本田翼がMCを務める『ゲームゲノム』(NHK総合 毎週水曜 午後11時~11時29分)が、10月5日(水)よりレギュラー放送スタート。本田と、第1回ゲストの山田孝之、ゲームクリエイター・上田文人からコメントが到着した。
ゲームの誕生からおよそ半世紀。今や映画や音楽、文学と同じように世界中で愛され、一つの“文化”となっている。本番組は、テレビゲームを文化として捉え、名作と呼ばれる作品の魅力を深掘り。プレイ体験を通して受け取ってきた大切な価値観を“ゲームゲノム(遺伝子)”と呼び、その奥深さに迫る。
昨年10月に放送したパイロット版の反響を受け、今回はレギュラー放送として10月5日より10本放送予定。MCは引き続き、本田翼が担当する。ナレーションは、神谷浩史。番組オリジナルテーマ楽曲は、下村陽子が手掛ける。
さらに番組では、ゲーム愛あふれる出演者たちが何が面白いのか、どうして語り継がれるのかなど、珠玉の作品を徹底分析し、語りつくす。
レギュラー化にあたり、本田は「引き続きMCを務めさせていただくことになりました。私自身、プレイしてきた作品もあれば通ってこなかったタイトルもありますが、ゲームという文化の新たな側面とゲームの成り立ちを知ることができる番組として『ゲームゲノム』をお届けできればと思います」とコメント。
また、レギュラー初回となる第1回『ワンダと巨像』&『人喰いの大鷲トリコ』には、山田孝之とゲームクリエイター・上田文人が登場。
山田は「『こんなゲームもあるんだ』『こんな感情が生まれるんだ』と知っていただけたらうれしいです」と。上田は「自分が手掛けたゲームを、実際に遊んでくれた方と直接お話することがあまりなかったので、貴重な経験になりました」と収録を振り返った。3名によるコメント全文は以下を参照。
本田翼 コメント
ゲームを文化・作品として捉える番組コンセプトがとても興味深く、前回MCとして参加させていただきました。作品の魅力を深掘りするだけでなく、開発者の方の頭の中をのぞかせてもらえるような特別感、そして価値観がアップデートされていく感覚…まさに“ゲーム教養番組”として学びが多かったです。そして今回10月から新たにシリーズ放送ということで、引き続きMCを務めさせていただくことになりました。私自身、プレイしてきた作品もあれば通ってこなかったタイトルもありますが、ゲームという文化の新たな側面とゲームの成り立ちを知ることができる番組として『ゲームゲノム』をお届けできればと思います。
山田孝之 コメント
今回紹介される作品の1つ、『人喰いの大鷲トリコ』は、主人公の“少年”と人を喰うと恐れられる“トリコ”が巨大遺跡を冒険するのですが、トリコがなかなか言うことを聞いてくれず、イライラするんです(笑)。プレイしながら自分の弱さを突きつけられて、何度も「いかんいかん」と気持ちを立て直す…自分自身と向き合う時間になりました。作品に熱中した本田さんと僕がどんな感情で向き合っていたかを見ていただけたら、ゲームにあまり親しんでこなかった方も、ゲームに対してのイメージが変わると思いますし、「こんなゲームもあるんだ」「こんな感情が生まれるんだ」と知っていただけたらうれしいです。
上田文人 コメント
作品に込めた思いなどは、それぞれのプレイヤーの皆さんが自由に受け取ってくれたらいいのですが、ファンの方たちや番組を見てくださる方に情報を届けるには、どうしても言葉にしていかないといけないので、話しすぎていいものかと難しいところではありました。ただ、自分が手掛けたゲームを、実際に遊んでくれた方と直接お話することがあまりなかったので、貴重な経験になりました。作品のプレイ体験が、遊んでくれた方々の日常生活を頑張るきっかけの一つになってくれれば本望です。
番組情報
『ゲームゲノム』
NHK総合
2022年10月5日(水)スタート
毎週水曜 午後11時~11時29分
※NHKプラスで同時配信、放送後1週間見逃し配信あり
公式HP:https://www.nhk.jp/p/ts/LJWWVGY6J2/
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