4月1日(金)の『ガイアの夜明け』(テレビ東京系)は、20周年拡大スペシャル「ガイアが見つめた20年 そしてこれから…」と題して放送する。
2002年4月にスタートした『ガイアの夜明け』は、ドキュメンタリーに経済的な視点をいれるというかつてない番組で、開始当初は「経済」と「ドキュメンタリー」が両立するのかなどの声もあった中、バブル崩壊後の暗い日本経済に光明を見いだすべく奮闘する人々を追いかけてきた。
「案内人」は初代・役所広司、2代目・江口洋介、そして2020年1月からは3代目として松下奈緒を起用。番組スタート以来、初めての女性案内人を務めている。
4月1日の放送では20周年拡大スペシャルとして、番組、そして日本経済の20年の歩みを振り返るとともに、「金融・マネー」「海外との向き合い」「環境」の3つのテーマを中心にこれからの20年、ニッポンはどこへ向かうのかを探る。また今年度は、「ガイアの夜明け20」と題し、毎月、20周年を題材とした回を作り、昔と今を比較。さまざまな視点から日本と日本経済を検証していく。
さらに、この放送回から3代目「案内人」の松下が自ら作曲、演奏した曲がオープニングテーマ曲として起用される。
松下奈緒 コメント
◆番組が20年を迎える事について。
ガイアの夜明けという番組は、いろんな歴史的な瞬間を見てきたんだろうなと思います。20周年というのは、オギャーって生まれた0歳の子がもう二十歳になるわけじゃないですか。今私がここにいることはすごいことなんだなと実感しています。
ガイアの夜明けを担当させていただく前には、何げなく通り過ぎていたことでも、「これはどういうことなんだろう」ってちょっと止まる時間が増えたなって思ってます。
20年という積み重ねをしっかりと受け止めこれからも私も一緒に学びながら届けていきたいです。
◆今回、20周年を記念して番組のオープニング曲を作曲・演奏されましたが、どのような思いで作られましたか?
ガイアの案内人になって、私の中で、頑張るって簡単に言ってはいけないなって、簡単に頑張ってくださいって言っちゃいけないなっていうのがありました。どんなことがあっても自分のプライドを貫きたい、どういう状況であってもやり続けるその強さっていうものにすごく感動するんですよ毎回。だからすごいキレイな透明感のある美しい曲っていうよりは、もっと土臭く堂々とした曲を作りたいというのがすごくありました。強さの中にも優しさがあったり、思い悩んだり、自分自身を見つめ直す瞬間があったり。オープニング曲と挿入曲と2つで1つになったら良いなっていう思いでやりました。音楽で誰かの人生を語るというのはすごく難しいことでしたけど、最後に『ガイアの夜明け』って入ることをずっと想像しながら作りました。
清水昇(チーフプロデューサー)コメント
2002年の年明け、テレビ東京報道局が初めてプライムタイム帯にレギュラー番組を持つ、僕自身もその準備に明け暮れていました。どんな内容…どんなタイトルにしようか?
「暗い世の中に光を見いだす番組にしたい」そのような思いから、『ガイアの夜明け』という番組タイトルにしました。あれから20年…始まった当初は「3年続けばいいね」などと言っていましたが、いつの間にか20年に。テレビを見てくれている皆さん、そして取材先の方々、多くの人たちに支えられてきました。今後も「唯一無二」の番組を目指して、頑張ります。
山本充(プロデューサー)コメント
20周年を迎える4月1日の放送は枠を拡大して、番組の歩みを振り返るとともに、「金融・マネー」「海外との関わり」「環境」のテーマについて考えます。これまで1000回以上にわたる放送で紹介してきた人たちは実に2300人以上。その中から、“この20年”を生き抜き、さらに“これからの20年”に向けて挑戦している人たちのその後を追いかけると、あすのニッポンのヒントが見えてきました。ぜひご覧ください。
番組情報
日経スペシャル ガイアの夜明け20周年拡大スペシャル「ガイアが見つめた20年 そしてこれから…」
テレビ東京系
2022年4月1日(金)後10・00~11・24