神田伯山が企業の手痛い黒歴史=“苦労の歴史”から教訓をあぶり出す『神田伯山の これがわが社の黒歴史』シリーズ放送開始

バラエティ
2023年06月28日
『神田伯山の これがわが社の黒歴史』©NHK

『神田伯山の これがわが社の黒歴史』(NHK総合 毎週水曜 午後11時~11時29分)が、7月5日(水)よりシーズン放送開始。

全国421万社、よそさまにはとても言えない失敗や、シャレにならないヤバい過去。令和の時代の今だから語れる黒歴史=苦労の歴史を、神田伯山が伝える異色の経済番組『神田伯山の これがわが社の黒歴史』が、この夏ついにシリーズ放送。良かれと思っての大失敗や、ささいなボタンの掛け違えなど「失敗の実体験」を講談に仕立て、当事者を訪ね毒舌混じりのトークでエピソードを深めていく。

黒歴史を笑いに昇華しつつ、失敗の原因や得た教訓をあぶり出す。そこから得られる学びや気づきは企業や業界に留まらず、混迷する日本経済に向けた教訓となるはず。楽しみながら“気づき”も得られるお得な経済番組を目指している。

“講談界の風雲児”六代目神田伯山は公演のチケットはすぐに完売、ラジオやテレビでも飛ぶ鳥を落とす勢いで駆け上がる姿から“未来の人間国宝”との呼び声が高い。そんな神田が講談調で語り起こす、企業の手痛い失敗談。寄席をみているような気分で、笑いあり、涙ありのストーリーに没入することができる。時には企業を直接訪ね、当事者への突撃取材をすることも。

また、再現VTRが人気キャラクターのコマ撮りとなっているのも番組の見どころの一つ。『ストリートファイター2』『キン肉マン』『ウルトラ怪獣』といったおなじみのキャラクターたちが出演し、数奇な運命に翻弄される人々の姿を演じる。

『神田伯山の これがわが社の黒歴史』

7月5日(水)放送回は「(4)エステー“エレカル家電”の興亡」を送る。時は2010年。エステーが挑んだのは“エレカル家電”。当時大ブームだったマイナスイオンの技術を学び、「エレキ+ケミカル」=エレカル事業を立ち上げて、家電業界に華々しく参入した。“ウイルスアタッカー”という画期的な商品をひっさげ、自信満々で発売するが…。コマ撮りには『ストリートファイター2』のキャラクターが登場する。

以降、「お菓子メーカー“マーケティングの迷走劇”」「文房具メーカー“暴走!デジタル妄想会議”」「ビールメーカー“新商品開発の悪夢”」など、ちまたで知られるあの会社が続々登場。さらに、これまでの放送のアンコール放送も予定されている。

番組情報

『神田伯山の これがわが社の黒歴史』
NHK総合
2023年7月5日(水)シリーズ放送開始
毎週水曜 午後11時~11時29分
※NHKプラス、NODでも配信あり

<再放送>

「バンダイ“世界一売れなかったゲーム機”」(再放送/2021年3月、5月放送)
2023年7月2日(日)午前1時~

時は1990年代。プレステ・セガサターンなどがしのぎを削る“ゲーム戦国時代”に参戦したバンダイがアップルとタッグを組んで開発した「ピピンアットマーク」。ところが「世界で一番売れなかったゲーム機」の烙印を押され、約270億という多大な損失を生むことに。コマ撮りはガンプラ。

「ヤマハ“半導体の落とし穴”」(再放送/2021年11月放送)
2023年7月2日(日)午前1時30分~

静岡・浜松の世界的楽器メーカー「ヤマハ」。楽器づくりの延長線上で始めた半導体事業が、90年代のパソコン普及期に大成功。稼ぎ頭となるも風向きが一変。新工場を売却し、創業以来の危機に陥った。ところがその後…。ジェットコースターのような浮沈の足跡を辿る。コマ撮りはウルトラ怪獣。

「ブラザー工業“早すぎた配信ビジネス”」(再放送/2022年8月放送)
2023年7月放送予定

ミシンからタイプライター・プリンターまで幅広い領域を手掛ける名古屋のブラザー工業。この会社が1980年代後半に挑んだ画期的なビジネスが「ゲームの自動販売機」。しかしそれは早すぎた配信ビジネスとして会社の運命を大きく翻弄することに。コマ撮りはキン肉マン。

番組HP:https://www.nhk.jp/p/ts/XL1JYWZLNZ/

©NHK

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