『ドリフに大挑戦 正月から全力初笑いスペシャル』(フジテレビ系)が2025年1月1日(水)午後5時~8時50分に放送される。
この番組は“ドリフを愛してやまない芸能人たち”が大集結し、ザ・ドリフターズのメンバーとともにおなじみコントに挑戦していくバラエティ。
このたび、海を越え世界で活躍中の渡辺直美の緊急参戦が決定。念願のドリフ初登場で高木ブー、加藤茶それぞれと歴史に残る夢の共演を果たす。また、初出演・亀梨和也(KAT-TUN)のコントの相手役に、大女優の大地真央が登場。さらに『キングオブコント2024』(TBS系)で優勝したラブレターズの塚本直毅・溜口佑太朗も初参戦し、プライベートでも仲が良いという勝地涼と身を投げ打ったコントを披露する。
渡辺直美は、2021年からアメリカ・ニューヨークに移住。2023年、全米7都市を巡るトークライブツアーを行い、今年10月にはニューヨークで初のスタンダップコメディ単独ライブを開催し、チケットは販売後数分で完売。追加公演が決定するも、追加公演も即完売と大躍進を遂げている。
直近ではイギリスBBCで今年の「100人の女性」にも選出され、アメリカ・ロサンゼルスで開催された「アンフォゲッタブル ガラ(the Unforgettable Gala)」で、コメディアンとして挑戦し続けアジアのためにグローバルな視点で新たな道を切り開く存在として、グローバルグラウンドブレーカー賞(Global Groundbreaker)」を受賞した。そんな渡辺は、名作コント「雷様」「神様」「鶴の恩返し」の3作品に登場する。
「雷様」コントでは、渡辺は高木の娘役に。「雷様」レギュラーの高木、飯尾和樹(ずん)、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、永尾柚乃が、正月のためニューヨークから帰省したという渡辺を呼ぶと、壮大な音楽の下、渡辺が登場し、ニューヨークで鍛え抜かれたリズム感とセンスで華麗なダンスパフォーマンスを披露する。高木は渡辺の輝く姿にうずうずし、一緒にパフォーマンスに挑むが、ダンスではなく芸人屈指の顔芸がさく裂。そして、そんな2人を見て永尾も「私もやってみたい!」と斬新なパフォーマンスに挑戦する。
『ドリフ大爆笑』(1977年~1998年/フジテレビ系)の人気ネタの1つ「神様」コントでは、かつて志村けんが披露した神様役に渡辺が挑戦。何でも願いをかなえてくれるといううわさを信じて、澤部佑(ハライチ)らカップルが神社にやってきてお願い事をしていると、自称神様だという渡辺が登場する。しかし、渡辺はヨボヨボしていて、神はボサボサ、実に頼りない雰囲気。「あたしゃ神様だよ」と何度も繰り返し主張するが、あまりにも耳が遠すぎて澤部たちと会話が成立しない。
諦めた澤部たちがその場から退散すると、渡辺は耳も足も悪くなって人間の信用を失ってしまった自分の身の上を嘆き始める。そして、「若くなりたい」と神様にお願いし始めるという神様らしからぬ行動に。すると、今度は自称神様を名乗る加藤が天から舞い降りる。渡辺と加藤がそれぞれの神様の姿で話し始めるが、また加藤も耳が遠く…。
さらに、日本の民話の代表作「鶴の恩返し」コントにも出演した渡辺。本来の「鶴の恩返し」といえば、おじいさんに命を救われた鶴が自分の羽を使い美しい布を織って、おじいさんに恩返しをするという感動的なお話だが、ドリフのコントとなると話は違い…。おじいさんを訪ねてきた可憐な女性役の渡辺は一体誰なのか。また「決してのぞかないでください」というセリフが何度も繰り返されるが、このコントにおける真意とは。
そして、大地真央もドリフ初登場。出演するコントの1つ「恐妻家」では亀梨と共演し、大地はコント全体の笑いをつかさどる責任重大な妻役を務める。横暴な夫にふんする亀梨に、文句1つ言わず従順に応える妻役の大地。あまりの亀梨の暴挙ぶりに大地が哀れにも見えるようだが、「あなたちょっと…」と亀梨を笑顔で呼ぶ姿が、どんどん恐ろしくなってきて…。
さらに、大地はカップルの別れのシーンを題材とした「波止場」コントにも出演。港での別れ際、大地は胸の内をとくとくと語る女性役を熱演。相手の恋人役の長田庄平(チョコレートプラネット)は少しかっこつけた様子で大地の話を聞いているのだが、何やら途中から後ろで1人ドタバタ暴れ始め…。
また、『キングオブコント2024』優勝者のラブレターズも初登場。これまでに、バイきんぐやかまいたち、東京03など多くの売れっ子芸人を輩出した『キングオブコント』だが、今年のコント界覇者としてのプライドを懸けて2人がドリフのコントに挑む。
そして、このコントに勝地涼も登場。勝地といえば、志村けんの半生を描いたドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』(2021年)で加藤茶を演じ、コントでの加藤のキャラの再現度の高さに絶賛の声が相次いだ。そんなハイレベルコントの経験豊富なラブレターズ&勝地が、ちょっと変わった親子として体を張ったドリフのコントに挑む。
小学生にふんした塚本&溜口。学校から帰ってくると、父親役の勝地に向かって開口一番に「算数のテストがあったよ!」と報告。何やらうれしそうな表情でさぞかし出来が良かったかと思いきや、2人とも0点。そんな点数でもへらへらした2人の根性をなんとかたたき直したい勝地は、算数を体で覚えさせようとするのだが、始まったのはパイ投げや水かけ。部屋の中がめちゃくちゃになるほどの体当たりコントで、ドリフ感満載の世界が展開される。
渡辺直美 コメント
◆初の『ドリフに大挑戦』への出演について
出られて本当に光栄です!私は、小さいときからずっとドリフを見ていて、ドリフのコントをやりたくて芸人になったんです。この豪華なセットの中で、出演者それぞれが個性豊かなキャラクターの役を持ち、コントをやるというのが自分の夢でした。加藤さんや志村さんのコントのリズム感を見て学んで芸人になったので、ドリフは本当に私のあこがれでした。今回加藤さん高木さんともご一緒できて、この番組のレギュラー陣の皆さんともコントができて本当に幸せでした。
◆収録について
収録はめっちゃ緊張しました。どんな感じで本番撮影まで進めていくのかと思っていたのですが、軽くみんなで段取りをしたらすぐに本番が始まったのでびっくり!高木さんとの“雷様”コントはカツラを被った時に“うわー私本当にあの舞台に立とうとしているんだ”と思って。今回高木さんの娘役ということですごくうれしかったです。大勢でわいわい楽しくコントしておなかから笑いました。加藤さんとの“神様”コントは本当に探り探りでやった感じでしたが、とっても印象的でした。共演への緊張で最後すごくテンパってしまいました!(笑)
私たちが楽しんでいたので、その空気感が伝わって放送を見てくれる方々は絶対楽しんでもらえるはず!すてきなお正月になると思います!」
◆海外で長く生活される中で、日本のコメディをどのように感じていらっしゃいますか?
日本のコメディは大胆でスピーディーでパワフルだと思っています!海外にいても、よくドリフの昔の映像が流れてくるんです。海外の方もみんな“何これ!”と言って面白がって見ています。日本のお笑いは世界に誇っていいものだと思いますし、その環境の中で育てられた私はラッキーだなと思っています。
◆2025年をどんな年にしたいですか?
お笑いが好きなので、今回ドリフをやらせて頂いてやっぱりコメディをたくさんやりたいなと思いました。今回の出演で、2025年もコントとスタンダップコメディ両方に力を入れてバキバキにやりたいなとスイッチが入りました!
大地真央 コメント
◆初の『ドリフに大挑戦』への出演について
ビックリしましたがうれしかったです。特に夫は私の出演を本当に喜んでいて、“すごいね、うらやましい”と言っていました(笑)収録は、1回しか撮れない、やり直しがきかないということで、ものすごい緊張感がありましたが、楽しくやらせて頂き、また機会があればぜひもっとコントをやりたいなと思いました。意外な人が意外なことをやられるので、非常に面白いと思います。このドリフの世界観をぜひいろいろな方に楽しんでいただきたいと思います!
塚本直毅&溜口佑太朗(ラブレターズ)コメント
◆初の『ドリフに大挑戦』への出演について
塚本:ずっと見ていたドリフに出られるというのがうれしかったです!僕たちは兄弟役で出ていたのですが、朝からメイクさんがどっちの鼻に鼻水をつけるか相談していて、すごい光景を見ているなと思いました(笑)。
溜口:僕は全部完成した後に楽屋戻ったらメイクさんが来て、鼻水担当でと言われて(笑)選ばれた人しかつけられない鼻水をつけることができて光栄です。
塚本:うらやましいな~。設定上、僕が兄なので弟につけるべきだという話になったんですよね(笑)。
◆勝地さんとのコント共演について
溜口:勝地さんとはもう10年くらいの付き合いで普段から連絡を取り合ったりするくらい仲が良いのですが、まさかドリフで共演するとは思わなくて。お話を聞いたら“俺いくつもパイを食らっているからな~”とかなりの経験者で(笑)勝地さんの胸を借りて挑もうと思います!
高木ブー&加藤茶(ザ・ドリフターズ)コメント
◆収録を振り返って
加藤:皆さんのコントの話を聞いていると本当に楽しい。話を聞いているだけでも楽しいので、これは放送を見たらもっと楽しいと思います!出演した皆さんが、遠慮なく個性を出してくれているのがとってもいいですね。最初の出演の時は、皆さん結構ガチガチになってしまってそれがおさえて見えてしまっていたんですけど、そのうち個性を出されるようになって面白くなって。回を重ねるごとに良い回転をしていると思いました。
高木:ドリフは、僕たちが昔やったのと同じコントの題材をやってもらっても、その出演するメンバーで空気が違うんだよね。同じコントなのに、全然違う面白さがある。こういう形にもなるのかと毎回驚かされています。ドリフの5人がやった形、全くその通りにやるんじゃ意味がないんです。加藤が言ったようにそれぞれの人の個性がそろうと、題材は同じでも違ったものになるということですね。これは1つの発見だよね。いろいろなゲストの方がきていろいろな形でコントをやってもらえることが、今でもドリフが続き、ドリフが長生きすることなんじゃないかと思っているので本当にありがたいです。
番組情報
『ドリフに大挑戦 正月から全力初笑いスペシャル』
フジテレビ系
2025年1月1日(水)午後5時~8時50分
<出演者>
高木ブー、加藤 茶(ザ・ドリフターズ)
飯尾和樹(ずん)、飯塚悟志(東京03)、井上順、入山楓、春日俊彰(オードリー)、勝地涼、亀梨和也(KAT-TUN)、カンニング竹山、劇団ひとり、後藤郁、近藤春菜(ハリセンボン)、さらば青春の光、澤部佑(ハライチ)、柴田英嗣(アンタッチャブル)、大地真央、チョコレートプラネット、鎮西寿々歌(FRUITS ZIPPER)、塚地武雅(ドランクドラゴン)、永尾柚乃、西村瑞樹(バイきんぐ)、野呂佳代、爆笑問題、長谷川雅紀(錦鯉)、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、深澤辰哉(Snow Man)、宮舘涼太(Snow Man)、向井康二(Snow Man)、ももいろクローバーZ、森香澄、ラブレターズ、渡辺直美 ほか
※五十音順
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