『M-1グランプリ2022』決勝進出9組が決定 ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、キュウ、ヨネダ2000が初進出

バラエティ
2022年12月01日
『M-1グランプリ2022』決勝進出者発表会見

『M-1グランプリ2022』の決勝進出者発表会見が11月30日に開催され、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ウエストランド、ヨネダ2000が、12月18日(日)に放送される決勝に進出することが分かった。

昨年開催された『M-1グランプリ2021』では、過去17回の歴史において、かつてない伝説が誕生した。それは、43歳のツッコミと史上最年長50歳のボケのコンビ・錦鯉の優勝。2020年の決勝進出までほぼ無名だった崖っぷちコンビの優勝は、日本中に笑いのみならず、勇気と希望を与えた。

あれから1年、今年の出場組数は、昨年の6,017組を大幅に更新し、史上最多となる7,261組。知名度、プロアマ問わず、もっと日本を笑わせたいと奮起した芸人たちが、日本一の称号を懸けて今年も火花を散らした。

生配信で行われた決勝進出者発表会見は、かまいたちが司会を担当。2人は、今大会について「今年は新しいメンバーもいたり」「どんどんM-1が進化していってる」とコメント。そして、決勝進出者の発表の瞬間を撮影したVTRとともに、名前を呼ばれた決勝進出者たちが順に舞台に登場した。

今回、見事決勝に進出したのは、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、ロングコートダディ、さや香、真空ジェシカ、キュウ、ウエストランド、ヨネダ2000の9組。ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、キュウ、ヨネダ2000の5組は、初の決勝進出となる。

ダイヤモンド

ダイヤモンドは、野澤輸入が「去年は年末に足の骨を3本折った。今年はこんなにいい年になるとは」と感無量の様子。小野竜輔は、登場する際にしてしまった先輩芸人のポーズについて「やり直したい」と後悔も見せた。

男性ブランコは「うれしすぎたらこんな気持ちになるんだなと、今エッチな気持ちです」(平井まさあき)、「『キングオブコント』準々決勝で落ちて、その悔しさからドエロい気持ちになってる」(浦井のりひろ)とユニークな告白。カベポスターは、「『ABCお笑いグランプリ』優勝の勢いに乗れてうれしい」(浜田順平)、「準決勝は3度目。悔しい気持ちを何度も味わった」(永見大吾)と思いを語った。

ロングコートダディは2年連続の決勝進出ということで、「酸いも甘いも知ってる」(兎)、「プロフィールの趣味欄に『決勝』と追加したい」(堂前透)とボケる余裕も。5年ぶりに決勝に返り咲いたさや香・新山は、「5年ぶりの上戸彩さんなので、思い切って『久しぶり』って言ってみようかと」と意気込みを見せるも、かまいたちの2人が「やめとけ!」と慌てて制止した。

真空ジェシカは、昨年の決勝進出者発表会見を振り返り、「川北(茂澄)が余計なことをし過ぎて事務所の社長にめちゃめちゃ怒られた」と反省。キュウ・清水誠は、初の決勝進出の喜びを自身のネタセリフ「めっちゃええやん」で表現した。

ウエストランド

いっぽう、2年ぶりの決勝進出となったウエストランド・井口浩之は、「前回の決勝は悔しい思いをした。忘れ物というか、私物ほとんど置いてきた感じ」と。「若手と一緒にライブに出て『出るな』『老害』と言われても耐えてきた」と堪えてきた思いを吐露。

今大会決勝で唯一の女性コンビとなったヨネダ2000は、愛が髪をかき上げながら「マニュアルの免許を取った冨永愛です」、誠が頭にハンガーを付けて「ハンガースーパーフライです」と、結成3年目と最年少ながら大胆なボケを繰り出す度胸を見せつけた。

生配信終了後に行われた質疑応答では、「優勝賞金1,000万円の使い道」を問われ、「足に入っているボルトを抜くための手術代」(野澤)、「相方が入院している間の生活費」(小野)などの現実的な使い道から、「プライベートジェット機」(永見)、「パラオでスキューバーダイビング旅行」(平井)などの夢のような使い道までさまざま。

さらに、「今年子供が生まれまして」(石井)、「子供を幼稚園に送り迎えするための電動自転車が50台くらい買えますね」(清水)、「今年崩してしまった娘の学資保険」(河本太)と、子供のために使うという回答が飛び出した。

カベポスター

続く「『M-1グランプリ』はどういう存在か」という質問では、「母です」(ぴろ)、「僕にとっては父です」(清水)、「賞レース界の龍」(平井)、「スギちゃんにとっての『R-1グランプリ』」(川北)などのボケ回答が続出。最後は、最年長の井口が「人生を変える大会です」と真面目に締めくくった。

なお、本番のネタ順は、おなじみとなった「笑神籤(えみくじ)」方式。毎回クジを引き、呼ばれたコンビがそのままネタを披露、1組ずつネタ順が決定していく。そして昨年同様、笑神籤の中から「敗者復活組の籤」が選ばれた時点で敗者復活組を発表。東京・六本木アリーナからスタジオに直行し、そのままネタを披露する。

決勝戦は、12月18日(日)にABC・テレビ朝日系列で生放送。彼ら9組に、敗者復活戦で選ばれる1組を加え、計10組で優勝賞金1,000万円と漫才日本一の称号を競う。なお、敗者復活戦も、同チャンネルで午後3時から生放送を予定しており、今年も視聴者投票で決勝進出者が決定する。

12月11日(日)には、特別番組『来週はM-1グランプリ 超お宝映像で振り返る!M-1衝撃の瞬間SP』を放送。ABCラジオでは、決勝と同時刻に『ラジオでウラ実況!?M-1グランプリ2022』の生放送を予定している。

ヨネダ2000

番組情報

『M-1グランプリ2022』
ABC・テレビ朝日系列全国ネット ※生放送
2022年12月18日(日)午後6時34分 ~10時10分

『M-1グランプリ2022 敗者復活戦』
ABC・テレビ朝日系列全国ネット
2022年12月18日(日)午後3時~(予定)※一部地域を除く

『来週はM-1グランプリ 超お宝映像で振り返る!M-1衝撃の瞬間SP』
ABC・テレビ朝日系列全国ネット ※生放送
2022年12月11日(日)午後0時55分~1時55分

番組公式HP:https://www.m-1gp.com/

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