『M-1グランプリ2022』開催会見が行われ、錦鯉、インディアンス、オズワルド、コウテイ、真空ジェシカ、男性ブランコ、マユリカ、モグライダー、ヨネダ2000が登壇した。
錦鯉、インディアンス、オズワルド、真空ジェシカ、モグライダーら『M-1グランプリ2021』ファイナリストだけでなく、会見後半には初の決勝進出を目指すコウテイ、男性ブランコ、マユリカ、ヨネダ2000も登場。
昨年、敗者復活戦で国民投票3位と大躍進した男性ブランコは、初めての記者会見に緊張ぎみ。平井まさあきが、昨年を振り返って「“苦渋のソーダ割”を飲んだ」と悔しさを語るも、大いにスベり窮地に立たされてしまう。そこにすかさずコウテイ・九条ジョーが出てきてピストルを撃つボケを繰り出し、浦井のりひろと平井が倒れるという展開に。
そんなコウテイは、昨年、下田真生がコロナに感染してしまい3回戦を棄権。そのことを九条から責められたことを根に持っている下田に対して、九条はこれをきっかけに先人たちの言葉を吸収できたと明かす。さらに“一番刺さった先人の言葉”として、ティモンディ・高岸宏行の「やればできる!」を大声で披露した。
いっぽう、昨年結成2年で準決勝に進出した女性コンビ・ヨネダ2000は、誠が愛の陰に隠れてなかなか出て来ないボケがややウケで、九条が「僕は女子は撃たないです」とクールに返すひと幕も。さらに誠が改名のきっかけとなったダウンタウンのことを“松浜コンビ”とバドミントンのコンビのように表現し、司会の麒麟・川島明ら先輩芸人たちも舌を巻いていた。
マユリカは、「1st写真集は即完売、大阪で人気急上昇中のコンビ!」というあおりに「僕らだけ文言どうなってるんですか?」とツッコミながら登場。阪本は「昨年準決勝に行かせていただいて、その後グラビア写真集も2700冊売れたので、それで今年2回戦で負けたとかになったら、エロにかまけて笑い捨てたみたいに…」と不安げ。
いっぽうで川島から「芸人仲間の間でマユリカがすごいと評判」とうれしい言葉がかけられたが、中谷にはそれどころではない心配事が。最近ラジオで母親のことをイジったことがバレて絶縁されてしまったそうで、実家からどんどん荷物が送られてくるという。中谷は「絶対に決勝に行って復縁したい」と切望すると、川島の「マザー1グランプリ!」という言葉に会場は大いに沸いた。
会見後に行われた質疑応答では、錦鯉・長谷川雅紀から「優勝したら何もかも手に入って人生が変わったので、皆さんも目指したほうがいいんじゃない?」、渡辺隆からも「マジで若いうちに売れたほうがいいと思う。売れてお笑い界を盛り上げてください」とあらためて激励の言葉が送られた。
また会場では『M-1グランプリ2021』ベストアマチュア賞を発表。受賞したのは、現役のNSC生ながらプロを押しのけ、見事準々決勝まで勝ち進んだコンビ・軍艦。今年からは吉本興業所属のプロ芸人として参加となり、今後ますますの活躍が期待されている。
©M-1グランプリ事務局