声優の斉藤壮馬が、8月20日(土)放送の『タイプライターズ~物書きの世界~』(フジテレビ/関東ローカル 午前10時25分~11時50分)にゲスト出演。さらにテレビ初出演となる小説家・恒川光太郎も登場する。
この番組は、加藤シゲアキ(NEWS)がMCを務め、作家の知られざる素顔や執筆の裏側を探求していくトークバラエティ。今回の“芸能人ゲスト”は、声優の斉藤壮馬。2017年には、ソロアーティストとしてもデビューし、その後、アニメからラジオ、歌手、朗読とマルチに活躍。読書家である両親や祖父母の影響で実家には本があふれていたという斉藤は、多いときには月20冊くらい読むという声優界きっての読書家だ。
そんな斉藤が愛してやまない作家として紹介するのは、小説家・恒川光太郎。恒川は今回が初のテレビ出演となる。2005年に「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞し、小説家デビュー。1作目にして、第134回「直木賞」にもノミネートされ、瞬く間に注目を集め、才能を開花させる。ホラーとファンタジーをベースにした唯一無二の作風で、熱烈な読者と絶大な支持を得て、その後も数々の名作を世に送り出してきた。
恒川作品の中で斉藤が特にお薦めの一冊として挙げたのは「夜市」。「最初の1ページ目で好き、と思った。恒川さんの作品は冒頭から引き込まれる」と熱く語る斉藤が、「夜市」の冒頭を朗読する。さらに、斉藤がセレクトした物語の重要なある場面を、斉藤と加藤が一緒に恒川の前で朗読することに。2人の朗読を聞いた恒川は「感激しました」と大絶賛する。
そして「夜市」を中心に、最新作「箱庭の巡礼者たち」の魅力や、執筆の源となったスポットや作品、小説家・恒川が体験した不思議な心霊現象など、恒川ワールドの世界を深掘りする。
また、加藤の作家活動10周年を記念して特別企画を実施。盟友・中村文則や羽田圭介をゲストに迎え、加藤のこれまでの作家活動の軌跡を振り返る。2012年、作家デビューとなった「ピンクとグレー」は、累計発行部数45万部突破。その後も、ドラマ化もされた「傘をもたない蟻たちは」や、第164回「直木賞」と第18回「本屋大賞」にノミネートされた「オルタネート」など、数々の作品を手掛けてきた。
今年10年という節目を迎え、執筆を始めたきっかけについて聞かれた加藤は「“文化人”って呼ばれたかった(笑)。小さい頃から小説家の憧れはあったし…」と素直な気持ちを明かす。さらに「僕の生きてきた10年間の生き様で学んできたことを形にした」と熱く語った最新作についても紹介する。
番組情報
『タイプライターズ~物書きの世界~』
フジテレビ(関東ローカル)
2022年8月20日(土)午前10時25分~11時50分
※FOD、TVerにて見逃し配信あり
〈出演者〉
MC:加藤シゲアキ(NEWS)
進行:宮司愛海(フジテレビアナウンサー)
ゲスト:斉藤壮馬、恒川光太郎
VTR・リモート出演:新川帆立、中村文則、羽田圭介、又吉直樹
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/typewriters/
公式Twitter:@cxtypewriters
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