アンタッチャブル、ゴールデン帯でMCデビュー 柴田英嗣「あらためてコンビであることを思い出せてうれしかった」『アンタッチャブるTV』

バラエティ
2023年03月28日
『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』
『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』左から)草間リチャード敬太(Aぇ!group)、末澤誠也(Aぇ!group)、バカリズム、アンタッチャブル(山崎弘也・柴田英嗣)、滝沢カレン、田中卓志(アンガールズ) ©カンテレ

4月11日(火)にスタートする新番組『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後9時~9時54分 ※初回2時間SP)の初回収録が都内スタジオで行われ、コンビ初となるゴールデン帯のMCを務めるアンタッチャブル、ゲストの滝沢カレン、アンガールズ・田中卓志、バカリズムの収録後インタビューが到着した。

これまで4回の特番放送を経て、ついにゴールデンに進出したこの番組は、“パンドラの箱”すなわち世の中にあふれる「残念」「危険」「不思議」な事象に体当たりで取材を敢行。『アンタッチャブるTV』という番組タイトルの通り、時に触れてはいけない事象にも切り込んでいく。見どころは、日本全国の“謎スポット”を巡るMC・アンタッチャブルのコンビロケだ。

初回企画第1弾は、「謎レビューツアー 低評価宿編」。「お風呂のシャワーからお湯が出ない」「謎のオブジェが大量にあり恐怖」といったネット上の書き込みとともに、宿泊サイトであまりにも低評価を受けている静岡・伊豆のとある老舗旅館にアンタッチャブルの2人が“アポなし取材”を試みる。レビューの真相を確認すべく、大浴場や客室、そして料理など、隅々までチェックするだけでなく、低評価を受けているという事実をわざわざ宿を経営するご夫婦に突きつけるというミッションを敢行。果たして、パンドラの箱は開くのか。

続く第2弾は、「謎レビューツアー ルールの厳しい町内会編」。兵庫・芦屋の超高級住宅エリア「六麓荘町」にまつわる、常識では考えられないような「町内会ルール」について現地を突撃取材。ところが2人がこれまでに見たことのない別世界のような街では、住人にもなかなか巡り会うことができず悪戦苦闘してしまう。そんな中、Aぇ!groupの末澤誠也と草間リチャード敬太が後日、六麓荘町を再調査。そこには、 目を疑わずにはいられない光景が広がっていた。

さらに、2回目の放送では、滝沢カレンが茨城県にある「謎すぎる家電店」にアポなし取材を決行。アンタッチャブルの2人に対し、「今の笑顔は消えることになる」と予言した何とも恐ろしいロケの内容とは…。

初回スタジオ収録後の主なコメント

◆ゴールデン帯番組“初MC”お疲れさまでした。感想は?

山崎:気持ち良すぎて、酔っぱらっているような気持ちよさなんですよ。本当にメンバーに恵まれて、本当に最高の収録でした!

柴田:いやぁ~、うれしいですね。初めてのゴールデン帯の番組MCで、こんなに人が集まってくれるんだぁ~て。そこがまずうれしかったですし、今日ここにいないけれど番組を見てくれている人たちが、喜ぶような結果につながってくれたらうれしいなと思いますね。とにかく頑張りますので、よろしくお願いいたします!

◆2人をモチーフにしたスタジオセットを背負って、スタジオを回す感覚はどうでしたか?

山崎:(スタジオのフィギュアについて)どっちがどっちか分かんない! 名前入れなくて大丈夫かなって(笑)。

柴田:いまや、スタジオセットを作ってくれるということも、なかなかないじゃないですか?(特番の時は)クロマキーのグリーンバックが多かったし、最終的には会議室だったし、どれぐらい番組スタッフの人たちがやる気があるのかな? と思っていたら、このスタジオセットを見て「みんなやる気があるんだなぁ~」と。「これはやらなきゃな!」と思いましたね。

山崎:これで、お気に入りのグリーンの服も着られるんだなぁと。(柴田:見たことないよ!)グリーン(の衣装)が着られるというのは、グリーンバック(クロマキー)を卒業したってことですから。

◆初回ロケで、静岡・伊豆と兵庫・芦屋で2人で“アポなし”ロケをした感想は?

山崎:あらためて自分たちのロケVTRを見て、楽しそうだなぁと思いました(笑)。もっといろんなボケをしているんですけど、思ったよりVTRで使っていただいていたんで…、やりがいを感じますね。

◆これまでは、1人でのロケが多かったと思いますが、あらためて2人でロケをしてみて思ったことは?

柴田:あらためてコンビであることを思い出せてうれしかったですよね。昔やっていたあのコンビネーションでできるっていうのが。今までの自分の相方はほとんどが動物だったので。向こうはリアクションをしませんけど、今回(の相方)は非常にリアクションがいいので、やっぱり相方(山崎)とやるのが一番いいですよね。

山崎:こういうこと言ってくるんですけど、なんか、現場に行くとすごい怒るんですよね~。

柴田:怒るに決まってるだろうが、おまえ!(山崎:ロケで使用する車になかなか乗らないボケなんて、よく使ってくれていましたよ)車のCM来ないかな~って。

山崎:逆に来ないだろうね、なかなか乗らないんだから(笑)。

◆ロケの見どころは「アポなし」「ガチ交渉」ですが、ロケの難しさは?

山崎:柴田さんがガチで交渉するんだけど、担当ディレクターと綿密な打ち合わせをして、柴田さんが「アポOK、カメラ回してOKです」と戻ってくるとき本当に喜んでいる。そして、カメラが映っていないところで、担当ディレクターが一番喜んでいる。その様子を見て「本当にガチなんだな」と。ディレクターさんの表情も撮ってほしいぐらい。NGだったら、本当に泣いちゃうんじゃないかなぁと思うぐらいです。

◆低評価レビューを取材相手に報告する気持ちの重さとか? 激怒されたら…という心配は?

柴田:そもそも誰も言い出さないんだけど…、なんで僕がやらないといけないんですか!? みんなの話し合いの中で「山崎さんがやりましょうか」となってもいいはずなのに、山崎が「柴田さん言ってきてくれ」となったら、なぜだかスタッフみんなが首を縦に振るんですよ…。

山崎:ま、一番やってきた人だからね…。

柴田:やったことないんだって! 70代半ばの人に、真実を伝えてきたことなんてないから! 1回もないよ! なかなかしびれますよ。この後もいろいろとロケ行ってますから、そういうロケに、だんだん伝え方もうまくなってますよね。(山崎:成長しているところも見てもらいたいですね)あと、怖いのは普通に俺たちが宿に行ったときに、「低評価レビュー」を伝えに行ってるロケじゃないかと思われるのが怖い。

◆滝沢さんも“アンタッチャブる”なロケに行かれているようですが…?

滝沢:どこまで言っていいのか分からないですが、私は“あの方”にお会いしに行った時に、出てきた瞬間から、何か心臓にピキピキっと電気が走るような出会いをして、見に行くだけなら楽しいんですけど、それを“この方々”に見せたり、全国の方々に伝えるとなると…(山崎:オレたちの名前忘れたわけじゃないよね?)アンタッチャブルさんにVTRとして見せるとなると、私はただ楽しく行かせてもらった側なので、その後が気になりますね。1秒1秒がすごかったので…。(柴田:どこにロケ行ったの?)奈良?(スタッフ:茨城です)

◆今後、開けに行きたい(ロケをしたい)パンドラの箱は?

滝沢:深海に行きたい。マリアナ海溝に行きたいな。

◆(同学年の)バカリズムさん、アンガールズ・田中さんからみて、アンタッチャブルの2人のロケを見た感想は?

バカリズム:30年近い付き合いなんで、楽しそうに2人がロケをしているのが、見ていてうれしくなりますよね。本当に久しぶりにアンタ2人がロケをしているのを見るから。番組の初回に呼んでもらって。多分何もなければ、本当だったらもっと早い段階でこういう状況に呼んでもらえたと思うので…。

柴田:なんか、すみませんね…。

◆2人のすごいところは?

バカリズム:編集上は何分かにまとめられているんですけど、そこには使われていない何倍ものカットがあるんだろうなと、それを想像させるのは楽しいですよね。

田中:柴田さんが結構、ザキヤマさんにしつこくいろいろとやらされていて、柴田さんが嫌な顔をすればするほど山崎さんのスイッチが入っていくので、あの瞬間は、自分が現場にいたらいやだなぁと思いますね。でも、そういうシーンが見られれば見られるほど、楽しい空気や映像になっていくと思うので。

◆WBCで日本が世界一になったことは刺激を受けた?

山崎:やっぱ、受けましたね。(柴田:全然受けてないです! 全然前にロケに行ってるじゃん!)調査員にヌートバー的な人が入ってこないかなと。それでいうと、うちのリチャード(草間リチャード敬太)だと思うんで、切り込み隊長は。そういうので、チームとして頑張っていきたいなと。(自分は)お笑い界の大谷翔平として頑張っていかないと、「ザキヤマ&バービー」の二刀流で頑張っていきたいと思います。(一同:2人いたらだめなんだよ!)(柴田:1人で2つやらないと! 2人に増えてるじゃん!)

◆初スタジオ収録終えてみて、番組の手応えと伸びしろは?

山崎:柴田さんの伸びしろはまだまだある。僕の思っている柴田さんのポテンシャルの1割もまだ出てないので。(柴田:ポテンシャルなんて関係ないじゃん!)本当だったら、スカイダイビングしてから宿のご夫婦に低評価のレビューを伝えられるくらいの人なので。

◆今後、番組をどう大きくしていく?

柴田:皆さんの持っているパンドラ、例えば「お姉ちゃんが机の引き出しの中にこんなものを隠していると思うんですけど…」といったミニマムなことから、地球上がビックリするようなことまで扱えたら、かなりの伸びしろがあると思うんです。我々も頑張ります!

番組情報

『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』
『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』©カンテレ

『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』
カンテレ・フジテレビ系 全国ネット
毎週火曜 午後9時~9時54分
※初回は2023年4月11日(火)午後9時~10時48分(2時間スペシャル)

MC:アンタッチャブル(山崎弘也・柴田英嗣)
初回ゲスト:滝沢カレン、田中卓志(アンガールズ)、バカリズム、草間リチャード敬太(Aぇ!group)、末澤誠也(Aぇ!group)

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧