“訳ありコンビ”がペアで挑むハライチMCのゲーム&ドキュメント番組『キズナキルナ~極限のマネー獲得サバイバル~』

バラエティ
2021年12月21日

『キズナキルナ~極限のマネー獲得サバイバル~』

12月27日(月)にハライチがMCを務める賞金争奪リアルドキュメント番組『キズナキルナ~極限のマネー獲得サバイバル~』(TBSほか)が放送される。

この番組は、人間関係が希薄になったと言われる昨今、「絆が失われた2人」がペアで挑むゲーム&ドキュメント番組。60センチの“切れやすい黄綱(きづな)ロープ”でつながれた状態で過酷な山に放たれた3組のお笑いコンビが、賞金争奪戦を繰り広げる。

各ペアはエリア内の「魔石」を拾い集め、それを換金することで所持金を増やしていく。しかし、2人をつなぐ「黄綱」が切れると所持している魔石&賞金は全て没収となる。各ペアは「黄綱」が切れないようお互いのことを常に考えて行動しなければならず、2人が協力し合わなければ魔石獲得は不可能。つまり、2人の絆が「魔石獲得≒賞金獲得」につながるというわけだ。

ただし、一筋縄でいかないのが「絆が失われたコンビ」。けんかはもちろん途中棄権を言いだすコンビも。加えて、獲得した「魔石」を換金するには「換金業者」に出会わなければならない。ただし、「換金業者」の中には「黄綱」を切ってくる「カッター」が混じっている。

制限時間は日の出から日没までの10時間。最も多くの賞金を所持していたコンビが勝利となり、終了時の所持金全額を手にすることができる。攻略のカギはペアのキズナ。「年内解散を決めた女ペア」「3年間会話が失われた男ペア」「互いが嫌いすぎる男女ペア」という3組は人間関係の壁を超えてキズナを築くことができるのか。

MCを務めるのは今年でコンビ結成15周年のハライチ。幼稚園からの幼なじみで、コンビ仲がいいことでも知られる2人が“キズナ見届人”として「絆が失われたコンビ」の様子をスタジオで見守る。

冒頭のVTRから各コンビ間に流れる険悪ムードに、澤部佑は「仲悪そう…バチバチだよ! パッと見た感じだと3組とも解散だね(笑)」と驚きの様子。岩井勇気も「三者三様の悩みがあって根が深いですね。ゲームが終わって賞金をもらっても分配方法でけんかしそう(笑)」と先行き不安なスタートに。序盤から普段の鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように、愚痴あり、けんかあり、文句ありの本音と本音がバチバチにぶつかり合う衝撃の展開が繰り広げられる。

ゲーム中盤には、ハライチの2人が考案したという、獲得賞金が数倍になる「キズナチャレンジ」が。そして、このチャレンジが予期せぬ結末を迎える。

果たして、どのコンビが1位になったのか。そして、キズナは回復できたのか。波乱に富んだ展開もありながらも三者三様の結末に、ハライチの2人は、「コンビの在り方を見た」(岩井)、「3組にとってよかった」(澤部)と締めくくった。

不仲コンビの「失われた絆」は修復か、さらなる崩壊か。最後に残るのは金か、それともキズナか。賞金獲得という共通の目的で2人の絆はどうなっていくのか。人間にとって真に大切なものを問う。

ハライチ・岩井勇気 コメント

本当に仲が良くないコンビが出演しているので、雰囲気が悪くなる番組なのかなと思っていましたが、各コンビにもそれぞれに歴史があるのでジーンとするところもありました。(もし、ハライチがゲームに参加したら)僕は真剣にゲームをクリアしようとするのですが、澤部は良きところでキズナを切ろうとする。それにムカつくと思います(笑)。
コンビのキズナが試されるということで、キズナを深めていく過程が美しいものであるか、もしくは悪か。悪なキズナの深め方をしていたコンビもあったので、キズナっていろいろな深め方があるのだなと感じられると思います(笑)。

ハライチ・澤部佑 コメント

今までにないようなダークな雰囲気の番組で最初はどうなることかと思いましたが、ハラハラドキドキする要素がありながら少し感動する部分もあって感情が揺さぶられました。本気じゃないけんかは見ていて分かると思うのですが、出演した3組は本気でぶつかり合って向き合っていたと思います。人間の汚い部分と美しい部分の全てがつまっていますので、見ていただければ何かを感じるところはあるのではないでしょうか(笑)。

番組情報

『キズナキルナ~極限のマネー獲得サバイバル~』

『キズナキルナ ~極限のマネー獲得サバイバル~』
TBSほか
2021年12月27日(月)後11・10~深0・10(※一部地域を除く)

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