分かりづらい日本語の意味やニュアンスを楽しく映像化して学ぶバラエティ『ニホンゴ映像社』(MBS/関西ローカル 午後8時~9時)が、本日11月22日(水)に放送。佐藤二朗と鈴木福がMCを務め、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、野々村友紀子、松村沙友理、日本語解説として明治大学文学部教授の齋藤孝がゲスト出演する。
「慣用句映像化チャレンジ」では、ある慣用句を映像化するために芸能人にドッキリを仕掛けていくことに。1組目のコットン西村真二が選んだ慣用句は、「驚きやおそれのために力が入らなくなり立ち上がれなくなる」という意味の「腰を抜かす」。
「(相方の)きょんは芸人界きっての腰抜かしなので」と自信を見せる西村だが、スタジオの佐藤は「精神的ダメージを与えるとなると難易度が高そう」と首をかしげる。
まずは、コットンの運勢を予想する偽収録。うさんくさい霊媒師に相方も知らないはずの恋愛事情などをバンバン当てられたきょんは、「合ってる…」と一気に震え上がる。
西村の作戦は次のフェーズへ。大事にしている呪物がきょんが箱を開けた拍子に壊れ、霊媒師が一目散に逃げていくという筋書き。乱心した霊媒師を見たきょんは唇が真っ青になるが、西村のもくろみ通り「腰を抜かす」のか。
スタジオでは、齋藤による解説も。佐藤は「(解説で熟語なども出てくるが)先生が言うと全部慣用句に聞こえる」、小杉は「絶対音感みたいに“絶対慣用句”感や!」と目を輝かせる。
2組目のコロコロチキチキペッパーズ西野創人が選んだのは、「不愉快な時に出る苦々しい顔」という「苦虫をかみつぶしたような顔」。「食リポロケなのにダイエット企画中の西野は全然食べられない」という作戦で相方・ナダルの「苦虫をかみつぶしたような顔」を狙う。
「食えや、どうすんねん…時間も巻きたいのによ」「辞めてまえ、お前」と西野に怒号を浴びせるナダル。果たして「苦虫をかみつぶしたような顔」を引き出せるのか。
さらに、コロコロチキチキペッパーズは「鬼の目にも涙」にも挑戦。まずはナダルに“鬼”の部分を出させるため、西野は普段から嫌がっている「スタッフが友人の結婚式のメッセージ動画をお願いする」という作戦を。続いて、誰が見ても“鬼”となったナダルに涙させるため、西野はナダルの妻からの手紙と娘が描いた絵を用意。鬼のナダルは涙するのか。
3組目の本並健治が選んだ慣用句は「顔が真っ赤になるくらい極めて恥ずかしい思い」という「顔から火が出る」。妻・丸山桂里奈に対し本並が考案したドッキリは「いい夫婦の日特別企画!愛の絶品グルメ!夫婦料理王」という偽ロケ。料理しながらイチャイチャを仕掛けていく。
ハンバーグを作る過程で、映画「ゴースト/ニューヨークの幻」の陶芸シーンのように丸山の後ろに立ち、ひき肉を一緒に混ぜる本並。思わず丸山は歓声を上げるも、スタジオの佐藤は「何を見せられてるんだこれ」と恥ずかしがる。
さらに「顔から火が出る」を引き出すため、料理が仕上がるかなどはお構いなしにイチャイチャしようとする本並。しかし、丸山は「ちゃんとやって! だから嫌だ! キーパーって本当に」とガチギレ。イチャイチャしてくれなかった丸山に対し本並は、スタジオ一同が「そっち!?」「ベクトルが違う!」と思わずツッコんでしまうトンデモ戦法を取る。
一方、未知やすえ主演による、主婦のイラっとあるあるを再現したドラマも。実際の夫である内場勝則が夫役として登場し、「かんに障る」「業腹」「慷慨(こうがい)」といった怒りの表現をドラマを通して解説していく。
吉本新喜劇でおなじみのキレ芸も披露し、内場には「たまにはお前から映画行こかって誘えや!」と現実の怒りをぶつけ、スタジオの松村は「本気のやつやん」、小杉は「全部フリースタイルやろ、これ」と顔をほころばせる。
番組情報
『ニホンゴ映像社』
MBS/関西ローカル
2023年11月22日(水)午後8時~9時
MC:佐藤二朗、鈴木福
解説:齋藤孝
ゲスト:野々村友紀子、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、松村沙友理
VTR出演:未知やすえ、内場勝則、コロコロチキチキペッパーズ、コットン、本並健治、丸山桂里奈
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