得したCOWCOWが「カミングアウト漫才!2021」優勝となった。
そのほか、トムブラウンは布川ひろきが、相方・みちおの“人生初の彼女”にまつわる衝撃事実を暴露。また、しずるの村上純が明かした秘密には、相方の池田一真が「めちゃくちゃダセェじゃねえかよ!」と呆れ果てる。まさかの新事実が続々登場した本放送の模様は、ABEMAビデオで放送後7日間、無料で見逃し配信中だ。
番組情報
『チャンスの時間』#161
ABEMA SPECIAL
URL:https://abema.tv/channels/abema-special/slots/D1NLMxi69BxaFy
番組公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC29qkYL1bp4aJDtGra8ZMuQ
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