8月3日(土)放送の『メシドラ 兼近&真之介のグルメドライブ』(日本テレビ系 午前11時55分~午後1時30分)は、生瀬勝久をゲストに迎えて、神奈川県逗子市を旅する。
この番組は、EXITの兼近大樹と満島真之介が、おいしいものを食べるため、台本なし・仕込みなしの完全ガチドライブを繰り広げるバラエティ。店の聞き込みや撮影の許可取りも全部本人が行い、日本全国の有名店から地元の人しか知らないご当地グルメまで探し求める。
生瀬が待っていたのは「披露山公園の展望台」。ドラマで満島と共演したことがある生瀬は「メシドラやってるでしょ、呼べよー」ということで出演してくれたらしい。富士山と江の島が一望できる景色と生瀬の登場にテンションが上がりすぎた満島は「うるせぇな、おまえ」と生瀬に怒られながら、絶景の海をバックに、ではなくただの茂みの中でのタイトルコールで『メシドラ』がスタートする。
早速車に乗り込んだ一行の最初の話題は俳優としての達成感について。学生時代から30年以上毎年舞台に出演してきた生瀬にとって、コロナ禍の1年で初めてそれが途絶えた時は「自分にとってはいろいろな思いがあってすごいこと」だと思っていたが「周りの人にとってはどうでもいいこと」なんだと感じたという。
また、出演したドラマの視聴率が良かったとしても「みんなの力」で「自分の手柄ではない」という思いがあると明かすと、満島も「実感として返ってこないものはいっぱいある」と共感。「俳優さんたちってどこで気持ちよくなるんだろう」と思うことがあるという兼近に対し、生瀬は「これ以上は無理ってとこまでやったのか?っていう自問自答はある」と俳優としてのストイックな一面を見せる。
最初のお店はオーシャンビューのおしゃれなカフェ「surfers逗子」。すてきすぎるテラス席で、生瀬の若手時代の話に。生瀬の最初の芸名は槍魔栗三助(やりまくりさんすけ)。学生時代に所属していたお笑い研究会で鰻登源八(うなぎのぼりげんぱち)と漫才コンビを組んでいたという。その後市議会議員として教育問題に取り組んでいた母親への配慮で名前を変える決断をして、母親から提案された生瀬凡太郎と生瀬伯柳を蹴って本名の生瀬勝久にしたと語る。
そして34、5歳の時に蜷川幸雄の舞台に出演した時の話として「真田広之さんがハムレットで松たか子ちゃんがオフィーリア。まだ全然売れてない松重(豊)君とか田中哲司とか。みんなで釣りとか行ったもん」と楽しそうに思い出を語る。
そこから話は人付き合いの仕方に関して。友達は作らないし、冠婚葬祭にも全然行かないという生瀬。「八嶋智人君が結婚するときに行くって言ってドタキャンして、それが悪かったな」と思った生瀬はなんと「だからもう行くって軽々しく言わないでおこう」という驚きの結論に至ったという。「大体別れるじゃん?結婚したって」と生瀬の発言を聞いた兼近は「全く同じです」と共感。相方りんたろー。の結婚式でさえ「行きたくなさ過ぎて、金一銭も払わないでメシだけ食って帰りました」と明かす。
次のお店に向かう車中で「自分が女性だったら肌を露出するか」といういつもの小学生議論を軽快にこなしてたどり着いたのは、逗子海岸の絶景が広がる「レストラン ラ・マーレ」。ここで再びお笑いを目指していた生瀬の大学時代の話題に。同志社大学喜劇研究会に所属していた生瀬は「俺も面白くなりたいってずっと思っていたけどお芝居に出会ってお笑いはもう無理だと思った」と当時を振り返り「で、僕のサークルの後輩がカズレーサーなんだよ」と意外な名前が突然飛び出す。
「餓狼伝説」のジョー・ヒガシの声が生瀬だったという分かる人にだけ分るネタで盛り上がりながら最後にやってきたのは「長柄桜山古墳群」。ここで、富士山と江の島の絶景をバックに、旅にかかった代金を誰が支払うかを落ちていた木の枝を使った超地味なゲームで決めることに。果たしてお支払いは誰になるのか。
番組情報
『メシドラ 兼近&真之介のグルメドライブ』
日本テレビ ※関東ローカル
毎週土曜 午前11時55分~午後1時30分
※TVerで最新話を無料配信
出演:兼近大樹(EXIT)、満島真之介
©日本テレビ