2022年1月1日(土・祝)に、スポーツのシビアな世界とお笑いが融合した、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)MCのお笑いネタバトル番組『ラフ&クライ!~笑いのショートプログラム~』(TBSほか)が放送される(一部地域除く)。
この番組は、4組の出演者が同じテーマでショートネタを披露し、10代から50代までの男女50人がそのネタを見て、1番面白かったネタに投票。得票数1位から3位までの“メダリスト”のネタは地上波で放送されるが、最下位である4位になったネタは地上波での放送はなし、というシビアなルールとなっている(4位のネタは動画配信サービス「Paravi」で配信予定)。
1月1日に放送されるお正月特番には、蛙亭、空気階段、ジェラードンという2021年のお笑い賞レースを盛り上げた3組が登場する。さらに、プログラムごとにお笑い芸人ではない“ジョーカー”枠が設けられており、前回放送で衝撃の結果を残したパンツェッタ・ジローラモ、ジャニーズネタで盛り上げたA.B.C-Zの河合郁人&五関晃一ペアのほか、新たな刺客も参戦。前回よりもパワーアップした“ジョーカー”たちが、芸人たちの前に立ちはだかる。
彼らが挑戦するプログラムは「イカゲーム!だるまさんが転んだ失敗プログラム」や「恋愛リアリティーショーに変な奴来たぞプログラム」「今夜のTBSは!プログラム」「東京リベンジャーズ!未来のヤンキープログラム」などバラエティ豊かなラインアップとなっている。
前回の放送で好成績を残し、『キングオブコント2021』チャンピオンとして勢いのある空気階段、『キングオブコント2021』ファイナリストでシュールな世界観が魅力の蛙亭、同じく『キングオブコント2021』ファイナリストで独特なキャラクターに定評のあるジェラードンがどんなプログラムで視聴者を魅了するのか注目だ。
収録を終えたMCの田村は「全プログラム面白かったのですが、審査員の方のコメントが秀逸すぎたので、それでもゲラゲラ笑ってしまいました」と語り、「気楽に見られる番組になっているので、力を抜いて見始めていただきたいです。そしたらいつの間にかがっつりハマってると思います!」と番組の面白さに自信を見せた。
一方、前回の放送に引き続き出演した空気階段の水川かたまりは「めっちゃ楽しかったんですけど、4位になるとオンエアされないということもあって、ある程度のひりつき感もありますね(笑)。ネタの時間が短いので、一発のインパクトを大事にネタを作っていて、前回の特番の時はピントが合ってると思ったんですけど、今回は難しいところもありました。でも視聴者の方には気楽に、背もたれにもたれながら楽しんで見ていただけたらうれしいです」とコメント。
鈴木もぐらも「こんなに始まるまでは楽しくて、収録中はひりつく番組はないんじゃないでしょうか。結構やっぱちゃんと空気が重くなりますね(笑)。でも今回も面白かったです! 他の方のネタを見る楽しみがあっていいなと。これ言うと保険みたいになっちゃうんですけど、全ネタ面白いと思うんです。順位がついてしまうので、Paraviでしか見られないネタが出てきてしまうんですけど、実際に見たらそれも面白いのでParaviでも楽しんでいただきたいです」と語った。
また、1月9日(日)から日曜グランプリ枠(毎週(日)後1・30)でレギュラー放送されることが決定。初回の放送には、常連となっている空気階段のほか、前回放送で瞬発力のある笑いを見せた春日俊彰(オードリー)、『キングオブコント2021』準優勝の男性ブランコが参戦する。
MC・田村淳(ロンドンブーツ1号2号)コメント全文
なかなかお笑い番組の企画が通らない中、通してくれたスタッフさんに感謝しています。この番組を新たに始められることがうれしいので、あとは見て楽しんでいただける人をたくさん増やしていきたいですね。
今回も全プログラム面白かったのですが、審査員の方のコメントが秀逸すぎたので、それでもゲラゲラ笑ってしまいました。僕は審査員の方に比べてゲラで、ウケてないこと自体も面白くなっちゃうタイプなので、一般の方のほうが全然厳しいんだなと感じました。
ちょっとジョーカーが強く育ち過ぎてて、芸人さんたちがおびえすぎている印象があったので、芸人さんたちに伸び伸びやってもらうためにもジョーカーについてはいろいろ審議していきたいなと(笑)。気楽に見られる番組になっているので、力を抜いて見始めていただきたいです。そしたらいつの間にかがっつりハマってると思います!
番組情報
『ラフ&クライ!~笑いのショートプログラム~』
TBSほか
2022年1月1日(土・祝)深0・25~1・25
©TBS