上沼恵美子、加賀まりこの“極レア”な半生に若林正恭もビックリ!?『激レアさんを連れてきた。』【コメントあり】

バラエティ
2023年03月20日
『激レアさんを連れてきた。SP』左から)上沼恵美子、加賀まりこ ©テレビ朝日

3月20日(月)放送の『激レアさんを連れてきた。SP』(テレビ朝日系 午後8時30分~9時54分)に、上沼恵美子、加賀まりこ、羽田美智子、加藤シゲアキ(NEWS)、近藤春菜(ハリセンボン)が出演。上沼と加賀、研究員として出演する若林正恭(オードリー)、研究助手の弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)からコメントが到着した。

毎回、“激レアさん”たちの体験を徹底研究し、発表していく『激レアさんを連れてきた。』。今回のゴールデンSPは「若林VS大先輩SP」と題し、芸能界の大先輩から“極レア”な体験談を聞き、学んでいくことに。濃すぎる人生経験を積んできた大先輩として、上沼恵美子と加賀まりこが登場する。

「父のためにイヤイヤ漫才師になったらそのまま日本で唯一無二の女性司会者になっちゃった人」として紹介されるのが、上沼恵美子。1971年に姉妹漫才師である海原千里・万里としてデビューを飾ると、わずか17歳で「第一回上方お笑い大賞銀賞受賞」という快挙を達成。

当時の貴重な漫才の映像もオンエアされるが、17歳とは思えない舞台度胸としゃべりの巧みさに、若林も「17歳のあのしゃべりハンパじゃない!」と脱帽。気を良くした上沼の冗舌ぶりは止まることを知らず、進行無視でしゃべり続け、弘中アナのお役目も危ぶまれる事態に。

しかし本人は、漫才師になることは全くの想定外で、その頃の夢は歌手。幼少期から、のど自慢で結果を出し続けるほどの才能だったが、同世代に強力なライバルが。それが、なんと天童よしみ。当時の悔しい心情を語っていくが、その漫談の素晴らしい出来栄えに、思わず若林も「今日はトークライブにしようよ!」と、観客側に回ることを提案する。

その後も、大阪、東京で数々のレギュラー番組を獲得。念願のレコードデビューなど、まさに一世を風靡することになる上沼。当時の、北島三郎との知られざる逸話も語られる。

しかし、ある日海原千里・万里の活動を全部辞めて、表舞台から姿を消すことに。その理由が恋。無事、一目ぼれから結婚へとたどり着くが、その結婚生活が波乱万丈。その後、22歳の時に電撃復帰する。これまでのしゃべりに「主婦目線」という強力な武器も手に入れて、瞬く間に、再びお茶の間に人気者に。『NHK紅白歌合戦』の司会や、『M-1グランプリ』審査員など、近年の大活躍の礎を作り上げたのだった。

ただ、本当に仕事が楽しくなったのは、この2~3年だとか。上沼から赤裸々に語られるご主人とのプライベート、そして理想の夫婦像へ向けた、スタジオびっくりの今後の夢とは。これまであまり語られることのなかった、上沼の激動の半生に注目だ。

『激レアさんを連れてきた。SP』左から)弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)、若林正恭(オードリー)、上沼恵美子、羽田美智子、加藤シゲアキ、近藤春菜 ©テレビ朝日

そして、「芸能界一 肝が据わり過ぎてる人」として登場するのは、17歳でデビュー後、60年以上も芸能界で活躍し続けている加賀まりこ。デビュー当時から、映画「月曜日のユカ」「涙を、獅子のたて髪に」など女優業に加えて、CMほかで躍進。その後は、『夜のヒットスタジオ』での司会業など、マルチに活動を行っている加賀だが、その半生は豪快だ。

「安全運転の人生ができないだけ」と語る加賀だが、有名映画プロデューサーの家庭に生まれたその出生からすでに常識では考えられないもの。6歳の頃、家に帰ると黒澤明や美空ひばりがリビングでお茶をしていたと聞き、羽田も「どんな家なんですか!?」と驚がくする。

そんな環境で自由奔放に育った加賀の驚くべき少女時代のエピソードの数々に、若林もビックリ。さらには、高倉健とのマル秘話も。また女優の道へ進むきっかけも普通ではなく、なんと昭和を代表するカリスマ劇作家・寺山修司と映画監督・篠田正浩からのナンパ。これにはスタジオも「えー!?」と開いた口がふさがらなくなる。

順風満帆に見えた加賀の女優業だが、あることがきっかけですべてを投げ捨て、単身パリへ。そこでも、ジャン=リュック・ゴダール、ロマン・ポランスキーといったレジェンドたちから猛アプローチを受けることに。加賀の波乱のパリ生活の全貌とは。

その後、日本からある大仕事が舞い込み、電撃女優復帰。ここでも、肝の据わり方が大いに発揮される。この仕事で女優という仕事の楽しさに気づいた一方、あの世界的大文豪・川端康成を軽くあしらったというエピソードも。

また、実は若林の大ファンで、今回番組に登場したのも「あなたに会いたいから」と語った加賀。そんな彼女の、とんでもない交遊録にまつわる驚がくの秘話を当時の超貴重映像と共に振り返っていく。若林、弘中アナ、上沼、加賀のコメントは下記に掲載。

『激レアさんを連れてきた。SP』左から)弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)、若林正恭(オードリー)、加賀まりこ、羽田美智子、加藤シゲアキ、近藤春菜 ©テレビ朝日

コメント

若林正恭(オードリー)

◆収録を終えられたご感想を教えてください。

もちろん、レジェンドであり大御所である方々とは知っていましたが、今の芸能界ではなかなか聞けないスケールの大きな話をいろいろと聞かせていただけたので、すごいビックリしましたし、芸能人はこうでなきゃいけないと思いました。それと同時に、今の時代では無理だなと痛感しましたね(笑)。元気をいただけました。

◆上沼恵美子さんの半生をお聞きになられての印象と、そこから何か学びはございましたか?

収録というか、トークライブというか(笑)。1つのパネルで、3つくらいエピソードをお話になられていて…週一回のラジオで、トークのネタがないとか言っていたらダメだなと思いました。

◆加賀まりこさんの半生をお聞きになられての印象と、そこから何か学びはございましたか?

カッコ良かったですね。大御所で怖いイメージがあったのですが、一つひとつのエピソードが芸能人芸能人していなくて、粋な方だなぁと思いました。

◆視聴者の皆さまにメッセージをお願い致します!

今回は、何か学んでも決してマネできないと思います(笑)。今のテレビでは聞けない話が詰まっているので、僕ももうちょっと大胆に生きてもいいんじゃないかと思いました。ぜひ楽しみに見てください!

弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)

◆収録を終えられたご感想を教えてください。

加賀さんとは『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日系)でご一緒させていただいたり、もちろん、テレビでもよく拝見させていただきましたが、まさか教科書で見るような歴史上の人物と交流を持たれていたなんて、まったく存じませんでした。改めて、すごい方と共演させていただいていたんだなと驚きました。
上沼さんは、YouTubeを拝見したことがあったのですが、ラジオ風にお話しされていて。YouTubeって、いろいろ「やってみた」などの企画が多いですが、お話で魅了する話術をこうして生で聞けて、光栄でしたし、勉強になりました。

上沼恵美子

◆収録を終えられたご感想を教えてください。

楽しかったです。皆さん、すごく良い方でした。実は結構な人見知りなんです。今日は、あれだけの人数の方がいらっしゃったのですが、スタジオの雰囲気も温かく、皆さんも優しく接してくださってありがたかったです。

◆「父のためにイヤイヤ漫才師になったらそのまま日本で唯一無二の女性司会者になっちゃった人」としてオファーが来たときはどう思われましたか?

光栄でした。今回は「激レア」と紹介されましたが、普通の女性はこういった生き方は選びませんから(笑)。最初こそイヤイヤでしたが、負けん気が強いので、それなりに活躍させていただいて、今は後悔はありません。いろいろな意味で、「激レア」な人生なんでしょうね。

◆あまり知られていない「結婚~引退の真相」「夫が出した条件」「主婦業とタレント業の二刀流生活」などが赤裸々に語られますが、戸惑いなどはなかったでしょうか?

一切ないです。時間が足らなかったくらい(笑)。私は人の話を聞く際も、具体的でないと嫌なんです。何となく、抽象的に語る人は大嫌いです(笑)。だから、ちょっとしたエピソードでも、聞く人に「分かる!」と膝をたたいてもらえるように話しますし、人から聞き出すようにしています。

◆改めてご自身の半生を振り返ってみていかがですか?

今では、笑いにこそしていますが、やはり少し寂しいですね。決して裕福ではない家庭の末っ子に生まれて、小学1年生の時に紙で作ったランドセルが雨でしぼんで…。ああいったことは、この歳になってもとてもよく覚えているんですよ。もちろん、周りのみんなは革製なんで、しぼまなかったので(笑)。だから自分の息子には、革製の良いランドセルを買いましたね(笑)。時代がそうだったから、と一言で言っても、今思い出しても切ないです。それを笑いに転換する自分は、偉い!(笑)

◆視聴者の皆さまにメッセージをお願い致します!

私もいい年になりました。昔のファンが嫌がる娘さんを誘ってコンサートに来てくださったり、その嫌がっていた娘さんも、大きくなって私のラジオを聴いてくださったり…。ファンの方は、母から娘へ、その子供へとつなげてくださっているんですね。私の誇りです。女はどんな時代になっても、面倒な近所付き合いや子供の担任とのやりとり、毎日のお弁当作り…やることは一緒です。そういったことの代弁者として頑張ってきたかいがあったなと、最近思うんです。私も放送を楽しみにしています!

加賀まりこ

◆収録を終えられたご感想を教えてください。

うまくしゃべれたかしら? ご迷惑をおかけしていなければいいなという思いでいっぱいです。肝が据わってるとか言われますけど…本当に、実はすごく謙虚なんですよ(笑)。こびを売る人や、権威を振りかざす人が嫌いというのはもちろんありますけど、基本的には謙虚な人間です。でも、まぁ…楽しかったかな(笑)。

◆「芸能界一 肝が据わり過ぎてる人」としてオファーが来たときはどう思われましたか?

嫌でした(笑)。だけど、肝が据わってないと、この仕事はできません。私だけじゃない、もっともっと肝が据わっている方は、この世界にたくさんいますよ。

◆絶頂期にフランス留学、日本での女優復帰など、大きなことを決める際の「決断力」がすごいと思いました。転職や進学など、現在、進退を悩んでいる視聴者へアドバイスなどはありますか?

悩んだら、飛びなさい。後戻りはだめ。悩んだら前へ! と、私はいつも思っています。悩んでいる時間って、もったいないじゃないですか。ある程度は、くよくよするのも仕方ないし、それが必要な人もいるのだろうけれど、私はもったいないと思っちゃうタイプ。くよくよするくらいなら、寝ちゃおうって(笑)。明日になったら、またきっと状況も変わるだろうって。だから、悩まなくていいの。どんどん前へ進めばいいと思います。私だって、前へ進んで転んだことだって多少はあるけれど、でも、結果的にそうして良かったと思って生きてきました。

◆改めてご自身の半生を振り返ってみていかがですか?

別に何とも思わないわ。「すごい!」って言われるのが一番イヤ。「バカなんじゃん?」って言われる方がいい(笑)。だけど、私みたいなタイプと真逆のパートナーがいてくれるのは、運が良いのかもしれませんね。周りにも感謝しています。

◆視聴者の皆さまにメッセージをお願い致します!

私は昔から、「コンサバ(=保守的)はバカを作る」と思っているので、常識的に生きようなんてしないでくださいね(笑)。

番組情報

『激レアさんを連れてきた。SP』
テレビ朝日系
2023年3月20日(月)午後8時30分~9時54分

©テレビ朝日

 

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