『M-1グランプリ2022』開催会見が行われ、錦鯉、インディアンス、オズワルド、コウテイ、真空ジェシカ、男性ブランコ、マユリカ、モグライダー、ヨネダ2000が登壇した。
会見冒頭、昨年の『M-1グランプリ2021』で優勝し、史上最年長王者となった錦鯉が登場。司会を務める麒麟・川島明から、多忙ゆえに体調を気遣う言葉をかけられた渡辺隆は「逆に僕はお酒の量が減って、血圧の薬が軽くなりました(笑)。健康になりますね」とにっこり。長谷川雅紀も「お仕事も全然なくて50年寝すぎたので…。ここから死ぬまでで睡眠時間の帳尻が合うのかなって思ってます」とM-1優勝で一変した生活への充実感を明かした。
いっぽう、前回大会のファイナリスト・インディアンス、オズワルド、真空ジェシカ、モグライダーも勢ぞろい。
口をそろえて「昨年の決勝の2本目のネタの記憶がない」と語るオズワルド。今年のM-1に向けての取り組みについて、畠中悠は「面白そうな後輩を見つけたら『半ズボンのほうがいいんじゃない?』とかよくないアドバイスをしています」と。また川島から現状の仕上がりを聞かれた伊藤俊介は「正直に…話にならないですね、今のところ」と自信なさげな様子。しかし「これからなので…僕ら昨年の決勝の1本目も11月の準々決勝、準決勝の間に叩いているので、追い込まれての我々ですから」と語った。
敗者復活を含め、3大会連続で決勝に進出しているインディアンス・きむは「だいたいM-1の戦い方が分かってきたので、今年は必ず優勝できるんじゃないかと」と自信満々。「オズワルドと違ってこの時点で仕上がり倒しているので」というきむに対し、田渕章裕は「心当たりがないです…きむのあからさまなビッグマウス、悪いくせなんです」と語り、会場を沸かせた。
真空ジェシカは、ガクが「M-1決勝進出でお仕事を頂いて、それ以降仕事で1点ずつポイントを下げながら0に近づいているので、今年のM-1で優勝して扱わざるを得ないようにならないとなと思って」と語る一方、川北茂澄が昨年の準決勝で胸に着けるエントリシールを紛失したエピソードを披露。オズワルドを巻き込んで話を進めるも、伊藤に「2人が出番前に騒ぎ立てて巻き込まれただけで…あと1個だけ言うなら、同期で付き合いも長いんですけどおまえらと公の場で絡んで得したことが1回もない」とバッサリ斬られるひと幕も。
昨年の決勝でトップバッターを務めたモグライダー。結婚を発表したばかりのともしげは「守るものができたので、戦うときには頑張らなきゃなとより一層思います」と意気込みを。さらに、芝大輔から「ともしげは毎日奥さまの占いのラッキーカラーに統一して来ます」というタレコミも寄せられ、ともしげは「今日は赤でした!」と笑顔を浮かべていた。
さらに長谷川の彼女の話題へ。川島から話を振られた長谷川は「ただ僕の場合は付き合って5年で7回しか会ってないんで…。最後に会ったのは3年前のゴールデンウィーク。でも毎日連絡取っています」と告白。続けて「今年できたらゴールインしたいなと。ここから話つめていこうと思っています」と語るも、渡辺には「“話つめる”を2年前から言ってます、何もつまってない」とツッコまれ、タジタジになっていた。
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