4月5日(金)放送の『さよなら大好きな場所』(テレビ朝日系 ※一部地域を除く 午後11時15分~深夜0時15分)より、出演者の劇団ひとり、杉野遥亮、井桁弘恵のコメントが到着した。
『中居正広の土曜日な会』のコーナー「企画工場な会」から生まれた番組が、放送から2か月たたずして特番化。閉店や閉校など“さよなら”が決まった場所に密着。プロのカメラマンではなく、常連客、生徒、地元住民が自らカメラを持って大好きな場所を撮影する。
出演は、劇団ひとり、杉野遥亮、井桁弘恵、進行は島本真衣アナウンサー(テレビ朝日)が務める。人々に愛された大好きな場所の「最後の時間」を切り取るドキュメントバラエティだ。
埼玉県坂戸市にある人気の町中華「龍馬」。2012年にオープンし、常連からは「安くてボリュームがあって、こんないいとこないよ!」と大絶賛のこのお店。名物料理長は手が空くとお客さんと接するなど、気さくなところも人気の理由だ。
しかし、相次ぐ材料の値上げに悲鳴を上げ、閉店することに。そこで閉店20日前からお店の前に“さよならカメラ”を設置。常連さんが誰でも自由に使えるカメラで、常連さんだけが知る「龍馬」の大好きなところを撮影してもらう。
“さよならカメラ”が残したのはボリューム満点の料理と、お客さんたちの笑顔。最終日には開店前から行列ができ、常連の子どもたちからサプライズも。思い出に浸りながら料理を食べるお客さんたちの愛があふれるコメントに、劇団ひとりは「タレントの食レポいらないね!」と感動した様子。そんな“さよならカメラ”が映した、愛ある映像を届けていく。
続いて、兵庫県神戸市。登山客の憩いの場として営む食堂は、なんと創業100年。夫婦と娘家族、孫ら3世代一丸となってお店を続けてきたが、年齢や体調などを考慮し、家族と相談して閉店を決意。実は半年ほど休業しており、長年の常連客のために1日だけの再開を決めたという。100年の歴史に幕を下ろす最後の営業日に、“さよならカメラ”が密着。
昔ながらのシンプルなメニューが並び、七輪で焼いたトーストや創業時から提供するおでんが人気のこのお店。最終日にはオープン前から100人超えの行列で、予想外の出来事に店内も大混乱…。
実はこのお店のおでんを食べて、好き嫌いを克服した子供が多く「おでんが好きになったのはお店のおかげ」と手紙を渡す子供の姿も。そして最後に訪れたのは、地元のカラオケスナックの店主と常連さんたち。最終日にこの店を訪れた感動の理由とは。
3月で閉校が決まった、福島県いわき市の中学校にも密着。全校生徒はたった2人。保育園からの幼なじみで出会って12年、共に過ごしてきた2人に“さよならカメラ”を渡し、小学生時代からお世話になった先生や部活動の思い出など3年間の出来事を振り返る。
最後の日が近づくにつれて、「人との関わりが増えた」「この学校でよかった」と感謝の気持ちを残す2人。閉校前には卒業生たちに学校を開放して、卒業式には多くの卒業生や地域住民が参加。町全体で作る、涙と感謝であふれた感動の卒業式の様子を送る。
収録後、杉野は「(収録に)来る前よりも元気になった」と語り、井桁は「皆さんの“人生の大事なところ”を分けていただいた」と、スタジオ全体が温かい空気に包まれた。その場所に宿った人々の想いが、ハンドメイドな映像からあふれ出す番組となっている。劇団ひとり、杉野、井桁のコメント全文は下記に掲載。
劇団ひとり コメント
企画自体は『中居正広の土曜な会』でやっていて、(最後の放送から)2か月くらいでこの番組が決まりました。そういう意味で言うと、かなりペース的には厳しかったと思うんですけど、クオリティが上がって、かなり濃密なVTRになりました!
杉野遥亮 コメント
今回初めて番組に参加させていただいて、殺伐とした世の中で、人の温かみに触れるような番組に出られてよかったなと思います。(収録に)来る前よりも元気になったと思います。
井桁弘恵 コメント
1本目のVTRから涙があふれて、自分でもコントロールができないくらい気持ちが高まってグッてきてしまって…。一般の方がご厚意でカメラを回して、それが見られるっていうのはなかなか体験できないことですし、貴重な映像を見ることができて、皆さんの“人生の大事なところ”を分けていただいた感覚になり、温かい気分になりました。
番組情報
『さよなら大好きな場所』
テレビ朝日系(※一部地域を除く)
2024年4月5日(金)午後11時15分~深夜0時15分
X:@sayonaratvasahi
Instagram:@sayonara_tvasahi
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