よゐこと関西ジャニーズJr.のAぇ! groupが出演する『関西ジャニ博』(MBS 毎週土曜 深夜1時28分~2時1分/関西ローカル)で、7月8日(土)から4週にわたって絶滅危惧種の「ニホンウナギ」 保全プロジェクト発足の様子を送る。
この番組は2025年の大阪・関西万博に向けて、よゐこと関西ジャニーズJr.のAぇ! groupがさまざまな実験&調査に挑むバラエティ番組。これまで大阪淀川水系でさまざまな生態調査を実施し、昨年、道頓堀川で絶滅危惧種のニホンウナギの捕獲に初めて成功した。
そこから半年がたち、番組は“発見”から次のステージ“保全”に取り組むプロジェクト「道頓堀川ウナギのすみかつくり」を立ち上げ、これまでどおり、おおさか環農水研生物多様性センター全面協力の下、あらたに大阪市の後援を得て、道頓堀川のニホンウナギの継続調査、保全に着手する。
6月7日に行ったロケでは、期間限定で大阪・道頓堀商店街のど真ん中に大々的にポスターを掲示し、道頓堀川で採れた生きたウナギを連れて、道頓堀川ニホンウナギ生息の認知を高めるパレードを行った。これは、道頓堀川の地元「道頓堀商店会」の全面協力で実現したもので、今後も道頓堀川のニホンウナギに地元と共に向き合っていく。
5月10日のロケでメンバー全員が考えた標語の中から、道頓堀商店街での掲示に採用されたAぇ! groupの佐野晶哉は「めちゃくちゃうれしかったですね! 写真とか、おかげさまで最近少しずつ露出が増えてきましたが、『自分の考えた言葉』があれだけ想像の5倍くらい大きな看板になって道頓堀に飾られていたので、びっくりしました。これを見て1人でも多くの人たちに、道頓堀川にニホンウナギがいるということを知ってもらいたいです」とコメント。
ウナギに詳しい大阪動植物海洋専門学校校長の亀井哲夫さんは、「バラエティ番組でありながら、道頓堀川でニホンウナギが初めて獲れたことを『獲れた』で終わらせず、そのウナギの回遊履歴を論文にして、さらに地元を巻き込んだ生息環境の保全にまで展開するユニークな番組。今後、道頓堀川が水生生物の豊かな川になるように見守っていきたい」と。
また、ニホンウナギの捕獲から保全まで全面協力、論文にまでまとめた、おおさか環農水研生物多様性センターの山本義彦さんは、「都会の真ん中で生きもののすみかを増やし、生物多様性を通して街の活性化にも貢献しようとする『関西ジャニ博』のネイチャーポジティブな取り組みにこれからも期待しています。大阪は生物多様性のトップランナーになれますね!」とコメントを寄せている。
番組情報
『関西ジャニ博』
MBS ※関西ローカル
2023年7月8日、15日、29日、8月5日(土)深夜1時28分~2時1分
<出演>
よゐこ(有野晋哉、濱口優)
Aぇ! group(正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉)
©MBS