“花”をテーマにした昭和の名曲を紹介 島倉千代子の特集も『武田鉄矢の昭和は輝いていた』

バラエティ
2022年03月04日
©BSテレ東
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3月11日(金)後8時より、『武田鉄矢の昭和は輝いていた 故郷こころの歌・花の唄特集』(BSテレ東)が放送される。

全国各地、その土地や季節の歌を紹介する人気シリーズ「懐かしき故郷こころの歌」。今回は「花」をテーマに、多くの人々の共感を得た昭和の名曲を紹介する。

花を歌った数多くの童謡の中でも、戦後を代表する童謡となった川田正子の「みかんの花咲く丘」。この名曲誕生の裏にあった、作曲家の苦労に迫る。

また、デビュー曲「この世の花」に始まり、数多くの花の歌を歌い続けた島倉千代子。「りんどう峠」「からたち日記」など懐かしの名曲や、亡くなる3日前にレコーディングしたという生涯最後のシングル「からたちの小径」の壮絶な裏話と最後の歌声も紹介する。

加藤登紀子 コメント

花をテーマにした歌の特集、本当に感動しました。花は人々にとって命なのですね。だから苦しいことや、悲しいことがあればあるほど花に託して歌ってきた!よくぞ、ゲストに選んでいただけたと、感謝でいっぱいです!それというのも私の大事な歌の多くが、花をテーマにしているからです。「百万本のバラ」「知床旅情」はもちろん、(石原)裕次郎さんに歌っていただいた「わが人生に悔いなし」など…。去年、私のうたっている花の歌を50曲選んで3枚のCDBOX「花物語」を出しましたが、この番組で、その何曲かを貴重な映像で聴いていただけます。どうぞたっぷり楽しんでください。

森公美子 コメント

昭和歌謡には、文学に音符がついているものであったり、心や風景が見えて来る歌が多い事を知りました。知恵、経験の宝庫の中に、生きるヒントが隠されていたり、同じ時代に聞いた歌が今は違って聞こえてくるのも、いい歳になって来たのかな?と感じました。昭和時代がいかに心が豊かで多様であったか、大変な世の中でしたが、それを慰めてくれる心の歌が確かに存在してたと思います。あらためて歌の力を感じつつ、それを歌で乗り越えて来られた方がたくさん居るという事実!心に花を咲かしてくれるそんな昭和歌謡がますます好きになりました。

合田道人(作家・音楽プロデューサー)コメント

今回は“花の歌”を特集しています。自分が好きな花は?と問われ、即座にチューリップを思い浮かべ、好きな花の歌は?と訊かれ、小学校低学年ときコメットさん(九重佑三子)が歌っていた「きいろいタンポポ」を思い出しました。よっぽど春に咲く花が好きなんだなあ…と自分自身で思っていたら、(武田)鉄矢さんが「それは北海道出身だからだ!」と言われ、なるほど! と、納得してしまいました。そうなのです。私が生まれ育った北海道は、冬が長いのです。やっと遅い春が訪れると、ぱ~っと一度に花が咲き乱れます。それこそ梅も桜もタンポポ、チューリップもほぼ同時期に咲くのです。やっと訪れた春の喜びは、そのまま花とイコールしていたのですね。季節ごとに咲き誇る花をテーマにした歌はたくさんあります。あなたが好きな花、好きな花の歌は出てくるでしょうか?思い出の歌の花束をお届けします。どうぞお楽しみに。

橋本かおり 統括プロデューサー(BSテレ東 制作局)コメント

皆さんが思い浮かべる“花の歌”は何でしょうか?“バラ”“椿”“梅”…花の歌に託した思いは戦前からさまざまです。
しかしなんと“さくら”が歌に歌われたのは 平成になってからのほうが多いようです。そして、デビューも“この世の花”、その後も“りんどう峠”や“からたち日記”のヒット曲を持つ島倉千代子さんが最後に吹き込んだのは“からたちの小径”でした。花の唄で歩んでこられた島倉さんの特集もございます。
ゲストは ご自身も“花の歌”を特集したアルバムを出されている加藤登紀子さん、そして、おうちの中は花でいっぱいの森公美子さんです。花談義の2時間をお楽しみください。

番組情報

『武田鉄矢の昭和は輝いていた 故郷こころの歌・花の唄特集』

BSテレ東(BS7ch)/BSテレ東4K(4K 7ch) 全国無料放送
2022年3月11日(金)後8・00〜9・49

番組HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/showa/

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