2月25日(金)午後8時より、『武田鉄矢の昭和は輝いていた 徹底解剖!昭和歌謡ヒット曲の秘密 2時間スペシャル』(BSテレ東)が放送される。
今回の放送では、スタジオに作曲家・編曲家の宮川彬良が登場。昭和歌謡の名曲をピックアップし、イントロや編曲を通して“その曲がなぜヒットしたのか”を探る。
日本ポップス界の父と呼ばれる作曲家・服部良一の名曲からは、「一杯のコーヒーから」「青い山脈」に注目。「青い山脈」のイントロのリズムは、ある乗り物が関係していたという。そして、ハナ肇とクレイジーキャッツの「スーダラ節」の秀逸な編曲も細かく解説。クレイジーキャッツならではのレコーディング裏話も明かされる。
また、日本レコード大賞を受賞した沢田研二の「勝手にしやがれ」のイントロには驚きの秘密が隠されていた。沢田研二の貴重映像と共に振り返る。
さらに、ゲストの宮川が作編曲し、再びブームを巻き起こしている「マツケンサンバⅡ」にもある仕掛けが。松平健の歌唱を映像をフルバージョンで届けながら徹底解剖する。
ふくおかとも彦(音楽ディレクター いい音研究所所長)コメント
昭和時代のポップミュージック・シーンはエピソードてんこ盛りです。ヒット曲や名曲の陰には必ず何か面白い話があると言ってもいいくらい。そんな話を見つけては喜んでいる私ですが、楽器は弾けないし(ドラムは少々嗜みますが)、音楽理論には強くないので、宮川彬良さんの音の分析には、いつも目から(耳から)ウロコです。宮川さんの解説を伺ってから聴くと、同じ曲なのに、少し違って聴こえてきませんか。「エピソード」と「音の分析」があれば、音楽が立体的に膨らんで“3乗”で楽しめますね♪
吉永みち子(ノンフィクション作家)コメント
自然に口をついて出てくるヒット曲を解剖するという思いもつかなかったアプローチから、一体何が見えてくるのか。興味半分、ビビる気持ちも半分。なるほど、こんな仕掛けが隠されていたのか、こんな作り手の挑戦がひそんでいたのか、こんな背景やエピソードがあったのか。それにしても何とまあ見事に乗せられていたものか。そうだったのか! と素直過ぎる自分に若干の悔しさはあったけれど、やっぱり気分は負けてうれしい花いちもんめ。鼻歌の色合いがちょっと変わるかも。
宮川彬良(作曲家・編曲家)コメント
この番組に呼んでいただいて、いつも思うことなんですが、みんなで知恵を出し合うから、考えてきたことが何倍にも膨らみ、そして考えがさらに深くなるんです。仕事をしに来たというより、勉強をしに来ているような、サロンでお話をしているような感じに近いです。みなさんも是非、サロンに来たようなつもりでご覧ください。
番組情報
『武田鉄矢の昭和は輝いていた 徹底解剖!昭和歌謡ヒット曲の秘密 2時間スペシャル』
BSテレ東(BS7ch)/BSテレ東4K(4K 7ch) 全国無料放送
2022年2月25日(金)後8・00〜9・49
番組HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/showa/
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