笑い飯・西田幸治、霜降り明星ら28人が即興ネタバトル 審査委員長はさまぁ~ず大竹「どこから見ても面白い!」『千原ジュニアの座王』

バラエティ
2022年10月18日
『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』
『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』©カンテレ

10月18日(火)に『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』(カンテレ/フジテレビ系 午後9時~10時48分)が放送されることが分かった。

この番組は、千原ジュニアがMCを務めるお笑い番組“即興力№1決定戦”。漫才やコント、ピン芸、歌ネタなど作り込んだネタではなく、即興ネタを競い合う、いわば“笑いの総合格闘技”だ。

2017年10月に関西ローカルでスタートし、今回で4度目の全国ネット放送。今年の正月、審査委員長に松本人志を迎えて放送した『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王 新春SP』が、第59回ギャラクシー賞(2021年度)下期のテレビ部門賞に入賞し、絶好調の本番組。今回は、さまぁ~ず・大竹一樹が初の座王審査委員長を務める。

『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』
『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』さまぁ~ず・大竹一樹、千原ジュニア©カンテレ

ルールは、芸人たちが「大喜利」「ギャグ」「モノマネ」などのお題が書かれたイスを使ってイス取りゲームを行うというもの。座れなかった芸人は、「このお題であいつだったら勝てる!」と思う芸人を指名。指名された芸人のイスに書かれたお題に沿ってネタを披露し、2人のうちどちらが面白いかを審査委員長が判定。最後まで勝ち残った者が「座王」に輝く。

今回の2時間SPでは豪華28名の人気芸人が集結。Aグループ、Bグループに分かれて対戦し、各グループの勝者2人ずつ計4人が決勝ステージに進出する。

プレイヤーには、「M-1グランプリ」「キングオブコント」「R-1グランプリ」「THE W」といったお笑い四大コンテストの王者やファイナリストが勢ぞろい。

Aグループは、通算263勝40敗・優勝58回を誇る“座王の鬼”笑い飯・西田幸治をはじめ、M-1王者の錦鯉・長谷川雅紀、霜降り明星(粗品、せいや)、『新春SP』では松本人志審査委員長の前で大暴れしたアルコ&ピース・平子祐希、IPPON女子グランプリで優勝したハリセンボン・箕輪はるか、通算116勝58敗・歴代3位の優勝14回を誇るKOC2022ファイナリストのロングコートダディ・堂前徹、2年ぶりの出場すゑひろがりず(南條庄助、三島達矢)、昨年のM-1準優勝オズワルド・伊藤俊介、レギュラー回で大暴れしている怪奇!YesどんぐりRPG(Yes!アキト、どんぐりたけし、サツマカワRPG)、座王に2回輝いているラランド・サーヤが登場する。

『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』
『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』©カンテレ

Bグループは、レギュラー回で旋風を巻き起こしているぱーてぃーちゃん(金子きょんちぃ、すがちゃん最高No.1、信子)、R-1王者で審査員も務めるハリウッドザコシショウ、M-1準優勝のおいでやす小田、M-1ファイナリストのモグライダー・芝大輔、今年ブレイクしたチャンス大城、THE W女王の3時のヒロイン・福田麻貴、KOCファイナリストのザ・マミィ・林田洋平、通算41勝29敗・優勝9回のセルライトスパ・大須賀健剛、M-1グランプリファイナリスト真空ジェシカ・ガク、座王では「工場長」の愛称でお馴染みのモンスターエンジン・西森洋一、座王で優勝2回準優勝2回のタイムマシーン3号・関太、そして通算114勝41敗・歴代2位の優勝15回を誇るR藤本が登場する。

『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』
『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』©カンテレ

番組冒頭でMCの千原ジュニアから「みなさん! 東京のお兄ちゃんが来てくれましたよ!」と紹介された、さまぁ~ず 大竹一樹。「すてきな大会やってんだなってね! 最高ですね! 松本(人志)さんや今田(耕司)さんが(審査委員長を)やってますから荷が重いんですけど、このメンバーだったら別に大丈夫ですね。人生かかってる感じもないし。なのに、(みんな)バカみたいに緊張していますよね?」とスタジオに漂う緊張感に戸惑いつつ、審査委員長への意気込みを語った。

収録を終えたジュニアに審査委員長・大竹の感想を聞くと、「大竹さんと2人で、差しで、2ショットでというのは初めてだったので、大竹さんの独特の空気も味わいながら非常に楽しい収録をさせていただきました」と興奮冷めやらぬ様子。

また、番組の見どころを聞くと、「キャスティングも良すぎて箸休めが全くないところですね。結果が見える戦いが一切なかったです。予想が全くできなかったです。今日はこれちょっとマジでおもろ過ぎましたね。こんだけ長い間収録してて、誰一人スベってないってちょっと俺の記憶にもない感じやね。素晴らしいと思います!」と番組収録を振り返りアピールした。

『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』
『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』©カンテレ

一方、『座王』で初の審査委員長を終えた大竹に、過去審査員を務めた『キングオブコント』や『M-1』との審査の違いを聞くと、「難しかったですね。すごく難しかったな~。別に切り捨てればいいんだろうけど、一発(の判定)でもう出番ねぇのかとか。やっぱりこの…温情というか。もう一個別のやつ見たいなって。ドローも出させてもらったんだけど、追い込まれて何か出るのかな、とか。(ドロー後の再勝負で)ズバッと決まるときがあるから、そういうのも見てみたいなと」と座王独特のドロー判定の難しさを吐露。

「腕利きの連中ばっかりなんで、一回(の判定)で帰しちゃうのは残酷であり…例えば苦手なお題に当たっちゃった人とかね。でも、そのゲーム性が面白くてね。もしかしたらこれ…吹雪(苦手なお題)がずっと続いちゃって決勝までいく回もあったりするのかなって。力を出せないまま全員が負けていくみたいな。そういう危うさもあるのかなって、やりながら思った。いやちょっと、当たりの回(みんなが得意なお題)でもう一周やろうよ! みたいな(笑)。そういうもったいなさというかね。それが良さでもあり、逆に苦手な(お題がある)ところに面白さがあるのかな、とかね。普段ものまねやらない人がものまねをやる、みたいな」と座王の醍醐味を実感し、楽しんだ様子だった。

また、今回の番組に臨むにあたり何か準備をしたのか聞くと、「審査員をやらせてもらうときは、事前に情報を入れない。見ないというか、知らないようにしちゃうんですよね。『あの時と同じネタだけど前の方が面白かったじゃん』とか、訳のわからない比較になるのが嫌で。新鮮に初めて見るようにしているんです。だから今回も会ったことない、知らないメンバーもいたんですけど、基本的には思わず笑ったかどうかで審査をしています」と審査員を務める上での心がけを。

最後に視聴者に向けて、「どこから見ても面白いんじゃないですかね。(番組の)過去を知らなくても面白いと思います。僕もレギュラーの回を全部見ているわけじゃないから、それでもやっぱり全然面白いんで」と見どころを語った。

番組情報

『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』
『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』©カンテレ

『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王2時間SP』
カンテレ/フジテレビ系
2022年10月18日(火)午後9時~10時48分

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