成田悠輔が“難解な本”との向き合い方を伝授「絵のように体験すればいい」『ソレいる?六本木会議』

バラエティ
2023年06月09日
『ソレいる?六本木会議』©テレビ朝日

6月8日(木)に放送された『ソレいる?六本木会議』(テレビ朝日※関東地区 毎週木曜 深夜2時47分~)が、TVerにて6月15日(木)深夜3時4分まで見逃し配信中。

イェール大学助教の成田悠輔とテレビ朝日アナウンサーの久保田直子が、世の中の“ソレいる?”なことを本音で語り合うトーク番組『ソレいる?六本木会議』。6月8日の放送では、成田が「難解な本」について語った。

世の中には「それ一体、誰が読むの?」と思ってしまう、常人には理解が及ばない難しい本が存在する。「読んでみたいけど理解するのが難しそう」という人も多いはず。そんな“難解本”との向き合い方を成田が伝授。「難解な本を読むことはスルメを食べることに似ている」、「言葉の連なりを一枚の絵のように体験すればいい」などと持論を展開した。さらに、成田が読んで印象に残ったという本を数冊ピックアップして紹介。哲学書から詩集まで、幅広いジャンルの本が並んだ。

一方で、難解な本には手を伸ばせずにいるという久保田アナ。スタジオに並ぶ成田推薦の書籍をめくってはみるものの、書き出しの文章どころか、題名すら理解できないものも。そんな久保田アナに、「読んだとはどういう状態のこと?」と問いかける成田。「内容を理解すること」だと答える久保田アナに、成田が「理解したとはどういうこと?」と畳みかける。

成田にいわせると、本は食べ物に似ているという。そして難解本は「スルメや干した貝柱」のようなものらしい。繰り返しかじってみたり、食べ残しを放置したりするようなイメージで向き合うもの。だからか「いつ読み始めていつ読み終えたかも曖昧」なのだとか。

この手の本は、単に情報を手に入れるためのものではなく「体験するための本」であり、そのように設計されている。その「体験」自体を言葉で要約することや、説明することが難しいから、人は本を「難解」だと感じるのだという。だからこそ、本に書かれた「文字の世界」をそのまま美術館の中を歩くかのように体験すればいいのでは、と語った。

6月15日(木)放送の後編では、成田が少年時代に影響を受けた“ある人物”の「難解本」を読み解く。キーワードは「交換様式」。「番組始まって以来のいいサプライズ」と成田が喜んだある企画も。難解本著者と少年成田悠輔の間に何があったのか。

『ソレいる?六本木会議』©テレビ朝日

番組情報

『ソレいる?六本木会議』
テレビ朝日(関東地区)
毎週木曜 深夜2時47分~

TVerで見逃し配信中:https://tver.jp/series/sr0rpvndrs

公式Twitter:https://twitter.com/soreiru_kaigi?s=21&t=WjAPGNnFwAjsdV_pqR6GpA

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