『ポツンと一軒家』と『帰れマンデー』が1年ぶりコラボ サンドが秘境の料理宿を目指して過酷旅 所&林に「涼しいですか?スタジオは」

バラエティ
2024年08月25日
『ポツンと一軒家×帰れマンデー見っけ隊!!』
『ポツンと一軒家×帰れマンデー見っけ隊!!』©テレビ朝日

『ポツンと一軒家×帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系 午後7時~8時56分)が、8月25日(日)に放送される。

テレビ朝日系列を代表する人気バラエティのコラボ企画「豪華!真夏の3夜連続番組祭り」の最終夜を飾るのは、『ポツンと一軒家』と『帰れマンデー見っけ隊!!』の「秘境路線バスの旅 バスサンド」のコラボ。所ジョージ&林修がいる『ポツンと一軒家』のスタジオへサンドウィッチマンが登場し「バスサンド」と『ポツンと一軒家』のVTRを見ながらトークを繰り広げる。

サイコロの出た目の数だけ路線バスで進み、飲食店を探しながらゴールを目指す「バスサンド」ブロックでは、サンドと飯尾和樹(ずん)、王林の4人が富山へ。目指すゴールは、『ポツンと一軒家』で過去3回訪れた、公邸料理人などの経験もある主人が四季折々の料理を提供する山奥の料理宿「八十八」。所は「(前回の)放送後どうだったかも聞いてもらえるし、面白い!」と期待を寄せる。

ただでさえ過酷な「バスサンド」が、『ポツンと一軒家』とのコラボではさらに険しさを増すことを前回経験しているサンド。旅の冒頭から伊達みきおはため息をつき、富澤たけしも「普段山奥に行きますけど、(コラボでは)さらに奥…」と戦々恐々。

しかも、ゴールのヒントとなる衛星写真を見た一同は、森が一面に広がる中にポツンと佇む光景にがくぜん。そんな一同に追い打ちをかけるように、やってきたのはワゴンバス。数々の秘境を経験している伊達は、ワゴンバス=大きいバスが通れないほどの険しく細い道ということを知っており、「はい、しんどいの確定です」と覚悟を決める。

バス停に降り立った一同を待ち受けていたのは、田んぼと山へと続く一本道のみ。飲食店を探しに歩き始めるも、変わらぬ景色に「俺たち動いてる?」と戸惑うほど。さらに、一同を急な上り坂が襲い、「何これ!?」「ラージヒルレベルですよ!」とサンドと飯尾が口々にネガティブ発言をする中、王林は「景色良いから、頑張れる!」とポジティブに盛り上げる。

そして、伊達が「涼しいですか?スタジオは」とスタジオの所と林に訴える場面や、道中の疑問をクイズ形式で問いかけるコラボならではの場面も。途中、分かれ道でもめたり、あるミラクルな出来事に沸いたり、地元の食材を使ったカフェ飯に感動したりと、大騒ぎしながらも楽しく旅を繰り広げる一同だったが、最後のバス停にたどり着いた時、旅は一変。最初に心配していた過酷な旅が現実となって一同を襲うことに。

最後のバス停からゴールのポツンと一軒家を目指す一同はひたすら続く山道を歩き、つらい思いを口にせずにはいられない伊達は「ひたすら上ります、所さん、林先生!」と訴える。いつも以上に厳しい道のりに、今回は特別にドローンを飛ばしてポツンと一軒家を探すが、ドローンでもゴールは見えず…。

しかし、紆余曲折ありながらもたどり着いたゴールのポツンと一軒家では、つらさも一瞬で吹き飛ぶ絶品料理と、料理宿夫婦の感動秘話が待っていた。所と林は「素晴らしい!」と拍手し、「テレビの可能性を感じる面白さ」と大絶賛する。

後半の『ポツンと一軒家』ブロックでは、愛媛県の山奥にあるポツンと一軒家を訪ねる。実は、そこは昨年サンドがゲストで登場したときに訪問した家の主人から紹介された一軒で、1年前にその家を訪ねたところ、64歳の住人女性から「ここは紫陽花がとてもきれいなので、来年、紫陽花の咲くころに来てください」と言われたため、10か月の時を経て捜索隊は紫陽花の季節にあらためて愛媛へ向かう。

その一軒家があるのは、過去最大級ともいえるような高低差の下り坂の先。所たちスタジオ一同が「うわうわ!」「怖い!」と驚くほどのタイヤぎりぎりの崖道を慎重に下っていくと、昨年訪れた時には見当たらなかった、そこかしこに咲き乱れる色とりどりの紫陽花が。

迎えてくれた65歳になった女性とその両親によると、そこはかつてみかん農園だったそうだが、寄る年波からミカンの世話をできなくなったところ、娘がもらってきた紫陽花の花を20本ほど挿し木したのがきっかけだったという。今では「だるま紫陽花」「隅田の花火」などの品種が10種類以上、140本もの紫陽花がシーズンを迎えると咲き誇るそう。

しかも、「今年は『ポツンと一軒家』が来るかもと思って、きれに咲いてもらえるように一生懸命にお世話をしました!」と笑顔で母娘が語るように、紫陽花の見事な絶景が広がる。そんな紫陽花に魅せられた母娘と90歳になる父の山奥での暮らしぶり、そしてこのポツンと一軒家に隠された物語とは。

サンドウィッチマン コメント

◆2回目のコラボとなりますが、いかがでしたか?

伊達みきお:『ポツンと一軒家』とのコラボはうれしいですけど、ゴールが半端なく遠いんです。前回のしんどかったイメージがすごく残っていて。もちろん、歩いてたどり着いたからこその感動がありましたが、それ以上にしんどくて…。今年もその通りでした。

富澤たけし:コラボはうれしいですが、僕は4年に一回くらいでちょうどいいと思っているんですよ。今回はバスの停留所が衛星写真に写っていない場所からゴールのポツンと一軒家を目指して歩いたんです。途中でドローンを飛ばして先々の道を確認しながら向かったのですが、どこまで飛ばしても山ばかりで建物がまったく見えなくて…。つらさが増すばかりでしたね。

◆旅の道中ではスタジオの所さんと林先生に訴える場面もありました。

伊達:お二人がスタジオで観ているというのは、コラボならではですし、今回は2回目のコラボなので前回以上に話しかけていました。お二人とも『帰れマンデー』に興味をもってくださっているので、いつか一緒に秘境路線バスの旅に行きたいもんです。

富澤:いつかサイコロ一つ分だけでもご一緒したいですね。

◆『ポツンと一軒家』の魅力はどんなところにあると思いますか?

伊達:「これって本当に現代なの?」という都会では見ることのできない映像があって、そこでの生活を便利か不便かだけで考えると不便に違いないんですが、そうした不便さやしんどさを一切感じさせない、むしろ豊かな暮らしぶりとさえ感じることができる魅力がありますよね。僕自身、田舎暮らしに憧れがあるので、面白そうだなと思いつつ、でも虫がいっぱいいるんだろうなって考えたりしながら観ています。虫がいると何もできないんで(笑)。

富澤:その地で暮らしている方々の歴史や暮らしぶりですね。「100年以上も前の時代にまでさかのぼっていくのか!」ということに驚きますし、話についていけない自分がいる時もありますね(笑)。ただ、災害などがあった時に井戸があって、自給自足ができる。そうしたポツンと一軒家で暮らしていらっしゃる人たちがいちばん強いんだな、と感じます。

◆今回のコラボでの『秘境路線バスの旅』の見どころを含め、視聴者にメッセージをお願いします。

伊達:飲食店を探す様子もですが、何よりも秘境バス終点の停留所からポツンと一軒家を目指す道中ですね。自動車でポツンと一軒家を捜索する道中とはまた違って、我々は歩くからこその苦しさ…いや、感動を楽しんでほしいと思います。いやね、スタジオでVTRを観ているだけでも足がつりそうになりましたよ!

富澤:映像を観ていると、体が思い出すんですよ。あの時のつらさを(笑)。ただ、今回ゴールで訪れた料理宿の食事が本当にすごくて、道中のキツさがチャラになるようなおいしさでしたね。なので、一緒に歩いて旅をしている感覚で観てもらえればと思いますね。飲食店を探す道中で、お店がどこにも見当たらない絶望感とか、キツい山道を汗だくで歩く様子も含めて。

番組情報

『ポツンと一軒家×帰れマンデー見っけ隊!!』
テレビ朝日系
2024年8月25日(日)午後7時~8時56分

『帰れマンデー見っけ隊!!』ブロック
MC:所ジョージ、林修、サンドウィッチマンロケ:サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)
ロケゲスト:飯尾和樹(ずん)、王林

『ポツンと一軒家』ブロック
MC:所ジョージ
パネラー:林修
ゲスト:サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)

©テレビ朝日