芸能人の人生ドキュメント特番『いきざま大図鑑』(日本テレビ系 午後9時~10時54分)が、6月28日(水)に放送される。
さまざまな人物の生きざまにスポットを当て現代をよりよく生きるためのヒントを探る『いきざま大図鑑』。第4弾となる今回は、アグネス・チャン、IKKO、南海キャンディーズ・しずちゃんの人生の決断に密着する。
編集長役を藤井貴彦アナウンサー、編集チーフ役をハライチ・澤部佑が担当し、ハライチ・岩井勇気、カズレーザー、高橋真麻、ハリー杉山、松村沙友理、山下健二郎らがVTRを観賞する。さらに坂上忍、泉ピン子、ハリセンボン・近藤春菜がナレーションを担当。それぞれの個性が芸能人のいきざまをより引き立てる。
香港出身の歌手アグネス・チャンは1072年「ひなげしの花」で日本デビュー。高く澄んだ歌声とたどたどしい日本語がうけて一躍人気アイドルとなった。1986年、当時マネージャーだった男性と結婚した後、3人の子宝にも恵まれたが、2006年に唾液腺腫瘍、2007年に乳がんを発症。再発を心配していて「あまり子供たちに迷惑をかけたくない」と、67歳にして老後の準備を急いでいるという。
現在日本で暮らすアグネスが、老人ホーム見学のために訪れたのがアメリカ カリフォルニア州。ここは、自らも教育学を学び、3人の息子たちが入学・卒業したスタンフォード大学がある思い出の地。”老いてからも独立していたい””誰かに依存していたくない”と考えるアメリカの富裕層たちに人気の高級老人ホームを見学することに。
三男・協平さんと共に訪問したアグネスは、24時間常駐するコンシュルジュにお出迎えされ、スマートホーム対応、広さ60平米、2LDKという部屋に案内される。施設内にはフィットネスセンターやマッサージルーム、シアターもある充実ぶり。レストランでは健康に配慮された高級フレンチを試食し、「高級レストランの味。老人ホームじゃない」と舌鼓を打つ。
入居費用に驚くひと幕もあったが、「私にケアが必要になった時、子供が心配する必要がないようにしたい」と、アグネスとコンシュルジュとの間で前向きに話が進む。しかしそこに、三男・協平さんが「僕はケアできるよ」とカットイン。どうやら、本人の思いと息子たちの思いの間に溝がある様子で…。そこで、現在スペインで働いている二男・昇平さんをのぞいた、長男・和平さん、三男・協平さん、アグネスの3人で、シリコンバレーの自宅にて家族会議を行うことに。
まず「ステージ衣装や思い出の品などどうするか?」という終活の話から始まるが、3兄弟とも海外で活躍し経済的にも独立した人生を歩んでおり、息子たちから「欲しい人にあげるとか、美術館とか受け取ってくれるところがあれば」(長男・和平さん)とチャリティーオークションを提案される形になる。
そして話は本題の老人ホーム入居問題へ。アグネスは「介護は簡単じゃない。君たちだけじゃなくて家族、お嫁さんにもすごい負担がかかる。君たちがママのことを心配せずに自分の人生を全うしていく。それが理想。”老人ホームに入れたら親孝行じゃない”と考えなくていい」と、変わらず自らの老人ホーム入居を強く主張。
そこに三男・協平さんが「本音を聞きたい。迷惑をかけたくない(という建前)じゃなくて。”家族の周りにいたい”でも、”高級老人ホームでシャンパン飲んで遠足行きたい”でもいいので、本音を。家にいたいって言うのなら、それもできると思う」と、ダイレクトに突き付ける。
加えて長男・和平さんからも「(介護が)簡単だとは思っていない。家族でも出来る介護があればやっていきたい。固定観念で“こうしなきゃいけない”って言うのは本質的じゃない」との言葉が。これにアグネスは沈黙してしまう。果たしてアグネスの本音は。真剣な話し合いを経て、家族でどんな答えを導き出すのか。
また、3兄弟全員がアメリカ・スタンフォード大学を卒業。世界大学ランキング2023にて3位(東京大学は39位)にランクインした超一流大学だが、番組ではアグネス流の子育て術も本人の口から語られる。
その中の1つが「生まれてすぐから本をたくさん読み聞かせる」。アグネスいわく、「とにかく毎日違うもので刺激して、本をたくさん読んであげる。絶対に効きます」とのこと。三男・協平さんは2歳で本が読めるようになり、子育ても楽だったそう。さらに食事にまつわる子育て術や、息子たちから語られる子育て秘話も。
このほか、IKKO61歳の今、美容家人生をかけて成し遂げたい夢、性別、年齢を超えた老若男女に美を届ける「究極の化粧品作り」にも密着。知られざる”ビジネスマン”としての素顔が明らかに。また、芸人、女優、ボクサー、常に挑戦し続ける南海キャンディーズ・しずちゃんの新たな夢にも密着する。
番組情報
『いきざま大図鑑』
日本テレビ系
2023年6月28日(水)午後9時~10時54分
番組HP:https://www.ntv.co.jp/ikizama/
公式Twitter:@ikizama_zukan
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