8月27日(土)、28日(日)に放送される『24時間テレビ45』(日本テレビ系)の制作発表会見が都内で行われ、メインパーソナリティ―を務める「ジャにのちゃんねる」のメンバー、二宮和也、山田涼介、菊池風磨をはじめ、チャリティーランナーのEXIT・兼近大樹、徳光和夫、羽鳥慎一、水卜麻美アナウンサーが登壇した。中丸雄一は新型コロナウイルスに感染したため欠席し、等身大パネルで登場した。
45回目となる今回は「会いたい!」がテーマ。8月27日、28日の2日間、両国国技館で感染予防対策の下、2019年以来3年ぶりとなる有観客での開催を予定している。また、募金は引き続き対面形式では行わず、パソコンやスマートフォンなどから行うキャッシュレス募金形式で実施される。
会見で意気込みを聞かれた二宮は、「お話を頂いたときはびっくりしました。我々が活動しているマインドと全く真逆の方向性だったので、僕らがどこまでしっかりできるか不安でしたが、いろいろとお話を聞いてみて、良くも悪くも、何も考えず楽しく我々らしくゆったりと1日を過ごしてみようかなと思っております」とコメント。山田は、「最初は『また二宮君が変なうそ言ってるな』っていう感じだったんですけど、ここまできたら本当だったんだっていう実感が湧いています。グループで来ていたら緊張してたと思いますが、この優しい猫背の先輩は頼りがいもありますし、ニノさんいるから大丈夫だろうと思います」と先輩の二宮に信頼を寄せた。いっぽう菊池は、「普段グループのときは年上のポジションにいることが多いんですけど、今回は最年少ということで若くてピチピチした菊池を見せたいなと思います!」と意気込みを語った。
また、チャリティーランナーを務める兼近が、「こんなまともじゃない人間が走るんだっていうのが自分でもびっくりしました。こういう見た目のやつが走っている姿を見て、ふさぎ込みがちだった世の中を少しでも明るくできたらなと思っています」と真面目に意気込みを語ると、二宮が「緊張してるの?(笑)」とイジる場面も。それに対し兼近が「めっちゃ緊張してますよ!嫌だもん、こんな大人がいっぱいいるところ!」と返すと、会場は笑いに包まれた。
さらに各々が参加する企画も発表。中丸は、体を動かすことができないが、絵を書くことが大好きな小学校5年生の女の子と2人で力を合わせたアート作品に挑戦する。菊池は、お父さんからの遺言を受けてトライアスロンに挑戦する小学6年生の女の子をサポート。山田は、体に麻痺が残る女性が人生を懸けて会いたい人に会いに行くという企画に参加する。そんな中、二宮は、「24時間テレビといえば『サライ』。先日、加山(雄三)さんが年内でコンサート活動を終了するということを発表された中で、やっぱりもう一度聞きたいなというのがこの番組に携わる者の願いでもありますので、そちらを見てくださる人と一緒に体験できたらなと思います」と話し、加山雄三によるラスト「サライ」に期待を寄せた。
そして記者からの質疑応答では、「このチームでどんなカラーを番組で出していきたいか」という質問が。二宮は、「できる限りゆるくやっていきたい」とコメントし、山田も「力の抜けたチャンネルをいつもたくさんの方に見ていただいているので、そこが24時間テレビと合わさったときにどういう化学反応を見せるのかなというところを視聴者の皆さんと共に我々も楽しみにしています。いつものスタンスは崩さずに、我々らしく24時間テレビをお届けしたいと思います」と自分たちらしい番組作りに意欲を見せた。
そんな中、中丸ならこの質問にどう答えるのかを聞かれると「彼の最終的な目標は遅刻しないことなので。オンエアに間に合ってくれるかなっていう心配が…」と二宮。続いて菊池も、「国技館の到着が兼近さんと中丸君で競る可能性があります。そこのレースも楽しみにしていただけたらと思います(笑)」と冗談を交えて、いつもの「ジャにのちゃんねる」らしさをのぞかせた。
番組情報
『24時間テレビ45』
日本テレビ系
2022年8月27日(土)~28日(日)