5月14日(火)放送の『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系 午後10時~11時)は、おいでやす小田、斉藤慎二(ジャングルポケット)、橋本愛、武藤十夢、ゆうちゃみが出演し、「2024 超話題の本から読み解く 現代社会の生き抜き方」をテーマに送る。
進化が著しい生成AI、深刻化するスマホ依存、止まらない誹謗中傷…現代社会が抱える問題は少なくない。そんな絶えず変動する“今”を理解するヒントとなるのが、令和の時代に発売されたベストセラーたち。今回は最強のヒット本から激動の2024年を生き抜く術についてカズレーザーと学ぶ。
講義では「東大で一番読まれた大ヒット本! 最新!生成AIが奪う仕事は???」「誹謗中傷が年間1億件超え!? 悪口異常社会から家族を守る方法」「全世界で大ヒット!累計300万部超え! スマホ依存で日本人の脳が危険」の3つのテーマを深掘り。
東京大学で生成AIの研究をおこない、今年1月に「生成AIで世界はこう変わる」を出版した今井翔太さんが直々に講義していく。「ChatGPT」や画像生成AIなど、人間が作り出すコンテンツやデータを自動で作り出す生成AI。官民での導入事例も増えてきており、生成AIを駆使してなんと月に数百万円を稼ぐ猛者も出現。生成AIの世界は刻一刻と進化しており、活用できるかどうかで我々の収入も大きく変わってくるという。
またAIによって、人間の仕事もどんどん取って代わられる。税理士や弁護士などの士業をはじめ、肉体労働系の仕事、さらには人間の知能をAIが超えることで〇〇までもが自動化されるかもしれない。加速するAIの進化に対応するためには、人間がAIをコントロールしていくしかないのか。期待の半面、まったく未知の世界に突入しつつあるAIの将来から目が離せない。
昨年8月に出版された「悪口ってなんだろう」の著者で、南山大学人類文化学科准教授の和泉悠先生が教える悪口の本質。年間1億件を超えると言われる誹謗中傷。そもそも悪口とは、「人を同じランクの人間として扱わないこと」が特徴。悪口の内容ではなく、言ったこと自体が重要であり、しばしば人を見下す手段として使われる。
和泉先生いわく、悪口には人の尊厳を傷つける力があるとのこと。しかも悪口は伝染したり、依存したりしてしまう危険性があり、SNS上で似たような現象が発生した結果、誹謗中傷が蔓延してしまう。膨大な誹謗中傷に一件一件対応できるワケもなく、現代は“悪口の異常社会”とも言える。しかし悪口を言わないこと、そして言われたときに適切な対処でトラブルを回避することは可能だそう。
さらに世界37か国で翻訳され、シリーズ累計300万部を記録した「スマホ脳」の著者、アンデシュ・ハンセン先生が緊急出演。脳の進化と社会のミスマッチについて斬新な切り口で解説してもらう。実は人間の脳は、過去1万年もの間、まったく変わっていないという。ところが、ここ数百年で技術力は飛躍的に向上。なかでも、「スマートフォン」の登場により昔と変わらないままの脳に膨大な情報量が流れた結果、我々は不安や不眠などの不調をきたす事態に見舞われてしまった。
特に日本人は、SNSなどの投稿を見るだけの人間が多く、精神状態が悪くなってしまう割合が高いのだとか。無意識に他人と比較することにより、自信喪失や自己肯定感の低下をもたらしてしまうそう。スマホによる悪影響から離れるためにも、ハンセン先生は強い脳にするための方法を提示。キーとなるのは、運動。スマホの支配から脱却し、ストレスや不安を少しでも和らげる方法に迫る。
番組情報
『カズレーザーと学ぶ。』
日本テレビ系
2024年5月14日(火)午後10時~11時
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/kazu/
TVer:https://tver.jp/series/srcmcqwlmq
©日本テレビ