3月23日(土)放送の『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間SP』(テレビ朝日系 午後6時56分~8時54分)は、「世界のイメージをアップデートSP」。伊集院光、鈴木浩介、坂下千里子、カズレーザー(メイプル超合金)、ぺこぱ、大園玲(櫻坂46)、小田倉麗奈(櫻坂46)がゲスト出演する。
最近大きな話題となっているニュースから、今さら「知らない」とは恥ずかしくて言えないニュースまで、池上彰が基礎から分かりやすく解説する『池上彰のニュースそうだったのか!』。
本日3月23日の放送は、刻々と変化する世界を“今”にアップデートする2時間スペシャル。池上はアメリカ・テキサス州で現地ロケを行い、今年11月に大統領選挙を控えるアメリカの“今”にとことん迫っていく。イメージを覆す驚き&意外な実情までつまびらかに。
テキサスといえば、かつてはロデオやカウボーイなどの印象があり、今なお昔の街並みを残す場所もあるが、実はそのイメージを大きく覆す街へと変貌を遂げていた。今や名だたる世界企業の本社が集まってきており、アメリカを代表するIT産業や金融産業の街になりつつあるのだ。
なぜ多くの企業がテキサスへ本社を移転するのか。池上は実際にオーストラリアからテキサスに本社を移転した会社のCEOにインタビューを敢行。その背景にあるテキサスでのメリットを明らかにしていく。
一方、アメリカで問題となっており、大統領選挙でも争点の1つになっているのが不法移民。メキシコと国境を接しているテキサスでは、命がけでやって来る人が後を絶たず問題が深刻化している。池上は移民に直接話を聞くほか、彼らの生活をサポートしている教会を取材。問題となっている中、なぜサポートをするのか、どんなサポートが受けられるのか。驚きの実情が見えてくる。
さらに、アメリカでたびたびニュースとなり、問題になっているのが銃による事件。銃規制の緩いテキサスの現状はどうなっているのか、ダラス市内の銃専門店を訪れることに。そこでは、広い店内に多くの銃の数々が置かれ、中には驚きの値段のものも。
スタジオでは坂下千里子が「びっくりしました!」と驚き、伊集院光が「感覚が違うなぁ」とつぶやく。池上の取材によってアメリカでの銃の実情が垣間見え、銃規制が進まない理由も解説していく。
そんな不法移民や銃の規制にも大きく関わってくる11月の大統領選挙において、テキサス州は勝敗のカギを握る州の1つと言われている。大統領選では過去40年間にわたって共和党が勝ち続けてきたテキサスだが、最近変化が見え始めているというのだ。
そこで、池上はテキサスの人たちに誰に投票するかを街頭インタビュー。共和党のドナルド・トランプの熱狂的な支持者にも取材し、トランプを支持する理由やなぜ民主党のジョー・バイデンを支持しないのかを直撃する。さらに池上は、もしもトランプが大統領になった際、日本に与える影響にも触れていく。
ほか、各国の“今”もアップデート。お隣の国「韓国」はかつて日本との関係が良くないイメージだったが、実は今、空前の日本ブームが到来!? K-POPが世界中で広がりを見せる中、韓国では日本の音楽が注目され、中にはJ-POPマニアの人たちも。
さらに、若者に人気の街で見られる驚きの光景も紹介。ゲストの鈴木浩介は30年前に訪れた時とあることが変わっていることに驚く。池上は、韓国では日本の好感度が急上昇しているといい、その背景にある理由を解説するほか、今後の日韓関係の懸念点も語る。
また、日本人の多くが「カレーを手で食べる」というイメージを抱く「インド」だが、実は今スプーンで食べる人が急増中だという。その背景には衛生意識の向上のほか、ある驚きの理由が。IT大国として知られるインドの驚がくの実情もつまびらかにし、発展する一方で抱える問題にも迫る。
特にスタジオで驚きの声が上がったのが「ケニア」。かつては広大なサバンナや多くの野生動物が生息する国というイメージだったが、首都ナイロビには高層ビルが立ち並び、高速道路も整備。どんどん都市化が進んでおり、伝統的なマサイ族の生活にも劇的な変化が。日本より進むIT化や環境対策に、ゲストは「えー!」「マジ!?」と騒然となる。
ほかにも、タイや中国、イギリス、イランの“今”も池上が徹底解説。各国の意外な現状が明らかになり、これまで抱いていたイメージを覆していく。
番組情報
『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間SP』
テレビ朝日系
2024年3月23日(土)午後6時56分~8時54分
ニュース解説:池上彰
進行:宇賀なつみ
ゲスト:伊集院光、鈴木浩介、坂下千里子、カズレーザー(メイプル超合金)、ぺこぱ、大園玲(櫻坂46)、小田倉麗奈(櫻坂46)
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