時代の変化を世代別の“ニンチド(=認知度)”で斬っていくクイズバラエティ『ニンチド調査ショー』が、土曜午後10時に枠移動し『ザ・ニンチドショー』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後10時~10時54分 ※一部地域を除く)としてリニューアル。9月16日(土)の初回放送に先立ち、引き続きMCを務めるフットボールアワーの後藤輝基とホラン千秋、テレビ朝日・増田哲英プロデューサーのコメントが到着した。
タイトルが変わったことに関して後藤は「言いやすくなりましたね。『調査ショー』が結局慣れずで…」と笑顔。一方のホランは「『調査』という言葉は抜けましたが、タイトルの大事な部分は継承されているので、気持ち的にもスムーズにお引っ越しできます」と、気持ちを新たにしている様子。
また、枠移動に伴い、スタジオセットもシャンデリアなど派手なものから、木目を基調としたリビングルームがイメージのセットに変更。「僕とホランの後ろにでっかいシャンデリアがあったんですが、めちゃくちゃ熱かったんですよ。快適になりました」(後藤)、「より夜感が出たんじゃないですかね。ムーディな、歌謡曲にも合うような世界観になっていて、昔懐かしい雰囲気も感じられます。おしゃれなバーに遊びに来た気もしていました。座って進行できるのもありがたいです!(笑)」(ホラン)と高評価。
リニューアルに伴い、内容もパワーアップ。これまでは、2時間SPで4ネタ、1時間放送で2ネタという構成だったが、今後は1時間で1テーマが基本に。これにより、昭和歌謡から懐かしのCMまで、取り上げるテーマをよりディープに掘り下げていく。
エッジの立った深掘りにホランも「ゴールデンの放送の時は、1回の放送でいろいろな角度から昭和や過去のものに触れていたのですが、歌謡曲などひとつのテーマに迫って、それを深掘りしてよりディープな世界を知ることができるのも、面白みのひとつ」とアピール。また「企画もどんどん、攻めたものがあってもいい」と後藤が提案するように、今後のラインナップも幅広いものになることが期待される。
後藤は「ホランとのMCも、もう1年ですか。相変わらず安心してできていますよ。とてもやりやすいです。そんな二人が変わらずにお送りする『ザ・ニンチドショー』ですが、放送時間が変われば、皆さんの状態も今までとは違ってくると思います。お風呂も入って、お酒を飲んであとは寝るだけなのか、晩御飯を食べながらなのか…その時間なりの楽しみ方をしていただけたらと思います!」、ホランは「思い入れがあるものは人それぞれ。テレビの前で『私はこうだった』『いや、俺はこうだった』と会話を弾ませながら見られるコーナーも増えたと思いますので、楽しく見ていただければと思います。視聴していると、きっと各々の思い出が付随してくるので、ご家族の中でも知られざるエピソードも出てくるかもしれませんね!」と意気込みを語った。
後藤、ホラン、テレビ朝日・増田哲英プロデューサーによるコメント全文は以下を参照。
後藤輝基 コメント
タイトルは『ザ・ニンチドショー』ですか…。言いやすくなりましたね。以前の「調査ショー」が結局慣れずで、収録前に、ホランの横でずっと小さな声で「調査ショー、調査ショー…」って言ってたぐらいでしたから(笑)。土曜よる10時へのお引っ越しとなりますが、全世代に見てほしいとはいえ、やはり時間や曜日的には、我々と同世代、あるいは上の世代の方が見られる機会が多いのでしょうか。そういう人に、以前より増して「あの頃が懐かしいな」とか、家族で見ていただいていれば「あの時はこうだったんだよ」みたいな、会話が生まれればうれしいですね。
セットも変わりましたが、以前のセットは、僕とホランの後ろにでっかいシャンデリアがあったんですが、めちゃくちゃ熱かったんですよ。作っていただいたんですごくありがたい話なんですが、とにかく熱っつい(笑)。快適になりましたね。
放送時間が深くなったので、企画もどんどん、攻めたものがあってもいいんじゃないですかね。今回も、酒場でお酒を飲んでらっしゃる方々にインタビューを取っていましたが、カラオケがあったり、昭和歌謡と近い環境じゃないですか。そういった方々のリアルな声を聞くことで、お茶の間でお酒を飲みながら見ている方も「あなたこの曲よく歌っていたわよね」なんて、会話が弾むような感じになればいいですね。
今後扱ってみたいテーマは、例えば、恋愛ひとつ取っても、1970年代に読んでいた雑誌に書いてある恋愛術であったり、アドバイスは、こんなことが書いてあった!みたいなのもできそうですよね。それをまともに受けて、彼女にアプローチしたりしていた世代もいたはずなので。アドバイスとして掲載されていた服装を、ゆうちゃみらZ世代が見て、ボロクソに言うとか(笑)、そういうのも面白いと思います。
ホランとのMCも、もう1年ですか。相変わらず安心してできていますよ。とてもやりやすいです。そんな二人が変わらずにお送りする『ザ・ニンチドショー』ですが、放送時間が変われば、皆さんの状態も今までとは違ってくると思います。お風呂も入って、お酒を飲んであとは寝るだけなのか、晩御飯を食べながらなのか…その時間なりの楽しみ方をしていただけたらと思います!
ホラン千秋 コメント
タイトルから「調査」という言葉は抜けましたが、タイトルの大事な部分は継承されているので、気持ち的にもスムーズにお引っ越しできますね。土曜のよる10時ということで、『ニンチド調査ショー』を放送していた平日木曜のよる7時だと、例えば学校が遅くなったり、会社がまだ終わってなかったり、リアルタイムで見ていただくのも難しかったのかなと思うんです。土曜は、学校やお仕事がお休みの方も多くいらっしゃると思うので、一緒にリアルタイムでテレビの前で楽しんでもらいたいです!
リニューアルに伴ってセットも変わり、より夜感が出たんじゃないですかね。ムーディな、歌謡曲にも合うような世界観になっていて、昔懐かしい雰囲気も感じられます。おしゃれなバーに遊びに来た気もしていました。座って進行できるのもありがたいです。足がむくみますからね(笑)。
ゴールデンの放送の時は、1回の放送でいろいろな角度から昭和や過去のものに触れていたのですが、歌謡曲などひとつのテーマに迫って、それを深掘りしてよりディープな世界を知ることができるのも、面白みのひとつだと思います。後藤さんが言うように、今後の企画として、恋愛ものは面白いかもしれませんね。バブルのころはおいしいティラミス屋さんを知っている方がモテたりしたそうですので、各年代の、この時どんな振る舞いすると好感度がアップしたか?みたいなクイズを、令和の方が答えたら楽しいかもしれません。
この1年、後藤さんと一緒にMCをやらせていただいて、ガラッと印象は変わりました。笑いに厳しい方ですので、無駄なことを言ったら怒られると思っていて震えることもあったのですが、ふっと横を見たらずっと貧乏ゆすりをされていて、MC台がずっと揺れているんです(笑)。最初こそ恐怖だったのですが、実はすごく優しい方だと分かってきて、私は一体、何を震えていたんだろうって。いろいろな方とご一緒しましたが、私が何か言いたそうにしていると後藤さんは必ず気付いて振ってくださるし、分からないことは教えてくださるし、こんなに優しい方はいないと言いたい! でも、気づいたら、私も貧乏ゆすりが移っちゃってました(笑)。
思い入れがあるものは人それぞれ。テレビの前で「私はこうだった」「いや、俺はこうだった」と会話を弾ませながら見ていただけるようなコーナーも増えたと思いますので、楽しく見ていただければと思います。視聴していると、きっと各々の思い出が付随してくるので、ご家族の中でも知られざるエピソードも出てくるかもしれませんね!
テレビ朝日・増田哲英プロデューサー コメント
『ニンチド調査ショー』から『ザ・ニンチドショー』に番組名が変わりますが、その理由は大きく2つ。1つはMCの後藤さんが毎回かみそうになってかわいそうだったのを配慮した事。もう1つは画数占い的に『ザ・ニンチドショー』の方が圧倒的に良かった事、であります。なのでタイトルは少し変わりますが、コンセプトが大きく変わることはありません。しかし、せっかく土曜22時という“ちょいDEEP”な時間にお引っ越しできるのですから、内容もゴールデンではできなかったDEEPなものにしていこうと、たくらんでいます。ご期待ください!
番組情報
『ザ・ニンチドショー』
テレビ朝日系
2023年9月16日(土)スタート
毎週土曜 午後10時~10時54分
※一部地域を除く
©テレビ朝日