テレビ朝日の平日深夜バラエティゾーン『バラバラ大作戦』(毎週月~木曜 深夜1時56分~3時4分、毎週金曜 深夜2時26分~3時)では、4月3日(月)より新ラインナップがスタート。新たに始動する10番組の中から、櫻坂46(井上梨名、大沼晶保、増本綺良)、真空ジェシカ、ダウ90000、山添寛(相席スタート)、滝沢秀一(マシンガンズ)×岡野陽一、成田悠輔らが記者会見に登壇した。
豪華出演者×若手クリエイターがタッグを組んでいるバラエティゾーン『バラバラ大作戦』が、この春からゾーンを拡大。これまでの14番組から18番組へと大増量し、新たに10番組が始動する。その“進化”を記念し、3月9日に記者会見を開催。新たに加わる個性豊かなMCたちが発表された。
『バラバラ大作戦』は、2020年10月スタート。以来、SNSやネット配信と柔軟に連動し、地上波の枠にとらわれない多角的な展開で反響を獲得してきた。
また、放送開始から2年半の間に、最も面白い番組を決める『バラバラ大選挙』を計5回実施し、姉妹ゾーンである『スーパーバラバラ大作戦』などに駒を進めるコンテンツを多数輩出。笑いの新潮流を生み出す一大トレンドゾーンとして、揺るぎないポジションを確立している。
この春からはお笑い界だけでなく、アーティスト、アイドル、スポーツ、コメンテーター界など幅広いジャンルの個性派たちが仲間入り。Z世代から絶大な支持を集めるMrs. GREEN APPLEがバラエティに初挑戦するだけでなく、櫻坂46は新感覚コントの制作に乗り出し、元日本ハム・杉谷拳士は全力取材にまい進、“天才”経済学者の成田悠輔はワイドショーという存在に斬り込むことに。
そして、注目のユニット・ダウ90000、破天荒な芸風でブレーク中の相席スタート・山添寛、M-1ファイナリスト・真空ジェシカ、『キングオブコント2018』王者の人気芸人・ハナコ、“ごみ清掃芸人”滝沢秀一(マシンガンズ)×森田哲矢(さらば青春の光)×岡野陽一らお笑い界からも気鋭の顔ぶれが殴り込み。パンサー・尾形貴弘がナビゲートする、バラバラ史上初のドラマ企画も誕生する。
初冠レギュラー番組『週刊ダウ通信』(毎週月曜 深夜2時30分~2時47分)で毎週一風変わった企画にチャレンジする8人組ユニット・ダウ90000主宰の蓮見翔は「8人で初めてレギュラーを持たせていただき、光栄です。“おのおのがロケに行って、それを見る番組”ということだけは聞いております(笑)」と、まだまだ番組が手探り状態であることを告白。
同じく初冠番組『スーパー山添大作戦』(毎週月曜 深夜2時47分~3時4分)で、勝手に『バラバラ大作戦』の“PR大使”を名乗ることになった山添は、破天荒芸人らしく「深夜なので、もう寝ている人とこれから寝る人しかいない。睡眠に導入するための音楽をずっと流したい」と番組コンセプトをフル無視した抱負を。
アートと融合させた新ジャンルバラエティ『ジェシカ美術部』(毎週火曜 深夜2時47分~3時4分)に挑む真空ジェシカは、川北茂澄が「僕らの番組の前の時間帯が『ランジャタイのがんばれ地上波!』なので、それの再放送枠に当ててもいい」とボケると、ガクが慌てて「僕らがアートを学ぶ番組です。僕らはアートのことはまだとんちんかんな段階なので、これからいろいろ学んでいきたい」と、未知なる分野とのコラボに意欲を見せる。
また、新番組『サクラミーツ』(毎週木曜 深夜1時56分~2時13分)でコント作りに挑む櫻坂46の井上は、「芸人さんたちと一緒にコントをさせていただきます。ワクワクしているので一生懸命頑張りたい」と新境地に臨む決意を語った。
そして、『~なぜここにいるの?~ごみ物語』(毎週木曜 深夜2時13分~2時30分)はスタークリエイター発掘オーディション番組『そだてれび』を勝ち抜いた企画。“ごみ清掃芸人”として活動する滝沢が「もう1人のメンバー、さらば青春の光の森田君と一緒にごみを見つけて、面白いことをいう番組です。日本をキレイにしたい!」と意気込むも、岡野は「この番組、いつも集合が朝5時台と早いんですよ」「ギャラの配分について考えちゃいますね」と“クズキャラ”っぷりを披露。
世の中の“いる・いらない”を本音で議論していく『ソレいる?六本木会議』(毎週木曜 深夜2時47分~3時4分)のMC・成田は、会見会場を見渡すと「記者さんの後ろに3~4倍くらいの数のテレ朝社員とおぼしき方々がいらっしゃいますが…テレ朝の大人の皆さんって(こんなに)“いる”のかな?」と、さっそくNO忖度発言を繰り出して会場を笑いに包んだ。
会見では、これから番組でやってみたい夢をフリップで発表するコーナーも。ここでは、『~なぜここにいるの?~ごみ物語』が「ごみゼロ!!」、『サクラミーツ』が「コントライブ開催」「ネタを書きたい」などと真摯な目標を発表したものの、山添や真空ジェシカが番組に関係ない野望を持ち出してボケまくり。
すると、またしても成田が「この会見を見ても分かるとおり、これほど中身がグラグラで、方向性がバラバラな番組は珍しい」と、個性的すぎる『バラバラ大作戦』MCたちに冷静にツッコミを入れていた。
また、今回出席がかなわなかった4番組のMCからはVTRでコメントが到着。Twitterの投稿文字数制限である140字から生まれる表現の限界に挑む異色のバラエティ『140×875』(毎週火曜 深夜1時56分~2時13分)をスタートさせるハナコは「コント、ドラマ、歌詞…。とにかく140字にまつわる企画をどんどんやっていきます!」と、企画の可能性をアピール。
初の冠番組『ミセススクールクエスト』(毎週水曜 深夜2時30分~2時47分)で高校生たちと交流するMrs. GREEN APPLEは「学校に行って生徒の皆さんと触れ合ったりして楽しい番組にしたい」と、3人そろって笑顔でコメントを寄せた。
『杉谷拳士が取材中』(毎週水曜 深夜2時47分~3時4分)で野球選手からMCへ華麗な転身を遂げる杉谷は、侍ジャパン栗山英樹監督や石橋貴明(とんねるず)からアドバイスを受けたことを明かしながら、「第ニの人生を歩み出した私、杉谷が気になる場所や人に体当たりで全力取材します!」と熱く宣言。
しかし、ドラマ企画『ダブルタップミステリー』(毎週金曜 深夜2時43分~3時)のMCに就任する尾形だけは「ロケにも行かずスタジオでドラマを見るだけ…なんて、僕からしたらめちゃくちゃ怖い番組です…」と不安げ。「この番組、ホントに存在しますよね?」と、半信半疑のコメントを放っていた。
なお、この記者会見の模様は3月10日(金)午後10時からTver、TELASA、ABEMA、テレ朝動画、GYAO!、テレ朝公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」で配信される。出演者から寄せられたコメント全文は、次ページに掲載。