9月19日(月)に『お笑いオムニバスGP』(フジテレビ系 午後7時~9時)が放送される。
この番組は、お笑いのあらゆるジャンルのNo.1を決める大会をオムニバス形式で繰り広げる、新趣向の総合バラエティ番組。およそ9か月ぶりの第4弾となる今回は、新企画「芸人グルメンタリー オモウソい店GP」、人気企画「2億4千万のものまねメドレーGP」の第2弾というラインナップで送る。
これまでに引き続いて麒麟・川島明と白石麻衣がMCを務めるほか、お笑い見届け人としてチョコレートプラネット、ナイツ、平成ノブシコブシ・吉村崇が登場。さらに今回は、NMB48の渋谷凪咲もゲストに加わり、2つの大会をにぎやかに盛り上げていく。
某グルメ番組の形を称えながら、新たな笑いに挑む新企画「芸人グルメンタリー オモウソい店GP」では、“オモウソい店=オモいっきりウソな店”というタイトルのとおり、最強のコント師たちが集結。全国津々浦々の“オモウソい店”の店主や店員、あるいは取材スタッフに扮して、「こんなお店はいやだ!」「こんな店員、いるわけないけど…どこかにいるかも?」といった絶妙なシチェーションを演じ切る。
この新企画に挑戦するのは、秋山竜次(ロバート)、ジェラードン、友近、ネルソンズ、マヂカルラブリー、ロッチ、さらにお笑い見届け人のチョコレートプラネットもエントリー。コントに定評のある7組が、各世代から参戦を果たす。なぜか“手ごね”に執念を燃やすハンバーグ店の主人、不思議な“神ルール”にこだわる中華料理店主、大盛況の店をたった1人で切り盛りするカリスマシェフなど、ひとクセもふたクセもあるキャラクターが繰り広げる“オモウソい”ワールドに注目だ。
また、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系/1997年~2018年)で大人気を博した伝説のコーナー「2億4千万のものまねメドレー選手権」のアップデート版「2億4千万のものまねメドレーGP」が、約1年4か月ぶりに放送される。この企画では、ものまね芸人が一堂に会し、大ヒット曲「2億4千万の瞳」のメロディーに乗せて、さまざまな有名人のものまねをメドレーで披露する。
2021年5月9日放送の第1回に続く、待望の第2回大会となる今回も、審査委員長に石橋貴明を迎え、希代のものまね名人たちが続々エントリー。アンタッチャブル・柴田英嗣&おぎやはぎ・小木博明の司会進行の下、渾身のものまねメドレーを披露する。
出場するのは、神奈月、こにわ、せいや(霜降り明星)、椿鬼奴&レイザーラモンRG、都留拓也(ラパルフェ)、原口あきまさ、ホリ、モリタク!&河口こうへい、山本高広、レッツゴーよしまさの全10組。『みなさんのおかげでした』時代から皆勤賞の神奈月をはじめ、9回目の原口、7回目の山本といった常連メンバーはもちろん、意外にも今回が初登場となるホリや、霜降り明星・せいや、ラパルフェ・都留、レッツゴーよしまさの初参戦4組の健闘にも期待が高まる。
中でも、志村けん、いかりや長介らザ・ドリフターズのメンバー全員のものまねを1人で披露するレッツゴーよしまさの衝撃的なそっくりぶりに、スタジオが騒然となるひと幕も。そして最後に、チャンピオンを石橋が選定。栄えある“ウイニングものまね”を披露するのはいったい誰なのか。
収録後コメント
◆新企画「芸人グルメンタリー オモウソい店GP」の収録はいかがでしたか?
川島明(麒麟):おもろかったですね~。最初はね、企画の主旨はもちろん理解できてはいたんですけど、正直、どうなるんやろうっていう不安もあったんですよ。
塙宣之(ナイツ):なかなか攻めた企画ですもんね。
川島:そう、“本家”の番組から怒られるんちゃうかなとか、そのあたりも心配だったんですけど(笑)。でも実際にVTRを見てみたら、めちゃめちゃ面白くて…。
吉村崇(平成ノブシコブシ):もう最高でしたね!
川島:芸人が爆発する瞬間を見たというか。VTRを見てあんなに涙を流して笑ったのは初めてちゃうかなっていうくらい、想像の10倍笑いました(笑)。
渋谷凪咲(NMB48):私も笑いすぎて、今も、のどがかれてます(笑)。
白石麻衣:本当に面白かったし、どのVTRにも皆さんそれぞれの色が出ていて。芸人さんってすごいんだなって、あらためて思いましたね。
松尾駿(チョコレートプラネット):実際は、おのおのの芸人が勝手に撮影してきただけなんですけどね(笑)。
◆“特にココを見てほしい”という注目ポイントや、“こんなふうに見てほしい”といったお薦めの楽しみ方はありますか?
渋谷:まず“本家”の方を見て、どういう番組なのかを分かった上で、こっちを見ていただけると、より楽しめるんじゃないかなと思います(笑)。
塙:そういう意味じゃ、家族みんなで見ていただきたいですね。もともと、家族全員で楽しめる内容の番組をさらにもっと面白くしてるわけだから。僕もぜひ、子供と一緒に見たいなと思ってます。
川島:というか、“本家”にこのVTRを持っていったら、そのまま採用してくれるんじゃないですかね(笑)。
塙:そうそう、“この店、取材させてください”って間違えてロケに来ちゃうかもしれない(笑)。
土屋伸之(ナイツ):僕が面白かったのは、スタジオの収録が進むうちに、“これはやっちゃダメ”みたいな大会のルールがだんだん出来上がっていくんですよ(笑)。そこも見どころかなと。
長田庄平(チョコレートプラネット):あと、今回僕らもエントリーしてるんですけど、そのVTRの撮影中、本当に売りに出せるんじゃないかっていう新メニューが生まれてしまいまして。今度、キッチンカーを始めようかなと思ってるんですけど(笑)。
吉村:いや~、でも本当に、いい大会が生まれたなと思いますね。
長田:そうですね、フジテレビはまたひとつ新しい賞レースを作りましたね。
土屋:そんなすごい企画のスタートに立ち会えるなんて、大変光栄です(笑)。
吉村:今後は、コンビとかトリオだけじゃなくて、いろんな組み合わせもできるんじゃないかと思いますね。仲のいい芸人同士とか、そういう形もありなんじゃないかなって。ただ、自分は絶対に出場したくないですけど…。
川島:(笑)。いやいや、出てみたら?
吉村:だって、こんなに見てて楽しい大会はないけど、こんなに出るのが怖い大会もないですよ。しっかりお笑いをやってる人じゃないとだめです。僕みたいなセミプロが出たら、絶対に大やけどしますから(笑)。
川島:まぁ確かに、“コント師”じゃないとね。
吉村:そう、コント師。足腰にしっかり筋肉のついた芸人。僕とかお見送り芸人しんいちじゃ、だめなんですよ。
長田:なんで急にお見送り芸人しんいちが出てくるんですか(笑)。できるでしょ、きっと。
松尾:なんなら2人で出てくださいよ。
吉村:いやいや、見てらんないって!(笑)
◆では、「2億4千万のものまねメドレーGP」の収録はいかがでしたか?
川島:いや~、こちらも圧巻でしたね。
白石:前回に引き続いて、ものまね芸人の方々の顔触れが本当に豪華で、とても見応えがありました。
渋谷:いろんな世代の有名人のものまねが次々に登場して。今までの全ての時代のスターとお会いできたような感じで、めちゃめちゃ楽しかったです。
長田:本当にすごいクオリティでしたからね。
松尾:面白いのはもちろんなんですけど、見ているうちに僕、ものまね芸人の皆さんがどんどんカッコよく思えてきたんですよね。最後、トリで出てきた芸人さんを見てるときは、泣きそうになっちゃいましたもん、カッコよすぎて。
土屋:皆さん、次から次にいろんな人のものまねをされるわけですけど、僕はそのスピード感にびっくりしました。漫才協会に、はたけんじさんという、ものまねの大師匠がいるんですけど、はた師匠は、15分のネタで5人ぐらいしかものまねをやらないんですよ(笑)。
川島:1人のものまねで3分?(笑)
土屋:そう。それと比べると、目が覚めるような速さでした(笑)。
塙:ちなみに、はたけんじ師匠の最新のものまねは、戦場カメラマンの渡部陽一さんなんですけども(笑)。とにかく、この“2億4千万のものまねメドレー”というのは名企画だなとあらためて思いましたね。石橋貴明さんとも久々にご一緒させていただきましたし、幸せな時間を過ごさせてもらいました。
川島:タカさん(石橋貴明)がスタジオに入ってくると、いい意味でビシッと空気が変わるんですよ。でも、それでいて、みんなを緊張させないように1人1人褒めてらっしゃったりして。今回は本当に、この企画はタカさんがいないと成立しないんやなと、つくづく感じましたね。
◆今回の「2億4千万のものまねメドレーGP」の出場者の中で、特に注目のものまね芸人は?
白石:神奈月さん、原口あきまささんといった“レジェンド”の方たちが本当に素晴らしかったです。
川島:確かにレジェンドのものまねもすごかったんですが、僕はやっぱり、レッツゴーよしまささんの“ひとりドリフ”が…。
吉村:うん、あれはすごかった!!
川島:失礼な話ですけど、今まで存在も知らなかったんですよ。でも、あのものまねを見た瞬間、“この番組からついにスーパースターが生まれた!”と思って。志村(けん)さんがまたテレビ界に帰ってくる、そんな未来さえ見えてきて、感動で泣きそうになりましたもん。特に“素の志村さん”のものまねは、ぜひご覧いただきたいですね。視聴者の皆さんは、思いっきりハードル上げてもらって大丈夫やと思いますよ。絶対にそれを越えてきますから。
塙:僕は何といっても、収録中ずっと、誰からも振られてないのに、リーダー(コント赤信号のリーダー・渡辺正行)のものまねをやり続けた河口こうへい(笑)。あの鋼のメンタルは注目してほしいです。
吉村:(笑)。あの顔まねはクオリティーがハンパなかったですからね。実は僕、この間、渡辺さんご本人とロケバスでずっと一緒だったんですけど、そのときとまったく同じ顔でしたから(笑)。
塙:そう、めちゃくちゃ似てたんですよ。にもかかわらず、あんまり振ってもらえないっていう。それでも、ひな壇で1人、ずっと顔まねしてて…。
川島:プロやな~(笑)。
渋谷:私としては、優勝された方にも注目してほしいです。誰かは言えませんけど、ぜひ最後まで見届けていただけたらと思います(笑)。
長田:最後まで見てもらえたら分かっていただけると思うんですが、僕は逆に、今その優勝者のことが心配でしょうがないんです。収録が終わってからまったく話せていないので、早く連絡してあげないと…(笑)。
番組情報
『お笑いオムニバスGP』
フジテレビ系
2022年9月19日(月)午後7時~9時
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/omnibusgp/
公式Twitter:@owaraiomnibusGP