8月8日(火)放送の『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』(カンテレ・フジテレビ系 午後9時~9時54分)は、ゲストにハライチ、滝沢カレン、生見愛瑠が登場する。
この番組では、“パンドラの箱”すなわち世の中にあふれる「残念」「危険」「不思議」な事象に体当たりで取材を敢行。『アンタッチャブるTV』という番組タイトルの通り、時には“触れてはいけない事象”にも切り込んでいく。
「すごくおいしいご飯屋さんなんですけど、出会ったことのないジャンルのアニキがいまして…」アンタッチャブルにそう証言するのは関西テレビのある営業マン。実は今回2人が不可解なレビューについて真意を確かめに行く人気飲食店は“いちげんさんお断り”で、会員の彼の紹介でようやく入店が許されたのだ。
東京都品川区にある「好好(ハオハオ)」。食べログの評価は星3.77と極めて高いが、一方でレビューは「Tシャツ購入でしか食せない伝説メニューがある」「完全会員制で5か月待ちのアニキの店」「いろんな意味で神の店」「半開きシャッターのマジカル中華」などとこちらは混迷が極まっている。
山崎弘也の運転で助手席から店を発見した柴田英嗣が、ふと気づいたようにつぶやいた。「この店…見たことあるよ。ただ入ろうとは思わなかったんだよ」。それもそのはず、大通り沿いにあるため車からは目立つが、レビュー通りの半開きシャッターが知らぬ者を寄せつけない威圧感を放ちまくっている。
店の自動ドアが開かず、柴田が困っていると中から怒声が。「手動だよバカ!」まだ外なのに、既に出会ったことのないジャンル感が店内からダダ漏れだ。「アニキ怖ぇな…」とおびえながら入店する2人を「おまえらか!(笑) 誰が来るか知らなかったけど、まぁ座れよ」と温かく迎え入れる店主。しかし山崎が「アニキどこに座れば…?」と尋ねると、「適当にだよバカ!」と一喝。念のため押さえておくと、これらは店主と客の会話である。
「熱い料理は俺が運ぶが、後は自分たちで運んで。おしぼりは後ろ、皿はこっち! 一発目はスープ来るからさ。箸はこっちね!」メニューもなく、まだ何も頼んでいないにもかかわらず、ガンガンまくしたてるアニキ。すっかりビビる2人だったが、差し出された“極み海鮮スープ”をひと口飲むと表情が一変する。
続いて、「接客態度がひどく出禁にされた」「価格設定が異常で頭と胃袋がパニック!」「店長が気まぐれで自由すぎる」というお店に取材。これらは全て、東京都新宿区にある「定食酒場食堂」に関するレビューだ。食べログでは星3.28。その評価と謎レビューの数々が全く一致しない。
真偽を確認すべくアンタッチャブルが店に入ると、壁にはメニューが書かれた貼り紙がズラリ。柴田が「すみません! 注文いいですか?」と姿の見えない店主に声を掛けると、厨房から「は~い」と小さな返事が。重ねて山崎が「すみませ~ん!」と声を張り上げた瞬間、「うるさいっ!」と店主が急に激怒し、一気に張り詰める空気。
「1回で聞こえる」と、ムッとしながら歩いてくる店主に、完全にのまれる柴田。「あっ、すいません…。注文させていただきたいんですけど、お薦めは…?」。しかし店主はボソッと、「お薦めはないですね」。柴田が精いっぱいの笑顔で「あっ! 全部おいしいってことですね?」と返すも、「それは分からないですけど。そういう店じゃないんで」と言葉少なだ。
さらに、貼り紙をよく見ると「当店は、お腹いっぱいにならないと帰れません」「ルールその一:残すな! ルールその二:ルールその一を守れ!」などと、とにかくたくさん食べて何があっても残すなという店側の明確なメッセージが強調されていた。店主のオーラから言って、守らなかったらどうなるかは容易に想像できる。
結局、一番多く頼まれるという「名物定食」を頼んだ2人。288円という都心とは思えない超格安ぶりに驚くが、さらに驚がくしたのがその定食の中身だった。「それをまた食べようと思ったら1200日後に来なさい」。そう静かに告げた店主。彼の意外すぎる過去、そして謎だらけの店に込められた信念が明かされる。
番組情報
『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャブるTV』
カンテレ・フジテレビ系
2023年8月8日(火)午後9時~9時54分
MC:アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)
<8月8日放送ゲスト>※五十音順
岩井勇気・澤部佑(ハライチ)、滝沢カレン、生見愛瑠
公式サイト: https://www.ktv.jp/untouchable-tv/
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