6月28日(金)に『そのコントやってみます』(テレビ朝日系 午後11時15分~深夜0時15分 ※一部地域を除く)が放送。出演者のオードリー、吉村崇(平成ノブシコブシ)、ハライチ、アルコ&ピース、ベッキーが囲み取材に応じた。
『そのコントやってみます』は、数々の過酷な現場をくぐり抜けてきた中堅芸人たちが、新たな熱狂を生むため「コント」に挑戦するバラエティ番組。オードリー、吉村崇、ハライチ、アルコ&ピースが、ぶっつけ本番で予定調和一切なしの即興コントに挑む。
芸人4組がこれまでのお笑い経験値を結集させ、ゲストのベッキーと観客130人の前で即興コントを披露。事前に決まっているのは、その場のクジで選ばれる「コント設定」「コント途中で入れるべきミッション」「オチの台詞」のみだ。参加する人数や配役も全て流れ次第という緊張感の中、観客を笑わせる&スベってもオンエアという究極のスリルとプレッシャーのコントシアターを送る。
収録を終え、若林正恭は「今までにかいたことのない種類の汗をかきました(笑)。いろんなところで共演してきたみんなとこういうことができて、充実感はあったのですが、裏では大人の反省会が行われていました(笑)。でも、それぞれ魅力も出ていましたし、すごくいい番組をやらせていただいたなという気持ちです」と。
相方・春日俊彰も同意し、「非常に楽しかったなという思いですよね。ただ、非常に特殊なタイプといいますか、初めて味わうような内容だったのもあり、準備のしようがなくて。でも、体力だけはと思って、昨日10時間寝ました(笑)。しっかり寝ていこうと、万全の春日を持っていこうっていうぐらいしかやることがなかったのですが、その成果が出たかなと」と自信を。
唯一ゲストとして参加し、大活躍したベッキーは「私はプロの芸人さんとは違う立場なので、普通に楽しかったですしめちゃめちゃ面白かったです(笑)。でも、みんな単独ライブかなと思うくらい、本数を重ねるごとに裏での反省会がガチになっていって…(笑)。私は子供の頃からコントがやりたくて芸能界に入ったのでうれしかったですし、本当にありがたかったです」と感慨を浮かべた。
一方、平子祐希は「お題が出た後、裏で“どうしようどうしよう”ってみんなで顔を合わせるような瞬間が何度もあったのですが、全員の黒目が左右に超高速で動いてて、誰とも目が合わずにそのまま舞台に出るという連続でした(笑)」と。「最初はみんな自分自身だったり、芸人が引っ張っていこうという図式だったのですが、本数を重ねるごとにベッキーに最終的に頼ろうっていう…。ベッキーがなんとかしてくれるだろうっていう、おんぶにだっこになっていた印象です(笑)」とベッキーに感謝を。
吉村崇も「高校3年間、毎日一緒に過ごしたぐらいの濃密な時間を過ごすことができました。皆さんとの絆ができたなっていうのと、ベッキーさんもおっしゃっていたように最初は反省会はバラエティ寄りで、みんなああだこうだって言うんですけど、後半は己を責めだす時間になり…(笑)。このパッケージが続けばいいなと思ってますし、楽しかったです」と語った。
そんな中、澤部佑は「お客さんがパンパンに入ってくださって、ライブが終わったような感覚になったんです。それに、きちんとお金も稼げているし大丈夫だよな、みたいな。でも、そうじゃなくてこれがテレビで流れるっていうのを考えると急に怖くなってきて(笑)。ただ、アドリブでウケるって、普段のウケとは違うアドレナリンが出るので、それは良かったですけど」と笑みを浮かべた。
最後に、視聴者へのメッセージを求められると、若林は「見ないでください」と衝撃発言を。続けて「というぐらいの気持ちで、全身全霊でみんなやりました。普段見られない我々が見られるというのは確かだと思います。この芸歴で、この年で、まだこんなことしなきゃいけないのかってことをみんなでやって、チームワークができていって、良かったコントもあったかなと。もしもう1回あったらやりたいという気持ちもあります(笑)。ぜひ一緒になってハラハラしていただけたら」と呼び掛けた。
番組情報
『そのコントやってみます』
テレビ朝日系
2024年6月28日(金)午後11時15分~深夜0時15分 ※一部地域を除く